「嘘をつくつもりはなかった」
と、言い訳がましいことを言うつもりはない。
君との関係ができたときに
真っ先に「隠そう」と思った。
本当のところ、何故僕がそうしたか分からない。
でも知られてはいけないことだと感じた。
あの頃は、君もまたあの人と同じだろうな、なんて思っていたけれど
それでもどこかで期待していた部分があったのかもしれない。
僕は関係を終わらせたくなかった。
君の言っていることが、あの人とは違う感情だということに気づいた時。
建て前なんかじゃなかったと知った時。
また僕は騙されてるだけなのかもしれない。
でもそうじゃない気がした。
あてにならない直感だけど。
初めての感覚。
あの人の時とは違う感覚。
僕が愛すべき人は君なんだ、とか
安っぽい言葉が二人にはお似合いで
恥ずかしいけれど、どこか気持ちいい。
僕は君を信じなければいけない。
この先のために、君を受け止めるために。
隠し事なんかもうやめよう。
僕の隠していたこと。
今までの君が知らなかったこと。
昨日までの僕ら。
元に戻れる気がしない。
傷つけたか、何を思っているのか、僕は推測も出来やしない。
これで他人同士に後退してしまったのか。
それでも、嘘をつきながら「好きだよ」なんて言うほど後ろめたいものはなくて。
背徳感なんて微塵も感じなくて。
ごめんね、と、すき、を
同時に味わう気持ち悪さ。
情けない。
最後に君に伝えておく
告白する勇気のないものは
恋をする資格がないこと。
僕は資格をもっていない。
第一に、こんなことをSNSに書く奴のことなど信じてはいけないよ。


