#273 PUDDING 2 | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

プリンと羊羹の話で、さらに詳しい情報をいただいた。


羊の血で固めたもの、というプロパンガスの仮説は大間違いだったが、どうやらどちらも羊のスープが起源らしい。


(以下コピペ)

羊羹の話

羊羹の起源は中国の羹(スープ)といわれています。


『羹に懲りて膾を吹く』という諺でも解るように、羹とは本来熱いスープだったようです。


羊の肉を煮込んだアツアツのスープが羊羹だと言う事になります。これがやがて羊の内臓などをペースト状にした羊羹餅に変化し、点心として用いられるようになったそうです。


点心として持ち込まれた羊羹は日本の食習慣、特に仏教の影響から動物性素材から植物性の素材に変わったものと思われます。


室町時代には蒸し羊羹のようなものが小豆を素材として作られていたそうです。


やがて、寒天が発明され、現在の練り羊羹が誕生します。練り羊羹の起源については、江戸説、京都説、長崎説が有名です。


寒天の誕生は万治年間(1658~1661)のことで、京都伏見の旅館で心太料理が余り庭に捨てておいたところ、数日後心太が干物状態になっているのを宿の主人美濃屋太郎左衛門が発見しこれが水で煮溶かすことげでき、冷やせば固まる事を発見したのが始まりとされています。


---------------------------------------------------------------------

Christmas puddings

イギリスのトップ・クリスマス・プディングメーカーのマシュー・ウィリアムズの予想によると、今年は、4千万個のクリスマスプディングが食べられるそうです。


このうちの2千5百万個は家庭で消費され、自家製のプディングを食べる家庭は18パーセントにのぼるということです。

クリスマスプディングは、干しぶどうとスパイスとアルコールの入ったどっしりとした蒸しケーキのようなものです。


アーモンドなどナッツの入ったものや、アルコール抜きのものもあります。

クリスマスプディングの前身は、"frumentry" と呼ばれるお粥のようなもので、その起源は14世紀にさかのぼります。


これは、煮た牛肉と羊肉に干しぶどうと prunes (干したプラム)、ワインとスパイスを加えて作られました。


これはどちらかというとスープのようなものだったそうです。


1595年までに、frumentryは、plum porridge とか plum pudding と呼ばれるものに進化します。


パン粉と卵が加えられ、かなりどろっとしたものになります。


その後、質素を尊んだ清教徒が勢力を持つと、クリスマスプディングは贅沢品とされ、一時イギリスの歴史から姿を消しますが、1714年ジョージ一世の時代に復活しました。

今日のクリスマスプディングは、この plum pudding がさらに固形化したもので、1670年頃に今のような形になったようです。


現在でも、プラムは入っていないにもかかわらず、クリスマスプディングはしばしばプラムプディングとも呼ばれます。


ふきんに包んで蒸すと伝統的なまん丸のプディング型が 出来上がるわけですが、最近スーパーで出回っているものは、容器ごと電子レンジで加熱ができる(microwavable) ものがほとんどで、そのため平らなふたのついたボウル (bowl) 型が圧倒的に多くなっています。(やっぱり、まん丸だとお皿に乗せて切り分けるのが難しいからでしょうか?)


クリスマスプディングは伝統的には、ブランデーをかけ、火をつけて食卓に出されます。(わたしは実際に試したことはありませんが、おたまにブランデーを入れて温め、そこに火をつけて、プディングにかけるそうです。)


ブランデーバターあるいはブランデーソースもプディングに添えらます。


もっと手軽なところでは、これらの代わりに、濃いめの生クリームをかけていただいたりします。