前回はねこの道にそれてしまったので、軌道修正。硬いものに戻ります。

デジタルシンセサイザー「KORG M-1」を購入し、最初は音で遊んでいたが、
気になるのは内蔵シーケンサー。それまでシーケンサーといえば単音でピコピコ
なるようなものしか知らなかったのが、一気にマルチトラックのシーケンサーが
使える環境になった。しかしこれも正直使い方をマスターするのに苦労した。


元プログレキーボーディストの楽器考
ローランドの初期のアナログシーケンサー Model-104。24ステップのアナログ
シーケンサーでSystem-100というセット(本体、エクスパンダー、ミキサー、
シーケンサー、スピーカー)の一部。この後System-100Mというラックマウント
式の(Moog System55に似たような)ものが発売される。

音楽制作などをするのならともかく、ライブでの使用(それもオリジナルでは
なくコピー主体)がほとんどだったので、家でポチポチ入力するのにすぐ飽きて
しまい、とても8トラックをフルに使っての録音なんか出来ずじまいであった。
それでも曲のオープニングやソロのバッキングなどには時々使わせてもらった。
ある時のライブ、オープニングで「エルサレム」を演ったとき(E.L&Pのでは
なくENIDの、同じだけど)1コーラスでやめとけばいいものを間奏も入れて
2コーラス演ったら意外に長くて、側に立ってたベースの人間ににらまれて
しまった事があったっけ。皆さん、オープニングのソロは短めに。


元プログレキーボーディストの楽器考

さていろいろ新鮮な思いをさせてくれた「KORG M-1」であったが、2~3年も
使っていると、だんだん倦怠期に入ってしまってきた。実際はこの先何十年後
にもまだ、一番のお気に入りとして使っていくのだが、そこはまだ若気の至り
であったのか。この辺から「やはり本物の音を出すには、本物を手に入れるしか
ない」という結論に達し、ヴィンテージキーボード集めの道に進んでいくのである。

今日は6/22 ニャンニャンの日なので、ねこの事を書きます。

うちにはねこが18匹います。プラスそとねこさんが9匹。
なんでそんなにいっぱいいるか、はいろいろあって話すと
長くなるのでやめますが、とにかくいるのです。

最近1匹が風邪をひいてクシャミをしていたら、次々にうつって、
さあ大変。とりあえず最初の1匹はお医者さんに連れていったの
ですが、当然みんなを連れていくわけにはいかないので、
薬だけもらって症状のでた子から飲ませています。
みんなワクチンは打ってあるし、外にも出さないのになんでー、
と頭をひねっています。

でもねこって(たぶん動物はみなそうなのかもしれないけど)
エライと思ったのは、とにかく動かずじっとしていて、食事も摂らない。
たぶんそうやってエネルギーを風邪と戦う全てに費やしている
のでしょう。最初は心配で強制的にごはんや薬を与えようとしましたが、
やめました。彼等なりに自分の身体は自分がよく知っていて、
「人の手なんか借りないぞ」っていう言葉が聞こえてきたような気がしたから。
そのせいで最初の方にかかった猫達はみな元気。いま8~9匹目
あたりがグズグズしてますが、昨日から食事も摂りはじめたので、
多分2~3日で完治するでしょう。まだこれからうつる子もいると
思いますが、出来るだけソッとしておいて、見守ってやろうと思います。

「ウチはいっぱいいるから、病気になってもそうそうはお医者さんに
連れてってやれないんだからね、病気になんかなるんじゃないよ」という
私の言葉をよく聞いてくれて(一番年長は14歳の子ですが)
今までほとんど病気や怪我をしない、よい子達です。


元プログレキーボーディストの楽器考

うちのお姫様猫のブランです。(子ねこの頃の写真)
今は体重5Kgを超えて、貫禄たっぷりになってしまいましたが。
「KORG M-1」を立ち上げてPROGの00(最初の音色)が「Universe」という音。
最初はいつもこの音を聴いて感激していたっけ。まだニューエイジなんていう
ジャンルがあったのか、なかったのか。でも癒される音でした。

「KORG M-1」の音で有名なのはピアノ(PROGの01)やオルガン(PROGの17)
あるが、私が気に入ってよく使っていた音はブラス(PROGの92)、
フルート(PROGの18)、サックス(PROGの62)などの管楽器系の音。
ブラスはエディットしてTony Banksのソロに


元プログレキーボーディストの楽器考

使っていたし、フルートはタンギングがリアルでCamelやKing Crimson
などには欠かせない音であった。


元プログレキーボーディストの楽器考

元プログレキーボーディストの楽器考


サックスは高い方にいくとちょっと細くなってしまうが、
それでもCrazy DiamondやUs and Themなどで使わせてもらった。


元プログレキーボーディストの楽器考


元プログレキーボーディストの楽器考

中でもプログレに欠かせないのがコーラス(PROGの23)の音。
エキサイターとリバーブをきかせると非常にリアルなメロトロンの
コーラスの音になり、最後までよく使っていた。


元プログレキーボーディストの楽器考

それでも何せ初めて手に入れたデジタルシンセ。どの音も新鮮でうれしかった。
06のフレットレスは当時のベース担当が持っていなかったので変わりに弾いて
いたし、07のシンフォニックはそれでもさんざん使わせて頂いたし、
08のパンフルートはCamelでよく使い、
47のパイプオルガンはRainbow(おい、プログレじゃないだろうが! 
すみません、バイトで、でも好きなんです)


元プログレキーボーディストの楽器考


プログレやるなら当時はやはり「KORG M-1」であった、ように思う。