オブジェクトのマテリアルを決める際、BlenderKit などから読み込む事があったりすると、マテリアルリストにたくさんのマテリアル名が表示されて困る事があります。

 

基本的に、一度ファイルを保存してから再度開きなおす事により、使っていないマテリアルは自動的に削除されるのですが、それだとアンドゥなどの履歴操作が出来なくなったりします。

 

今回は、作業を続けながらの「使っていないマテリアル」の削除方法の覚え書きです。

 

 

現在、棚に入れる本の制作中に「使っていないマテリアル」が増えてしまいました。↓

 

 

いったんファイルを保存してから開きなおせば良いんですが、敢えてこのままの状態で消そうと思った訳です。

 

 

【Python Script を使って消す 】

 

①Python Console を開く。

 

画面上にある「Scripting」を押します。↓

 

 

 

②Python Console 上で以下のスクリプトを3行まとめてコピペして、Windows なら Enter を2回押します。

for material in bpy.data.materials:
    if not material.users:
        bpy.data.materials.remove(material)



③マテリアルリストを確認します。↓

 

 

 

④使っていないテクスチャの場合は以下のスクリプトになります。

 

for image in bpy.data.images:
    if not image.users:
        bpy.data.images.remove(image)


今回はスクリプトを使いましたが、もしかしたら他に簡単な操作で削除する方法があるのかもしれません。
(HDRI画像はHDRI Haven より)