#157 IRAQ・6 | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

海外派兵の是非とか、国際協調の枠組とか、人道的援助とか、日米同盟の意義とか、イラクの民族問題・宗教対立とか、とりあえずそういう難しい問題は抜きにして。

サマワの人たちが欲しいのは、何よりも仕事だそうじゃないか。


自衛隊がサマワにやってきて、彼らを雇用すると期待しているらしい。

だったらなにも、わざわざ自衛隊だとか日本人だとかが出ていく必要はないだろう。


水道工事でも学校建設でも、日本がお金だけ出して、事業そのものは地元企業に発注すればいい。


「金は出しても人は出さない」という中傷を気にしているのかもしれないが、求められているのが人ではなく金なのだからしょうがない。


地元企業に建設ノウハウがないのであれば、こんなことを言うと怒られるかもしれないが、あえて誤解を怖れずに言うならば、中進国の建設会社あたりなら様々なリスクをしょった上で、自衛隊なんかよりもはるかに費用対効果のいい仕事をしてくれるかもしれない。

っていうかさ、新規雇用を創出するのって、国際貢献なのかあ?