#276 INHERITANCE | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

そもそもプロパンガスを始めたのは、「班田収受の法」復活を訴えるためであった。


もちろんその話題についてばかり毎日書こうとも想わないし、それほどひろがりのあるテーマでもない。


が、たまには書かないとね。

プロパンガスの考える平成版「班田収受の法」は、こうだ。


・相続税の税率を一律100%とする。
・ただし、配偶者には(生保の受け取りがなかったり少ない場合に限り)数千万円の控除を認める。
・収受だけでなく、「班田」も行う。すなわち、18歳以下の子ども(の保護者)には、毎年、国から、ひとりアタマ100万円程度の養育費を支給する。
・それに伴い、国や地方公共団体は、学校やその他教育機関(大学院レベルの、国家の知的水準・技術水準を維持・向上するための研究機関は対象外)への経済的支援を一切やめる。すべての学校が独立採算の私立学校となり、学費もそれを支えるに足るところまで上がる。

そんなところなんだけどね。

これだけ巷に「預金封鎖」「国家破産」「ハイパー・インフレ」の書籍が並んでいるのに、相続税引上による危機回避について触れた本が1冊もないのは、とても不思議だ。

気の遠くなるような金額の財政赤字の問題を解決するのに、今すぐにそれだけの現金を用意する必要はない。


最終的に国民の個人資産を国が巻き上げる方法を示せば、それで足りる。