【Project For Flat】
Life Creative Adviser MIKAです。
昨日インナーチャイルドについて
お伝えしていますが
ではこのチャイルド形成の
メカニズムとは？
子どもは怒りを出さずに価値を差し出す
私達がインナーチャイルドを
形成するとき
ある心のメカニズムが
作用しています。
この本能的メカニズムが
インナーチャイルドとして
大人に成長した私達と同居する
大きな理由となります。
幼い頃にチャイルドを形成する
出来事に遭遇した時
本来の心が生成する感情は
【怒り】かと思います。
大抵の場合
「○○をして悪い子だ」など
自分自身の存在価値を否定される事が
殆どだからです。
(本来子どもの行為と
その子どもの存在価値は無関係で
あるにも関わらずです)
けれど幼き頃は
ここで怒りの感情を大人に対して
出してしまうと
命の危機があるために
この怒りと引き換えに
自分自身の価値を差し出します
＝価値なき私の完成です。
そして本来の怒りの感情は
そのまま心の奥底にしまいこみ
感じて貰うことの出来ぬまま
私達は成長し大人になります。
この感じて貰えぬ怒りは
時間を経てやがて悲しみへと
変貌を遂げ
そこに出来事と遭遇した年齢の
ままのもう一人の自分
＝インナーチャイルドを形成します。
チャイルドの癒しは自分自身の価値の奪還である
インナーチャイルドの癒しが
重要であることの一つに
この癒しそのものが実は
自分自身の価値の奪還である
ということです。
先程もお伝えしたように
チャイルドを形成するような
出来事に遭遇した時に
殆どの方が
行為とは無関係に存在価値を
否定されるような経験を
しています。
特に日本人は自分の側を
良く言うのは恥ずかしく
むしろ蔑(さげす)むことが
美徳とする文化があります。
(個人的には好みません)
本来愛してくれるはずの
重要な他者(両親、兄弟、教師など)に
自分の価値を否定されるため
そして怒りを出せずに
否定されたまま価値を差し出すために
自分は無価値だと信じて
大人になります。
そこに生まれるチャイルドを
癒すことは
自分自身の価値を取り戻す事でも
あるのです。
チャイルドを癒すことで
自分はダメで無価値な人間では
無いんだという
気付きを得ると共に
私は何も出来なくとも
私という存在そのものに価値があり
愛されているんだという
実感を得ることが出来ます。
もちろん時間は必要です。
少しづつ宥めながらの
癒しの作業となります。
チャイルドはあなたのお迎えを待っている
チャイルドが悩み
問題と思われる出来事の
根源として
現象を起こしているとき
チャイルドはたった独り泣いています。
チャイルドはあなたの心の奥底に
置いていかれて
お迎えにきて欲しくて
現象として枝葉(悩み、問題)を
形成しあなたに訴えかけます。
この時に気付いてあげないと
(枝葉だけを触り繕うと)
更に現象(現実)は縺れます。
だからもし
自分自身のチャイルドに
気付いているのであれば
怖がらずにお迎えにいってあげて
ください。
そして抱き締めて宥めてあげてね
何十年もあなたと同居して
泣いていたのだから。
また原因が分からぬ
繰り返す現象があったときは
チャイルドに目を向けるのも
一つの方法です。
ソリューション(解決策)の一つかも
しれませんので。
インナーチャイルドも
大切な自分の一部です。
否定せず受け入れてあげてくださいね
ありがとうございました。
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