両親は、35年続けていたラーメン屋を
あっさりたたむ決意をしたと同時に、
職探しを始めていました。
これまでの経験をフルに活かせる仕事、ということで、
寮の管理人(夫婦住込)に絞っての職探しです。
そして、
なんと、
あれよあれよと、1ヶ月ほどで就職先を決めました。

(私が大学生の時は、就職氷河期で、就活に1年以上かかって100社は受けたのに・・・
)2人ともアラウンド60 なのに、
よくこんなに短期間で見つかったな~と思います。
結局決まったのは、
ある地方銀行の女子寮の管理人で、
そこで朝食や夕食を作り、
掃除や雑用などをおこないます。
その地方銀行は、父の同郷であり、
また両親は3人娘を育てた経験がある、
ということが採用ポイントだったようです。
料理や掃除などだけでなく、こういったことまでも、
過去の経験が全部活かされていますよね。
さらに、この仕事をすると、
家賃、光熱費、食費、駐車場代がタダなので、
生活費にほとんどお金がかかりません。
もちろん、お給料いただけます。(ちなみに年金もいただいています・・・)
しかも
週休0日から週休2日、
半年後には、有給もつきます。
これまでの
長時間労働、無休、月末支払に追い込まれる、不安定

という生活から、
人並み時間労働、有休、月末困らない、安定

という
180度違う生活になります。
ひと言でいうと、
ラーメン屋時代の100倍楽かつ安定!!!

なのです。
4月末、
お店の最終日には、
馴染みのお客さんや近隣の方がたくさん来てくれたそうです。
中には、
お店をたたむと聞いたその日から、
毎日通ってくださったかたもいたそうです。 ありがたや~
たくさんの人に支えられてきたからこそ、
両親のお店も続けてこられたんですね。

とてもいいタイミングで次のテナントさんも決まりました。
通常、貸し店舗は住居の引っ越しと同じく、
まっさらな状態にして返すそうなのですが、
そうすると、撤去費用などで数百万円かかることもあるそうです。
今回は、内装や備付けのカウンター、什器をそのまま引継ぐので、
その費用もかかりませんでした。
新しいテナントさんにとっても、
オープンするにあたり、諸々の費用がかかるので、
内装をそのまま使えてコストを抑えられます。
仲介に入った不動産屋さんも手数料が入るし、
大家さんもすぐに次が見つかって、家賃収入が入ります。
両親だけでなく、
新しいテナントさん、不動産屋さん、大家さんにとって、
WIN・ WIN・ WIN・ WIN!!!

な状態でお店を閉めることができました。
上手くいくときって、なにもかもスムーズに行く!!
ってこのことですね。
両親の経済状態をなんとかしたい!!と思って苦節10数年。
色々試してみて改善しなかったのに、
たった半年足らずでこんな風に現実化するなんて。
TAW...おぬし、なかなかやりますよのぉ~
