*少女人形化計画 -3ページ目

*少女人形化計画

彼女は眠りの森へ、彼はこの世の果てへ



3/11 中川なぎささんの個展
『心臓の温度』へ!



久しぶりに会ったけれど
私のこと覚えてくれてて良かった(;▽;)
前もって行くとは伝えていたけれど
「雰囲気変わった?髪切ったよね」と
硝子がひかりさんと同じ反応(笑)
去年の6月だとまだ髪の毛が
長かった頃だしねえ



前に見た作品に加えて
なぎささんが18歳の時に描いたものや
元カレシリーズ(勝手に命名)や
漫画っぽいものもあって
とても面白かった!





キャラクターとして確立してる
独特の画風はさらに毒々しさが増してて
血走ってるなあ!と終始思ってた(^ω^)



なぎささんの絵といえば
その絵にまつわるお話。
実話を絵にするスタイルは
変わってなかった。
今回も面白いお話が聞けて
特にねぎや玉ねぎが好きな元カレの話と
初めて男の人に可愛いと言われ
クリームソーダを出された話が
とても好き!印象強い!



なぎささんは見た目とても穏やかで
ショートヘアの似合う笑顔のかわいい人。
だけど見た目からは想像もできないような
ポップで「うおお!」と一声あげてしまいそうなイラストと
どこか切ないストーリーをもってる。
絵本作家になりたいという夢を
ぜひ叶えてほしいなあー
なぎささんの絵本ほしいよ!






わにかわいい☆








*月*日

安物の枕の上に正座して
師匠のように "爪切り" を扱う
ああ爪を磨きたいなあ
そんなことを思う夜十時


**月**日

派手でもなく地味でもない
目の前にいる人の赤いルージュ
どきっとさせられてしまう色っぽさ
娼婦のように卑しくはないし
生娘ほど純真ではない
まるで赤が私には似合うのよと
自負しているような計算された美しさ
自信の溢れたその赤い唇に
触れてみたいと同時に
どうしようもなく嫉妬する


***月***日

"二十世紀の終りに恋をするなら"
80年代にヒカシューがそう歌ったのは
きっと世紀末を意識したから
"二十一世紀の終りに恋をするなら"
私がそう考えたのは
世紀末に生きていたらのifの話
十七の現実でさえ見失いかけた状態で
もっとずっと未来のことなんて
想像するのは難しいではないの
だからこのifに結論はなかった
求めるのは、何だろうね


****月****日

後妻よりも
愛人の方が似合う顔


*****月*****日

あの人の背中を追いかけて七ヶ月
私の正面に立つのは七年後
片手の友達七日間
裸になるのは七分後

抱き合うことがゴールか
抱き合うことがスタートか


******月******日

"あなた"と呼ばれるから
私は高嶺の花を想像してしまう
"君"と呼ばれたら
私は先生を想像してしまう
"あおちゃん"と呼ばれるのに
私は心地よさを覚えてしまう
"彼女"と呼ばれるのが
私は一番好きらしい


*******月*******日

「だから信用ならないの」
いつかの言葉繰り返し
キスの一つも時効無効
ラジオ二人で聞いた夜
今ではもう昔の話

「生まれた時から確信してた」
そんな台詞も疑いなしに
月の光で白く輝く
君の横顔愛してた

ワンピースの裾踊る
高く跳んでく水飛沫
縞模様の傘花のよう
戻れるならばまたあの日
帰宅途中の坂の上
未練の残る僕のために
もう一度だけ舞ってくれ


********月********日

朝がきたら

朝がきたら僕はなんになる
朝がきたら僕は何をうしなう
朝がきたら大事なものがすべて
僕の隣から消えていて
あんなに大切そうに抱えていた白い羊も
お祭りの屋台から引っぱってきた
赤いデメキンになっていたら
どうしよう どうしよう
僕は頭をさげて「はじめまして」のご挨拶
彼はきっと怪訝な顔をして
小さな金魚鉢のプールを泳ぐだろう

「海にいきたい」

重たそうなおめめをかついでる
生意気な金魚と
ずっと大事だったものをうしなった僕が
電車にゆられて春の海を訪れるなんて
そんな喜劇があったら
どうしよう どうしよう

朝がきたら

朝がきたら












私が高校に入学した頃は
まだこの学校は「進学校」と呼ばれていて
一応今もそうなのかもしれないけれど
確実に衰退しているのは目に見えてる


私の通う学校は
とても良い学校だと思ってるし
毎日が楽しいので入学できたことに
まったく後悔はしていない
(私個人は)

でも今まで「進学校」という括りで
まとめられていたのに
だんだんと除外され始めるのは
あまり気分が良くないし、ちょっと悔しい

大好きな先生が言っていたように
あまりそういうことを気にしないのも
一つの考え方だとは思う
進学校だとかそうじゃないとかに
こだわりを持ちすぎているのも
表面を過剰に気にしている表れだ








学力が同じくらいの学校にも
少しずつ負け始めてるという現状
これを「先生のせいだ」と愚痴をこぼす輩
「進学校なんかじゃないじゃん(笑)」
と嘲笑するサークル



これらがどれほど醜いものか
私は不意に気づいてしまった
気づいたらどんどん溢れる嫌悪感を
止めることは出来なかった
止めようともしなかったけど





なんで平気で他人面できるんだろう
私たちは今もこれからも
学力という結果において
望みもしない比較をされるという立場にいるのに
どうして自分達が動こうとしないんだろう
今の学校が嫌なら変えていけばいいのに
皆がそう思えば
少しは上手くいくはずなのに

先生たちは
あれやこれやと
手を尽くしてくれてると思う
でも結局戦う当人達の意思がなければ
どれだけ学校側が動いてくれてても
現状が変わることなんてないよね
たぶん皆知ってるけど
知らないふり決め込んでるだけだ



進学校でもそうじゃなくてもいい
もうそういうのにこだわるのは疲れた
自分は今の学校で高校生活を送り
もっと沢山の「仲間になるだろう敵」と
戦わなければいけないんだから



自分の進路に真っ直ぐ走れるんだったら
それでいいんだってことに
今更ながら気がついた二月








「先生、僕は女の子なんです」


「どうしてそんな大事なことを」


「ずっと先生に打ち明けようと思ってました。
でもこの事実を先生に伝えてしまったら
もう一緒にはいられないと考えたのです」


「どうして一緒にいられない?」


「だって、先生は、女の子とは付き合えない」


「……」


「女の子である僕を見捨てるに決まってる」


「そんなのは所詮思い込みで
君を好きなことに今この瞬間も嘘はない」


「先生はそんな綺麗事ばかりを言う」


「綺麗事で結構。
……さあどうするの、もうさようならするの……」


「僕は今までと同じように
先生の隣で国語の教科書を開いたり
先生の上で可愛い顔を眺めたり
先生の髪の毛を整えてあげたりしたいです

それは許されることですか?
僕の願いは先生にも通じるものですか?」







「答えは決まってる。
イエスしかないよ

だって僕は男じゃなくて君に惚れたんだ」
























っていう男性同士(だけど実は男と女)の小説書きたい

腐ってる女の子ではない、いや腐ってるかも

レズビアンのお話も書きたいけど

なかなかこういう世界は

官能的にするには技術が必要かな




本物の作家を目の前にしたとき
私はどきどきが止まらなくて
ああこれは恋だなと感じた
職業に対する恋
作家と呼ばれる人達に対しての畏敬の念
直接的な表現だけど
その場に集まった作家それぞれの
頭をかちわって中身を覗いてみたかった



有名な作家に会えて
しかも自由にお話できる機会なんて
もうこれが最初で最後だと思う
だからいろいろ質問考えてたのに
一つしか訊けなかった
将来的な質問は何も訊けなかった

足がたじろいだ
友達が普段の学校生活のことを
きゃっきゃっと話してる最中
私はずっとぼんやりと作家達をながめて
適当に相づちうってた
ちょうど誰とも話していない作家がいて
私はその人に訊くべきことがあった
でも近づけなかった
顔が赤くなる さらに赤くなる
行動できないほどに
作家に見とれていた
声も出ないまま口をもごもご動かすような
じれったい気持ちでいっぱいになった


私の憧れが目の前にある
手を伸ばせば触れることができる距離
でも駄目だった
出されたオレンジジュースも
たくさんのサンドウィッチも
お腹がいっぱいで食べられなかった
多分ぜんぶ吐く気がした
でもその中で苺の赤だけが救いだった
ビタミンを浴びるような気持ちで齧った
甘酸っぱくて美味しいと感じた






なんだろう
明確なのは後悔が取り残されたこと
あとはよくわからないけれど
もっと表現力欲しいなと思った
同時に文章書きたいなと思った
小説をしっかり創りたいなと思った