
マイコンメーターは長時間出し続けているガスを感知し自動的に遮断します。
気づかず遮断された場合、突然ガスが出ない為、混乱される方も多いのではないでしょうか?
そんな時に、ご自身で復帰ができるようご案内致します。
復帰手順
- 手順1:ガス機器を止める
- 遮断されている為、ガス自体は出ていませんが、コンロや給湯器の器具栓を止めるようにして下さい。屋外のガス機器や湯沸器の種火も止めます。
- 手順2:復帰ボタンを押す
- 復帰ボタンの位置はメーター前面の左下方です。奥までしっかり押し、すぐ手をはなしてください。ボタンキャップがある場合もあります。奥まで押すと赤ランプと液晶表示が点滅します。
- 手順3:1分程待ちます。
- ガス漏れがないか確認しています。手順1をおろそかにするとガス漏れを感知する場合があるようです。
- 手順4:ランプを確認します。
- 1分間ほど経過後、異常がない場合は復帰完了しご利用できます。赤ランプの点滅と液晶の文字が消えます。
震災時の二次災害防止
プロンガスは都市ガスに比べても高い場合が多く、デメリットを感じる方が多いでしょう。
しかし、阪神淡路大震災が起きて以降、プロパンガス世帯が急増しました。
都市ガスは復帰できていないところ、プロパンガス物件はすぐに復帰しました。都市ガスは道路に埋もれた配管を修理する為、大変時間を要します。震災から1週間以上復帰しなかった声も届いています。
マイコンメーターの優れた機能
震度5以上の大きな揺れを観測した時点で自動的にガスの供給を遮断し二次災害を防ぎます。
こうしたシステムと連動させ保全に力を入れている会社は月額でレンタル代などの名目で加算されている場合もあります。
こうした仕組み作りにより、プロパンガスの事故を減らし、災害時を意識したエネルギーとして再認識されています。
お困りの際
プロパンガスに関する事でお困りの際には当協会にお任せ下さい。