時代の流れ | Watch 広東

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広東省在住歴22年

広東省のビジネス事情や
中国の「人・物・金」の変化を情報発信

久々のブログ更新です!

 

前回のブログは、9月6日でした、、、随分書いてませんでした。(汗)

 

今月から、クライアントの移転の本格的なサポートが始まりました。

工場の移転に伴い、従業員を約200名削減しなければならないのですが、

このクライアントは、1994年に広東省に進出しているため、歴史的な負の遺産の問題が山積み、、、(涙)

 

先週から労働契約解除をするための面談を開始したのですが、

面談対象者のほとんどが、40代後半からもう直ぐ定年退職のワーカーでした。

 

一人ひとりに個人の基本情報(入社日、勤務年数、12ヶ月の平均給与)を確認し、

労働契約解除協議書に署名をしてもらうのですが、入社が1994年、1997年、1999年の

ワーカーがいたのです。

勤続年数が、25年、22年、20年ですよ!!!

94年の人は、私が留学する前の年から、この工場で働いていたのかと思うと、

この人たちの手をじっと見られずにはいられませんでした。

金属加工の工場なので、指、爪や手のシワの間は、洗っても洗っても取れない、

もう何十年も前からこびりついてしまった油汚れの黒ずんだ指先。

協議書中の漢字が一部読めない人もいました。

 

90年代前半から出稼ぎ労働者で発展し、世界の工場だと言われた中国広東省も、

イノベーションや不動産、原価の高騰という波には勝てず、縮小または、

閉鎖になる工場が少なくありません。

 

普段は、QRコード決済やシェア自転車などで時代の変化を感じていますが、

先週は、労働契約解除をする過程で、時代の流れを感じたのです。

 

1994年入社のワーカーは、協議書の署名後、「この会社に思い入れがあるよ、ありがとう」と言って退室していく後ろ姿を見て、本当に涙が出そうになりました。

 

 

業務終了後の夕焼けが、心に沁みました、、、年をとったなぁ、、、