本日もシアトルよりお届けします。

Yukakoです。

 

 
アメリカ在住の皆さんは、
よいレイバーDay週末を過ごせたかしら?
 
 
私は、
マウンテニアズのCHSコースの卒業ハイキングのために
マウント・ベーカーへ行ってきました
 
 
CHSの生徒たちにとっては、
この9月の14−16マイルの卒業ハイクのために6ヶ月間頑張ってきたので、
どの卒業ハイクを選ぶかは重要です。
 
 

私はCHS取ったのは2回目ですから

だいたいどんな感じかわかってたので

 

 

本当だったら

今まで自分が行ったことのないトレイルを選びたかったんだけど、

 

 

前回2019年に卒業したときは

ジェニーちゃんとシェリーの卒業ハイクを選ばなかったし、

 

 

alumni卒業生として普段のCHSのハイクには何度も参加しましたが、

卒業ハイクだけはその年の生徒しか参加できないため、

 

また来年も私がロッテリーに当たってCHSが取れるとは限らないので、

 

 

生徒である今年は、

ジェニーちゃんとシェリーと一緒に卒業しようと決めました。

 

 

 
合計15マイルのハイキングコースは
 
 
のコンボ
 
 
私としては、両方とも行ったことがあるトレイルだったので
歩きながら、次に何が待ってるかっていうのがわかっていたというのも
だいぶメンタル的に助けになったことは間違いなしです。
 
 
距離的には長いんだけど、標高差はいつもと同じくらい。
 
ということは、
いつものジェニーちゃん達と行ってるハイキングと
なんの代わりはなくて、それのただ長いだけ
 
 

なので、15マイル凄いように聞こえるけど、

結構みんなできちゃうと思うよ。

 

これは上矢印

目の検査じゃないよ笑い泣き

 

グループの前の方を歩いてた私、

途中、望遠鏡で下の方を見てる人がいたので

”何が見えるんですか?”

 

 

って聞いたら

約14−15匹のマウンテン・ゴートの群れ

(写真よーく見てみて)

 

 

後で

後ろを歩いてたグループに聞いたら

気が付かなかったんだって。。。

 

汗汗汗待ってて教えてあげればよかった汗汗汗

 

 
実は、
今回の卒業ハイク
 
15マイルを歩くよりも
全然私が心配してたのが、
 
マウンテニアズが所有しているマウント・ベーカーにある
 
Bakers Lodge(ベーカーズ・ロッジ)
 
に金曜日と土曜日の夜泊まることになっていたこと。

 

 
2019年にほぼ同じコースで卒業ハイクをしたときは、
ベリンハムのモーテルに泊まって
約一時間ドライブしてトレイルヘッドまで来ましたが、
 
 
このベーカーズ・ロッジに泊まれば
トレイルヘッドまでは車で2マイルだし、朝ご飯も夕ご飯も出してくれる
 
 
そんないいことないじゃない〜ドキドキ
 
って思うよね?普通は。。。チーン

 

 

だけど

 

私の場合、キャンプもしないのは

フカフカのベッドで寝たいから

 

 

なのに

山ロッジ、

30人の他人とほとんど男女混合のバンクベッドをシェアして滝汗

 

 

サマーキャンプとかして育ってこなかった私としては

 

ベリンハムのモーテルに泊まって朝一人でトレイルヘッドまで行こうかな。。。。キョロキョロキョロキョロ

 

 

まじで思いましたが、

ハイク参加者全員がベーカーズ・ロッジに泊まると聞いて

 

これは私だけ別行動では

リーダーのジェニーちゃんとシェリーに迷惑をかけるだけなのは

わかっていたので

 

私も頑張ることにしました。

 

 

ロッジは

思ってたよりも綺麗で、ご飯も美味しかったし

シャワーまであって悪くなかったんだけど、

 

 

やっぱり夜ガーンガーンガーン

 

金曜日、仕事終わったあとにやってきた私は

到着が遅くなって

バンクベッドが全然知らない人達の一角になってしまったわけ

 

 

窓側から埋まるので、

私が確保したベッドは昼間でも懐中電灯なければ

なんにも見えないような暗い場所

 

 

隣に寝てる人が誰かなのかも見えないゲッソリ

 

 

周りの人のいびきはもう

当たり前のようにゴーゴー鳴り響くだけでなく

 

 

ベッド3個のコノ字型で

一番奥に寝ている私

 

 

一晩目は、私の顔と左側に寝てる人の足が近くに位置した為

 

彼女(彼?女の人か男の人かもわかんない)が寝返りを打つ度に

ビニールがかかったマットレスが

プラスチックっぽい音を立てて

 

その音で

目が覚めた私は、もうその音が気になって気になって。。。。

 

 

合計で、ホントのところ3−4時間しか寝てないんじゃないかってくらい

(でもホントはもっと寝てるとは思うけどね)

 

 

 

次の日の土曜日の夜は、

 

耳栓を貸してもらったのと、

私の頭の位置を反対側にしたのと、

さすがに15マイルのハイキングで疲れてたので、結果寝れましたが

 

 

夜自分の寝袋まで行くのがちょっと怖かったくらいゲロー

 

 

またベーカーロッジ行きましょう〜って言われても

断っちゃうだろうなあ〜

 

 

今回

生徒10人にジェニーちゃんとシェリーの二人のリーダーのグループでしたが、

 

私は気がついてなかったけど

15マイルを歩くに当たって、結構ナーバスになってた人たちもいたんだってさ。。。

 

 

実はCHSには暗黙のルールがあって、

 

卒業ハイクは

トレイルヘッドに来たら”卒業”おねがい

 

なんだよね

 

 

 

そういうのも

何回もやってると聞く話です笑

 

 

 
今回改めてまた思ったことは、
 
ジェニーちゃんとシェリーの素晴らしさ
 
 
だんだん疲れが溜まってきてダウン気味になってきてる生徒達に対しての
二人の絶え間ない応援
 
"How are you going"
"You are amazing"
"You are so strong!"
 
 
一人ひとりの性格をよく覚えてて、
 
”Ellen,あなた狭いトレイルは嫌いだって言ってたけど、今のは大丈夫だった?”
 
”Matt,犬の散歩する人の会社をやってるって言ってたけど、リーシュをつけずに歩いてた今の犬をどう思う?”
 
 
私が
”ジェニーちゃん、
あなた以上のチアリーダーを見たことないわ〜”
 
って言ったときに、
 
 
”だって私はプロのチアリーダーよ飛び出すハート
 
 
ジェニーちゃんは普段は小学校の先生、

子どもたちを毎日元気づけるのが仕事ラブ

 

 

お姉ちゃんのシェリーも小学校の先生なんです。

 

 

 

チェーンレイク・トレイルのループを私達が降りていたときに

登ってきた男性二人組、

 

二人のバックパックにささってたのが釣り竿に見えたので

 

”釣りに来たの〜?”

 

 

そしたら彼ら

 

”いや、狩り(ハンティング)に来たんだ”

 

 

ガーンガーンガーン

 

 

釣り竿じゃなくて、鉄砲だったんかい滝汗

 

 

私”何を狩るの?”

 

彼ら”熊”

 

 

ガーンガーンガーン

 

私”許可書持ってるの???”

 

彼ら”持ってるよ”

 


 

ガーンガーンガーン

 

私”熊獲ったらどうするの?”

 

彼ら”食べる。。。ステーキとかソーセージにするとか”

 

 

 

チーンチーンチーン

 

 

この後に私が彼らに言えたのは

 

”Be Safe"(安全第一よ)

 

 

本当の心の中では

 

 

”おまえら熊に食われてしまえ”真顔

 

 

 

休憩時間もいれて約11時間歩いていると

 

12人が離れてきて、

2人とか3人だけで歩いてる時ができますが、

 

 

その時に一緒に歩いたグループの人から聞いた話

 

3年前にミシガン州からワシントン州に引っ越してきたという人、

最初の年、引っ越してきて2つ目に来たハイキングが

 

このチェーン・レイクだったそうで、

 

 

そのときに悟ったのが、

 

”自分はここにいるべきしてここにいるのは間違いない。

自分がここにいるって事以外、世界におけることには何も意味がない”

 

 

って事だよ。

 

 

って。。。。。よくよく聞いたらチベットだけど仏教を信仰してる方でした。

 

 

なんか

言ってること凄いよくわかったし

仏教徒っての聞いて、”あ〜、やっぱり”ってちょっと思ったわ。

 

 

自然の中にいることって、

 

自分にとって

この瞬間って

何のものにも変えられない

 

 

その瞬間を悟った瞬間、JOY(喜び)だよね〜ラブラブ

 

 

 

トレイルの美しさは、

 

説明しなくても

写真を見てもらったらわかると思います。

 

 

行くのにシアトルからだったら3時間は掛かるのですが、

その”価値”十分ありのトレイルです。

(天気良くなきゃだめよ~)

 

 

 

正直、

他の人達が最後の方ヒーヒー言ってるのに比べると、

 

”まだ後2マイルくらい行けそうだなあ。。。。”と密かに思ってました。

 

 

疲れ的には先週のゴシック・ベイソンの方が疲れてたわ。

 

 

そーんな私でも、

 

 

最後の湖の向こう側に

朝私達が車を停めた駐車場が見えたときには。。。

 

あ〜、良かったお願い

 

 

誰も脱落することなく、全員無事に戻ってきました。

 

 
日曜日、朝ごはんの準備の手伝いのボランティアをして
朝6時からブレックファースト・ブリトーを作りましたので
 
朝ごはん食べた後は
すぐに帰路につきました。
(他の人達は片付けの手伝いしてました)
 
 
 
本当は、もう一つどこか簡単なハイキングトレイルに行ってもいいかなあと
思ってたくらいでしたが、
 
 
雨の予報通り、
昨日と比べると朝はかなりの曇り空(午後は雨でした)
 
 
なので予定変更で
ベリンハムのお母さんに会いに行ってから家に帰りました。
 
 
普段お母さんの世話をしてるベリンハムに住んでる娘二人が今イギリスに
バケーションに行ってるそうで、
 
タイミング的に
話し相手になれて良かったわ。
 
 
 
思い出深いレイバーデー週末、
 
今日からまた会社行くのが嫌だな〜。