しばらく続いているスニーカーブーム
そんなスニーカーブームにも何やら怪しげな動きを感じている。
そろそろ本格的なスニーカーバブル崩壊が間近に迫っているような気がしてならない。
イージーadidasでの販売。イージーブーストの爆発的人気
SNKRSアプリの誕生
メルカリなどのフリマアプリの登場
ここ数年で本当にスニーカー時代は目まぐるしい変化を迎えた。
スニーカー芸人なんて言葉も当たり前のように使われ
YouTubeも当然のことながらスニーカーのプロYouTuberの真似事をする素人が後を立たない。
そしてまさしくスニーカーバブルの象徴とも言える現象が
NIKE ダンクシリーズの価格高騰である。
それこそ2003年くらいはナイキファクトリーストアで安い値段でどんなカラーでも揃ったダンクが
抽選でも購入できず
挙げ句の果てはプレ値で20,000円超!?
箱のないダンクがカゴに入って乱雑に売られていたのを思い出す。
カゴの中でスニーカー同士のタグがひっ絡まって面倒なんだよね(笑)
そんなダンクに平気でプレ値と呼ばれる価格がつく。
今まさにそれはバブルの絶頂なのであろう。
そんなスニーカーバブルが数ヶ月前までは起こっていたのだ…
しかしここにきてそんなスニーカー時代の終焉のような現象が起こっている。
なんといってもスニダンアプリの誕生である。
アプリがバブル崩壊を促進しているように思える。
簡単に売れる、金額の動向がリアルタイムで確認できる状況で
売り手が状況を確認しながら自分でタイミングを見極めて簡単に売りに出す。
snkrsなどで当選した瞬間にみんな空売りを始めるのだ。
スニダンで売れるから!といったことで多くの人がアカウントを5〜10個使用し抽選に参加する
もちろん被ったって売ればいい。
そんな方が多いのであろう。
もちろん市場に出た販売数が多い場合には転売目的の売り手は焦って誰よりも安い金額で販売し
1円でも安い金額に出品金額話訂正するのだ。
そうして起きた現象が…
ついに定価割れ!!を巻き起こした。
25周年のセレブレーションモデル
スニパス、先行ゲリラ販売などもあり
販売するリテールショップも多かったことから
販売足数が多いと予想されていたが
発売日は12/12ということで、まだ昨日のこと。
なのに定価25,300円ではもう売れない
売り手も早く手放したい焦りが手にとるように見える状況だ。
ダンクもここにきて何発もリリースがあったことで
12/9の発売日から1週間もたたずに
定価14,300円から、600円も値を落とした。
『イージーは履いていけないよ』なんてスニーカーヘッズ友達も言っていたが
11/11の販売から衝撃的な寝落ちだ。
定価30,800円であるがアウトレットより安い金額での転売。
販売している人はどういう気持ちなのであろうか…
イージーの供給過多。変わり映えのないデザイン。
もう転売ヤーは明らかに撤退するだろう。
ええ!!!
これが定価割れ? はいその通りです。
定価23,100円でリリースされるも…
これがダンク?なんて声もあったが
オフホワイトの力むなしく
あっという間に定価割れ。
スニダンでは買手に送料と手数料が3.2%かかってくるので
定価よりは高くつくものの
これはちょっと前までは考えられない状況です。
最近のスニーカーの販売足数なら意外に多いこと
供給量が市場が安定してきたこと
スニーカー需要が低下している
などが考えられるが
スニダンにおいては多少修正をされたが
販売数(売りたい数)とオファー数(買いたい数)が分かる仕組みになっている。
パラノイズの販売から99足以上は『99+』なんていうゴマかし方をしているが
オファーがなければ人気がない。
どんどん価格が下がるのだ。
誰もが買いやすい売りやすい状況になったことにより『ふっかけたって買わない』状況だ。
素人転売ヤーはここで脱落確定だ。
そして古参スニーカーヘッズはようやく平和を得られるわけだ。
たしかに見える時代の変化。
ようやく好きなスニーカーを買い、履ける時代がすぐそこまで来ている。