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9月 活動報告

 

9月16日(水)

吉祥寺在住のグアム島遺族(武蔵野市戦没者遺族会 会員)

上杉武雄氏(80歳)とは、

未だ一度もお会いしていないので、

お会いして意見交換。

次回グアム島慰霊で渡島する時は、同行したいとの事でした。

 

 

9月18日(金)

顧問の土屋正忠氏と懇談。日頃の謝意を述べる。

 

 

9月25日(金)

厚生労働省室長 皆川氏より電話があり、

人事異動で課長に昇格したとの事。

今後とも何卒宜しくお願いします。と話した。

 

全国戦没者追悼式 出席

8月15日

 

うだるような猛暑のなか

 

日本武道館で執り行われた

 

全国戦没者追悼式に松本理事長が出席。

 

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて

 

今年は招待された参列者は少なく

 

参加者は過去最少の500名ほどだったが、

 

戦没者310万人を悼み、

 

平和への誓いを新たにした。

式典後、千鳥ヶ淵戦没者墓苑を参拝。

 

千鳥ヶ淵戦没者墓苑理事を表敬訪問した。

 

 

武蔵野市 慰霊碑建立

松本理事長が所属している武蔵野遺族会は

 

武蔵野市と慰霊碑建立の話し合いを続けた結果、

 

市役所敷地内に、戦没者の慰霊碑建立は難しいとの事。

 

延命寺内に慰霊碑を建立することが決定した。

 

南太平洋戦没者慰霊協会 理事会出席 

6月26日 南太平洋戦没者慰霊協会 

 

(構成員 森喜朗名誉会長、安倍晋三顧問、

 

衛藤晟一内閣総理大臣補佐官、川崎大師藤田貫首 他) 理事会に

 

ピースリング・オブ・ジャパンの松本理事長、内藤理事が出席。

 

7月にグアム戦没者慰霊公苑で予定していた慰霊式典は、

 

コロナ禍の為やむなく中止とした。

 

理事の一人から、アサン洞窟で発見され、4年前に盗難に遭い、

 

行方不明になっていた事件の経緯・報告があった。

 

このご遺骨は、アガット水道工事現場でご遺骨を再発掘していた際に、

 

厚労省職員がアサン洞窟にてご遺骨を確認しているが、

 

厚労省が、雨季が終わるまで

 

遺骨収容を先延ばしにしていたところ、盗まれてしまった。

 

昨年7月、日本戦没者遺骨収集推進協会 第二次遺骨調査の際、

 

グアム警察署長を表敬訪問し、 遺骨盗難の捜索を強く依頼したことで、

 

グアム警察が、事件に関わっている可能性のある疑わしき1名を

 

数回にわたり事情聴取したところ、他の場所から遺骨が出てきたと云う。

 

疑わしき者が警察に持参したご遺骨が、

 

盗難にあった日本兵の遺骨である事を祈る。

 

この事件に関して、何度も厚労省に掛け合い、

 

グアム警察に話すようお願いしていたが、

 

グアム警察署長表敬訪問の時に、

 

盗難届けがでていなかった事がわかり、一同唖然としたが、

 

署長は、日本政府から要請されれば、捜査に動くと明言した。

 

その甲斐があったのではと、思う。 

 

事務局

2020年 春彼岸参拝 千鳥ヶ淵戦没者墓苑

3月22日  桜満開のなか

 

千鳥ヶ淵戦没者墓苑にて

 

〔グアム島で亡くなられた英霊の春の彼岸参拝〕を

 

とり行いました。

 

総勢約25名の方が参列してくださいました。

 

 

開式の辞 

内藤寿美子 副理事長

 


黙祷

 

 

 

松本平太郎 理事長  挨拶

 

新型コロナウイルスの蔓延によって、日本国内だけでなく

 

 世界の多くの国々で外出が制限されるなど、重苦しい

 

自粛ムードがいま、地球規模で 広がりを見せています。

 

そうした中においても、先の大戦で犠牲となられた 英霊の方々の

 

「言葉では言い表せない 艱難辛苦 まさに地獄」の様を思い、

 

当初は私一人でも参拝を、との思いでありましたが、

 

本日は 心ある皆様方の ご出席を賜り、

 

ここに 戦後75年の 節目の参拝を、満開の桜のもとで 

 

挙行できます事を、深く 感謝申し上げる次第です。 

 

誠にありがとうございます。

 

さて、私は昨年、3回にわたって 英霊が眠る グアムの戦跡を

 

お訪ねし、うち1回は 厚労省と日本戦没者遺骨収集推進協会から

 

依頼を受けて 7月5日から16日まで 現地に滞在し、政府機関や

 

マスコミ訪問 等々との協議、調査・探索にあたりました。

 

この期間中、団長一行と共に 連日ジャングルに分け入り、

 

当時の資料に基づいて 現在の地形と照らし合わせながら、

 

GPSも使ってお骨の眠る場所を 懸命に探りました。

 

更に、近隣の住民の方々の お宅の門や戸をたたき、ときには 

 

番犬に吠えられ 追われるといった、いわば 命がけとも言える 

 

状況下で 情報の収集に努めましたが、ともに 現地入りした

 

厚生労働省の担当職員のお顔が そうした現場に 

 

一度も見られなかったことは 誠に遺憾であり、

 

ご遺骨の 帰還事業に対する政府関係者の 情熱や 使命感の有無

 

という点で 疑念を抱かざるを得ない思いにもかられました。

 

10年前に アガットの 水道工事現場で発見されたご遺骨と、

 

非情にも埋め戻され、3年前にようやく掘り起こされた 

 

3柱のご遺骨も合わせて 日本にお連れしました。

 

しかし、そのご遺骨は 飛行機の 貨物室に 収められ、

 

空港での ご遺族の出迎えもないという 実に哀しく 寂しい

 

 ご帰国とも なってしまいました。

 

アメリカでは 戦没者のご遺骨が発見されると、

 

直ちに『DNA鑑定』をして、「英雄」として 

 

大切に国にお迎えして セレモニーの後、家族のもとに帰ります。

 

それに比べて 日本においては、

 

国の為に 命を捧げた 戦没者に対する 

 

尊宗の思いは 薄いと言わざるを得ず、

 

『戦没者の遺骨収集の推進に関する10年間の時限立法』が

 

成立して既に4年が経過したいま、焦りの思いは強まるばかりです。

 

未だ 一万九千 余柱の ご遺骨が グアムに取り残されており、

 

帰国したご遺骨は僅か 五百 余柱、2.5パーセントです。

 

 皆様方のお力添えが 大変重要であります。

 

あの悲惨な戦いを 絶対に風化させず、

 

次世代にしっかり繋げていくことが

 

我々NPO法人の 強い理念と使命であり、今後も変わらぬ

 

ご支援を 賜りますよう切にお願い申し上げます。

 

最後になりますが、英霊の皆様のご冥福と、ご参列の皆様方の 

 

ご多幸、ご健勝を心からお祈り申し上げ、挨拶とさせていただきます。

 

2020年 3月22日

NPO法人ピースリング・オブ・グアム・ジャパン 

理事長  松本平太郎

 

 

顧問 土屋 正忠 元総務副大臣 挨拶

 

 

千鳥ヶ淵戦没者墓苑  塚田 章 常務理事 挨拶

 

 

2019年度 活動報告 

 

 

ふるさと 合唱

仁後雅子 監事

 

 

献花

 

献奏

 

 

閉式の辞

松本誠 副理事長