今日も、シアトルからお届けします。
Yukakoです。

 

昨日の晩

シンガポールからクアラルンプールへの飛行機に乗るのに、

空港に物凄く早く着いたので、

 

ひとつ前の便に乗れないかと聞いてみましたが、

LCCの格安チケット

 

”変更はできません”

と断られ、しかも自分の飛行機も30分遅れで

クアラルンプールのホテルにチェックインできたのが午前12時過ぎ。

 

 

クアラルンプール滞在は弾丸なので、

今日丸一日の後は、明日の夜にはもう東京に戻らないといけないので、

 

時間を無駄にしてはいけないと、世界遺産のマラッカへ行くツアーを予約してあった。

 

 

ツアーの確認書には、

自分でヒルトン・ホテルまで来てくださいと書いてあったのですが、

 

”電車で一駅ですから~”

とも書いてあったのであんまり心配していなかった。

 

8時半集合時間だったので、

 

余裕を持って7時45分にホテル出発

”ヒルトンでトイレとかも行かないといけないし~”

なんて、

 

ホテルから電車の駅までは徒歩2分

ここまでは順調だったのに。。。

 

ピンチ!!滝汗滝汗滝汗

電車が来ない。。。

もう25分も待ってるのに。。

 

 

次の電車の時間も出てるのに。。。来ない。。

 

どうしよう、どうしよう、とパニクってると

ベンチに座ってるイスラム教のヒジャブ・スカーフを被った女の子が自分の携帯をいじっていた。。

 

なので、思い切って

 

”すみませんが、私はヒルトン・ホテルに8時半に出発予定のツアーに申込んでるのですが、電車が来ないので遅れるというのをここに電話していただけないでしょうか?”

 

と聞いてみると、

 

すぐに電話してくれて、同じ駅で降りるからと、到着したときは一緒にどっちの方向がヒルトン・ホテルかも探してくれた。

 

おかげで8分遅れだけで済んだんだけど、

 

その子いわく、電車はいつも時間通り来ないんだけど、土曜日だったので、週末はもっと時間があいちゃうんだとの事。

 

最初っからそれがわかってたらタクシーにしたんだけど。。。

 

あ~、間に合って良かったよ。

 

 

イスラム教徒が多いマレーシアの電車には必ず女性専用の車両がありました。


私も女性用のコーチに乗ったこともあったんだけど、観光客なのか男の人が乗っててびっくりしたら、セキュリティーなのか警察なのかわからないけど、ユニフォームを着た人に注意されて移動させられていました。

 

 

ヒルトンからマラッカまでは車で約2時間

昨日夜遅かったのでバスの中で爆睡していた私にはあっという間でした。。

 

シンガポールでナイト・サファリに行った時、

”マラッカに行くんだったらクアラルンプールからよりもこっから行けば近かったのに。。”

と運転手さんに言われたものの、すでに遅しムキー

 

 

どこへ行こうか迷った場合は世界遺産へ行く私、

今回のマラッカは、

マレーシア初の世界遺産マラッカは2008年に「マラッカ海峡の歴史都市群」としてユネスコ世界文化遺産に登録されました。 東アジア、東南アジアにおいて類をみないユニークな建築様式、そして文化的な町並みを構成していることが高く評価されたとのことです。

 

いろんなマラッカ・ツアーがありましたが、参加者が私一人の場合は料金を二人分取られるため(他に参加者がいればお金を半分返してくれる)、

 

 

一番人気がありそうなリバー・クルーズが付いてるツアーにしました。(参加者は全員で7人)

 

 

マレーシアに着いても天気はシンガポールとそんなに変わりません。

 

お姉ちゃんが別れるときに折りたたみ傘をくれたので持参しましたが、

 

ガイドさんが天気予報を見て、雨が降ってないうちとクルーズからツアーの開始。

 

 

大トカゲが泳いでいるのに遭遇。

 

マレーシア人のガイドさん、

”美味しそうですね~”

だって。。。ポーンポーン

 

 

家に描かれているアートが素敵~

 

 

オランダ・ポルトガル・イギリスの影響を受けた街並み

 

 

オランダ広場からセントポール教会へ向かいます。

 

 

 

ザビエルさんはインドからこのマラッカにたどり着いて、ここを東洋での布教の拠点としたそうです。

 

 

このザビエルさんの手は、横の木が倒れた時に折れちゃったのだろうと推定されてるそうですが、

 

 

なんせ築500年の教会ですから。。

ほんとの事はわかりません。。

 

 

 

この両側に立てかけてあるドアみたいのは、棺桶の蓋だったそうですが、

 

昔の人が見た目がいいからとどんどん持ってきちゃって、今でもここにあるそう。。。

 

ガイドさん曰く、”この一番左のは日本人の棺桶だ”

そうです。。

 

 

下に見えるのは

サンチャゴ砦

 

 

ツアーはお昼付きでした。

名物のニョニャ料理

かつて東西交易のためマレーシアへ渡ってきた華僑の男性と、現地マレーシア人女性が結婚し生まれた子孫の男性を「ババ」、女性を「ニョニャ」と呼び「ニョニャ料理」は彼らの「おふくろの味」。中華料理がベースだけど、さらにスパイシーな味付けが多いのが特徴。

 

 

ランチは正直たいしたことなかったんだけど、

ここで一緒にツアーしている人たちと初めてちゃんと話をする。

 

何よりも一番最初に聞かれたのが、

”一人で旅行されてるんですか???”

 

私以外は

3組のカップル。。。

って思ってたんだけど、

 

2組の老夫婦に

1組のおじさんに、や~~けに若い嫁??

 

”おっちゃん、やる~~”

って心の中で思っておりましたが、

よくよく聞いたら、お父さんと娘さんでした(笑)

 

 

食事の後、ガイドさんから”お土産屋さんに寄ります~”

と言われて、こういうツアーにはありがちなのでなんとも思わなかったんだけど、

 

到着直前に、

”ここにはなまこ石鹸も売ってます~”

 

私、

”え??今、なまこ石鹸って言った??

(ぬるぬるのやつ?)

 

もともと言ってることの半分しか理解ができないマレーシア人の日本語ガイドさん、

 

私が聞き違えたのかと思ったら、

 

娘さんが、

”あ~、ナマコ石鹸ってマレーシア土産の定番みたいですよ。このガイドブックにも書いてあります~”

 

だって。。

 

こういうお土産屋さんでは高いとは思いながらも、他のお店に行ってる時間もきっとないだろうと、

 

石鹸よりはこっちの方が使うかも~

と思い、私は”なまこクリーム”を購入

 

日本語で”どうどうと”シミ・そばかすがなくなりますって書いてありました(笑 すっごいうそくさいですが、それでも購入笑い泣き

 

 

 

 

その後は、

ババ・ニョニャ博物館

 

 

ババ・ニョニャとはマレーシアに移り住んだ華人男性と地元のマレー系女性が結婚して生まれた子孫のことで、男性はババ、女性はニョニャと呼ばれました。ババ・ニョニャは別名プラナカンともいいます。博物館は中国から移民し、貿易で巨万の富を築いた華僑の豪商の邸宅をそのまま公開したもの。当時の生活様式を伝える日用品や、家具、婚礼衣装などが展示されています。

 

 

その後は

ジョンカー・ストリートで自由時間

ここはいわゆる原宿の竹下通り

 

私はショッピングよりも変なものを見つけて得した気分

(マレーシアのボディービルダー・チャンピョンになった人の像だったらしい)

 

 

途中で寄ったモスクの女子用トイレのマークが可愛かったのでパチリカメラ

 

 

そして最後は

青雲亭寺院

 

マレーシア最古の中国寺院

繊細な装飾が見事

 

ガイドさんはマレーシアに住む中国系の仏教徒だそうで、

 

”マイノリティー(小民族 マレーシアはイスラム教が国教)で困る事ありますか?”

 

と聞いてみましたが、

 

”マレーシアは色々な民族が住む国際的な(Diversity)国

なので困ることはありません”

 

との事でした。

 

 

 

すでに午後4時ちょっと過ぎ

この後バスはクアラルンプールへ帰路についたのでした。

 

マラッカのツアーに行って帰りは渋滞にはまり帰りが遅くなったという記事をたくさん見ましたが、

 

今日は土曜日だったので、

通勤の渋滞もなく、予定通りに6時過ぎにクアラルンプールへ戻ってきました。

 

 

私の世界遺産ランクで言うと、

マラッカ、

3つ星☆☆☆

と言ったところでしょうか

 

私みたいに世界遺産おたくの方ならまだしも。。。

丸々一日かけて行く価値があるかどうか~~

 

でもクアラルンプールも見るところも限られてるし、

やっぱり行ってよかったわ。

 

一人で行くには、電車とバスを乗り継いでいかないと行けないそうなので、時間を大切に使うためにもツアーに参加するのがいいと思います。

 

 

ハッピー・ビジティング(Visiting)世界遺産!