先月から始まっているソーシャルパノラマプラクティショナー認定講座の前半四日間が終了したところ。
潜在意識を扱うプロのセラピストになる認定講座ですから、座学だけではなくペアになってクライアント役・セラピスト役を交代しながら様々なワークを体験していきます。
セラピストとしての在り方やクライアントとのラポールをどう築いていくかなど、傾聴の姿勢を体験しました。
こちらは傾聴の体験
そして、モデリングの実習
※モデリングとは心理学の用語。何かしらの対象物をモデルとし、そのものの行動や動作を見て真似をすること。
一人は自分の体験をポーズで表現し、もう一人がそのポーズをそっくりそのままマネをします。
まるで彫刻像のポーズをそのまま写し取る感じに腕の角度、顔の向き、足の開き、つま先の角度まで細部に渡りポーズを写し取ります。
するとどのようなことが心に起こるのか、、、
ポーズをマネするだけで、その人がどんな状況でどんな体験をしてどんな気持ちになったのかが分かるようになってくるのです！！
相手のポーズを、しぐさをマネすると、その人の情報が自分に伝わってくる、ということを全員が体験できました。
ポーズをしていた本人がすっかり忘れていたその時の状況のことまで分かってしまったペアもいて、モデリングの凄さを体験しました。
三日目からは会場が変わり、広いスペースを使って、自分の心の空間に配置している相手との関係性の位置を出すワークをしました。
「人間関係・家族関係を見える化できる」のがソーシャルパノラマです。
イメージワーク中。。。
そして前半最後の四日目では、自分自身の自己イメージを書き換えていくワークも行いました。
自分のことは自分が一番分からないものです。
自己イメージはどこかの幼少期のタイミングで自分で作り上げたものだったのかしれない、ということを身を持って体験します。
この自己イメージの書き換えワークは、先祖の意識まで書き換えるワーク。
幼少期よりもっと前、胎児になる前の先祖のDNAに入っている価値観から書き換えていくときに、自分の心の中にどんな変化が起きるか、、、
とても深いワークなので、気づきが起こったときの受講生さんそれぞれ涙、涙でした。
しばらく放心状態だったペアもいました。
潜在意識の変容が起こった証です。
家系のカルマもこのワークで解消できる、と私は感じました。
今週木曜から後半が始まります。
ファミリーパノラマという手法を三日間かけて学び、七日間の全てのプログラムが修了です。
自分の家族をまるごと癒していく手法がファミリーパノラマ。
まずは自分の心の空間に、自分の家族それぞれをどんな位置に配置しているかを「見える化」するところからスタートです。
壮大なセラピーです。
人を癒し、変容を起こすセラピストになっていくには、まずは自分自身が癒されて、意識の変容を起こしている必要があります。
藤原真理子先生の指導のもと、ソーシャルパノラマの手法で受講生さんの意識がどんどん癒され、変容していく姿を目の当たりしています。
自分を見つめる、自分と向き合うことになるので時にはしんどいこともありますが、縁ある仲間たちと助け合いながらセラピストへの道を進んでいく受講生さんの姿に昔の自分を思い出し、うるうるしています。
自分自身が心の底から癒され感動したものが自分のものになり、その感動と癒しを今度は人に提供できるようになっていきます。
このソーシャルパノラマの手法を手にした受講生さんのこれからが本当に楽しみです。
【追記】
2022年7月、8月、名古屋開催が決定しました！
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初めてマイコエルを知った方はこちらをお読みくださいませ➡「ヒプノセラピストになるまでの経緯」