『ディズニーオフィシャルホテルでどこにとまりたい?』と聞かれれば
多少のプランニングもあるとはいえ私は『ミラコスタ』と答えるだろう。
アール・デコスタイルの好きな方はアンバサダーだろ!
やっぱりシンデレラ城の見られるランドホテル だろう!
コスパならセレブレーションだろう!
なんて賛否両論もあるが、、、
このコロナ禍において、どうやらオフィシャルホテルも苦戦を強いられているようだ。
お盆やクリスマス、お正月などは絶対的に空室などほとんどないオフィシャルも
お盆期間においてもまだまだ空きがある状態だ。
この7/26までの4連休においても空室が目立っておる。
ツィッターなどでは『チケット買えない』などとディズニー行く気満々いう声も目立つ中で
意外といえば意外である。
7月初旬にディズニーホテルに宿泊させてもらったが
その時は空室を探すのが大変であった。
理由はある。
①ホテルの宿泊部屋数が制限されていた。
②セレブレーションホテルが休止していた。
コンシェルの部屋に泊まりたかったが、諦めざるを得なかった。
ただ今はまた状況が違う。
明らかに予約可能部屋数も増えている。
顕著なのはアンバサダーホテルだ。
8/13のお盆休みの真ん中であろう日程においても多くの空室が目立っている。
ランドホテルにおいては…
キャラクタールームも埋まらずだ。
ちなみにミラコスタではスイートカテゴリーがあるのみだ。
しかしここまでの状況になったのはここ1週間のことだ。
最大の理由はコロナウィルスの感染者数が大幅に増加したことであることは間違いない。
または7月の賞与にてコロナの影響で高額なホテル宿泊費に回せるほどの賞与を得られなかったか。
あっという間にキャンセルが増えたという印象だ。
リスクを回避するなら旅行はいかずだ。
しかし反例もある。ミラコスタだ。
ミラコスタはキャンセルの数が少なく予約できない。
ポルトパラディーゾサイドは勿論のことミキルムですら空きがない。
もしかしたらミラコスタが宿泊可能部屋数を他のホテルより少なくしていることも考えられるが…
ここに来てホテルの人気の優劣が表面化しているように感じる。
もう一つ考えられるのは
最近になって
『シェフミッキー にキャラクターの出演はありません』
というアナウンスが再リリースされたこと。
6月のディズニー再開文章中でもアナウンスがあったが改めて案内が行われたようだ。
シェフミッキー ならキャラクターいるかも!なんて考えた人がいたのか…
間違って訪れる人が多かったのだろう。
またレストラン予約画面においても
インスタ などを見ても過去のキャラクターとの触れ合い動画をあげてる人がいるから
尚更勘違いするのだろう。
あくまで個人的な考えではあるが
アンバサダーホテルに宿泊する理由は…
『朝食シェフミッキー』が予約できるという高待遇にあるのではないだろうか。
朝からミッキーたちとのグリーティングに興じることが出来るのだから
ディズニーファンにとってはこの上ない喜びだ。
私はアンバサダーには宿泊したことがない。
そんな奴が何を言ってんだ!と自分でも思うが
必ず選択肢から外れるのである。
もちろん唯一気になるのは朝食シェフミッキー
しかし現状でその朝食シェフミッキー にキャラクターが出演しないとなれば
無論魅力は半減以上のものになる。
『キャラクターのいないシェフミッキー って凄くレアだよね!』なんて
強がりに似た疑いたくもなるようなツィートも見かけるが
ただのホテルブッフェレストランだ。
値段も高価のまま変わらない。(値段下げたらキャラクター出演料がいくらか想像つくが…)
さらにはコロナ禍でブッフェのくせに自分で料理の取り分けができない。
スタッフが取り分けるからガッツリ好きなものが食べられない…
それなら行かない。
アンバサダーのキャンセルが一気に出た理由がそれであるとは断定しないが
原因として大きいと思わざるを得ない。
それだけ『シェフミッキー 』は特別なのだ。
最強のレストランであって
予約の取れないレストラン
ディズニーファンの憧れ。
アンバサダーに与えた影響は強すぎるだろう。
前述したが、アンバサダーに宿泊したことがない。
だから今年のお盆に宿泊予定を立てていたので
シェフミッキー を抜きにしても『これを機に…』となんとなく頭を過った瞬間もあった。
個人的に夏はディズニーオフィシャルホテルのプールを楽しみたいから宿泊したいという理由もある。
当然アンバサダーのプールは魅力的だ!
行ってみたい!綺麗だ!
けど雨のリスクを考えると…
屋内プールのあるテルメ!
結局ミラコスタになってしまうのだ…
アンバサダーの魅力については様々な人から拝聴することがあるが
うーん…朝食シェフミッキー以外に選択する理由がなかなか見つからないのである。
今度全力でスタッフに聞いてみたい。
アンバサダーの魅力というのをホテルスタッフ側からの意見を聞きたい。
空室にはもう一つ特徴がある。
ラウンジ利用のカテゴリーはほぼ埋まっているということ。
お盆やクリスマスの宿泊客の楽しみはパーク内が混雑したら迷わず『ラウンジへ』
と思われる方も多いと思う。
それはランドホテルでいえばコンシェルカテゴリー
ミラコでいえばスペチカテゴリー
アンバサダーのアンバサダーフロアカテゴリー
ここら辺は予約が埋まっている。
やはり考えることは一緒なのだろう。
ともあれコロナの状況をギリギリまで見極めるという人は多いだろう。
8月のお盆期間で少し感染者数が減っていれば
『やっぱ行ってみるか』となるに違いない。
ディズニーランドが定期的なチケット再販売で入園数を増やしていることもある。
人が増えすぎて待ち時間が毎日長くなっている
感染リスクを考えざるを得ない。
お盆=混む 印象が強い。
なら尚更行かないのであろう。
少なくともお盆にホテル予約は入れた人たちは
1日だけでもパークインできる保障を求めて予約入れた人たちもいるだろう。
今や月曜日か木曜日の夜8時くらいにはチケットが再販売されとる。
保障なくてもいけるなら安価なホテルに泊まる構図もハッキリしているのである。
7月初旬のディズニーは明らかに空いていた。
人とすれ違うにも距離があった。
感染リスクは都内で歩くよりも少なかった。
今は違う。
アプリを見て
『ソアリン 60分!空いてるやばーい』
とアトラクション基準では見えるが
コロナ禍において、今のディズニーは
間違いなく『混んでいる』のだ。
ソーシャルディスタンスが取られていても
60分間以上の並びのアトラクションで
後ろに並んでる人が咳をし続けていたら、、、
60分間の苦行を終えた後
60分後から感染の恐怖に取り憑かれる
コメディ映画でも作れそうな状況である。
そもそも列は常に進んでいて、ソーシャルディスタンス用に敷かれたマーカーはほとんどが意味をなさない。
途中で急に止まったりするから椅子取りゲームのようにライン上に止まれず微妙な位置関係で並ぶ人たちがいるのだ。
マスクの義務化はあるが
そもそも感染者数の4割いると言われる無症状感染者に対して検温対策で入場規制をする。
というところに綻びはある。
乗り物を降りた際にも一気におりるから一時的ではあるが密になる。
アトラクション出口に設置された消毒液も全員が使っているわけではない。
大前提として感染0の対策なんてないと思われるが…
あくまで
ディズニーに行きたいのである。
ディズニーに泊まりたい。
だから運営側も少し考えて欲しい。
書き入れ時というのも分かるが…
この状況でチケットを定期的に販売するのはナンセンスだ。
恐ろしくて仕方がない。
チケット再販売についても
ツィッターなどで
『再販反対組は貸切ディズニー気取るな!お前らだけのディズニーじゃない』
とお見かけするが…
おいおい…そもそも『コロナ戦時中』ということを忘れんなよ。と言いたい。
そのために入場制限がある。
入場制限あるから『行ってみよう』とする家族がいる。
コロナリスクを顧ず、ただディズニー行きたいだけの怖いもの知らずのディズニーファンではないのだ。
大多数の人がコロナリスクを天秤にかけるだろう。
今リスクを増やす必要など全くない。
ホテル運営状況
シェフミッキー が与えるだろう影響や
増員のリスク
運営側こそ分かっているものだろうが
本当に大変なのだろうと思う。
経営陣は従業員の生活を背負ってこそのものだ。
大いに稼ぐ必要があるのだ。
テーマパークは天気という外的要因に振り回されることもあるだろうが
コロナという天気予報は未だに梅雨明けしない。
本当に時代は変わってしまったのかも知れない
ディズニーという大きな企業もまた
ドラッカーが語るように
変化はコントロールできなくとも変化の先頭に立って欲しい
と外野の戯言を語りたい。
入場時間規制と並行していっそのこと乗り物回数券でも作ったらどうだろうか…
感染者がディズニーから出ないことを切に望む。