本日もシアトルよりお届けします。
Yukakoです。
私はCHS取ったのは2回目ですから
だいたいどんな感じかわかってたので
本当だったら
今まで自分が行ったことのないトレイルを選びたかったんだけど、
前回2019年に卒業したときは
ジェニーちゃんとシェリーの卒業ハイクを選ばなかったし、
alumni卒業生として普段のCHSのハイクには何度も参加しましたが、
卒業ハイクだけはその年の生徒しか参加できないため、
また来年も私がロッテリーに当たってCHSが取れるとは限らないので、
生徒である今年は、
ジェニーちゃんとシェリーと一緒に卒業しようと決めました。
なので、15マイル凄いように聞こえるけど、
結構みんなできちゃうと思うよ。
これは
目の検査じゃないよ
グループの前の方を歩いてた私、
途中、望遠鏡で下の方を見てる人がいたので
”何が見えるんですか?”
って聞いたら
約14−15匹のマウンテン・ゴートの群れ
(写真よーく見てみて)
後で
後ろを歩いてたグループに聞いたら
気が付かなかったんだって。。。
待ってて教えてあげればよかった


だけど
私の場合、キャンプもしないのは
フカフカのベッドで寝たいから
なのに
山ロッジ、
30人の他人とほとんど男女混合のバンクベッドをシェアして
サマーキャンプとかして育ってこなかった私としては
ベリンハムのモーテルに泊まって朝一人でトレイルヘッドまで行こうかな。。。。
まじで思いましたが、
ハイク参加者全員がベーカーズ・ロッジに泊まると聞いて
これは私だけ別行動では
リーダーのジェニーちゃんとシェリーに迷惑をかけるだけなのは
わかっていたので
私も頑張ることにしました。
ロッジは
思ってたよりも綺麗で、ご飯も美味しかったし
シャワーまであって悪くなかったんだけど、
やっぱり夜
金曜日、仕事終わったあとにやってきた私は
到着が遅くなって
バンクベッドが全然知らない人達の一角になってしまったわけ
窓側から埋まるので、
私が確保したベッドは昼間でも懐中電灯なければ
なんにも見えないような暗い場所
隣に寝てる人が誰かなのかも見えない
周りの人のいびきはもう
当たり前のようにゴーゴー鳴り響くだけでなく
ベッド3個のコノ字型で
一番奥に寝ている私
一晩目は、私の顔と左側に寝てる人の足が近くに位置した為
彼女(彼?女の人か男の人かもわかんない)が寝返りを打つ度に
ビニールがかかったマットレスが
プラスチックっぽい音を立てて
その音で
目が覚めた私は、もうその音が気になって気になって。。。。
合計で、ホントのところ3−4時間しか寝てないんじゃないかってくらい
(でもホントはもっと寝てるとは思うけどね)
次の日の土曜日の夜は、
耳栓を貸してもらったのと、
私の頭の位置を反対側にしたのと、
さすがに15マイルのハイキングで疲れてたので、結果寝れましたが
夜自分の寝袋まで行くのがちょっと怖かったくらい
またベーカーロッジ行きましょう〜って言われても
断っちゃうだろうなあ〜
今回
生徒10人にジェニーちゃんとシェリーの二人のリーダーのグループでしたが、
私は気がついてなかったけど
15マイルを歩くに当たって、結構ナーバスになってた人たちもいたんだってさ。。。
実はCHSには暗黙のルールがあって、
卒業ハイクは
トレイルヘッドに来たら”卒業”
なんだよね
そういうのも
何回もやってると聞く話です

子どもたちを毎日元気づけるのが仕事
お姉ちゃんのシェリーも小学校の先生なんです。
チェーンレイク・トレイルのループを私達が降りていたときに
登ってきた男性二人組、
二人のバックパックにささってたのが釣り竿に見えたので
”釣りに来たの〜?”
そしたら彼ら
”いや、狩り(ハンティング)に来たんだ”
釣り竿じゃなくて、鉄砲だったんかい
私”何を狩るの?”
彼ら”熊”
私”許可書持ってるの???”
彼ら”持ってるよ”
私”熊獲ったらどうするの?”
彼ら”食べる。。。ステーキとかソーセージにするとか”
この後に私が彼らに言えたのは
”Be Safe"(安全第一よ)
本当の心の中では
”おまえら熊に食われてしまえ”
休憩時間もいれて約11時間歩いていると
12人が離れてきて、
2人とか3人だけで歩いてる時ができますが、
その時に一緒に歩いたグループの人から聞いた話
3年前にミシガン州からワシントン州に引っ越してきたという人、
最初の年、引っ越してきて2つ目に来たハイキングが
このチェーン・レイクだったそうで、
そのときに悟ったのが、
”自分はここにいるべきしてここにいるのは間違いない。
自分がここにいるって事以外、世界におけることには何も意味がない”
って事だよ。
って。。。。。よくよく聞いたらチベットだけど仏教を信仰してる方でした。
なんか
言ってること凄いよくわかったし
仏教徒っての聞いて、”あ〜、やっぱり”ってちょっと思ったわ。
自然の中にいることって、
自分にとって
この瞬間って
何のものにも変えられない
その瞬間を悟った瞬間、JOY(喜び)だよね〜
トレイルの美しさは、
説明しなくても
写真を見てもらったらわかると思います。
行くのにシアトルからだったら3時間は掛かるのですが、
その”価値”十分ありのトレイルです。
(天気良くなきゃだめよ~)
正直、
他の人達が最後の方ヒーヒー言ってるのに比べると、
”まだ後2マイルくらい行けそうだなあ。。。。”と密かに思ってました。
疲れ的には先週のゴシック・ベイソンの方が疲れてたわ。
そーんな私でも、
最後の湖の向こう側に
朝私達が車を停めた駐車場が見えたときには。。。
あ〜、良かった
誰も脱落することなく、全員無事に戻ってきました。