
都市ガスがプロパンガスに比べて料金が安いのは何故でしょう。
その違いは性質そのものと供給方法の違いが大きく関係します。
プロパンガスと都市ガスの成分
- 都市ガスの主成分
- メタン:日本では海外から輸入するLNG(液化天然ガス)の大半が燃える天然ガスであるメタンが原料となっている。
- プロパンガスの主成分
- プロパン・ブタン:日本では海外から輸入するLPG(液化石油ガス)の大半がこのプロパンやブタンを主成分として原料となっている。
- プロパンガスと都市ガスの違い
- こうした成分の違いからも輸入価格が異なってくる為、都市ガスの従量単価は安く仕入れられている反面、石油と密接な採取方法になり、石油価格の高騰と共にプロパンガス料金にも影響を及ぼします。
- またガス供給の方法も違う為、経費やコストの掛かり方が違う為、料金に差が出てきています。
その他、様々な経済事由により変動し常に料金が変わってきています。正しいガス会社を選ぶ事で適正な料金提供が可能なのは、こうした仕入れ値の変動を理由に値上げに踏み切るガス会社がおり、利益向上を目的とされるケースが多い為問題視されています。
供給方法の違いとは
都市ガスは道路の中に配管を埋めてガスを各世帯まで届けています。なので運搬費用等の経費が少なく、料金を抑える事に成功しています。
プロパンガスはボンベを配送する為、配送コストがかかります。物件の場所によっては配送が大変でその分コストが掛かります。
知られていない都市ガス事情
都市ガスについて、尋ねられる事もありますが、以外と知られていないのは、地域によっても都市ガスの料金設定は違うという事です。
プロパンガスと似た点ではありますが、販売店によってガス料金は違います。場合によってはプロパンガスの方が安くなるエリアもありました。
※やはり殆どは都市ガスの方が安いのですが。。。
お困りの際
プロパンガスに関する事でお困りの際には当協会にお任せ下さい。