武蔵野市戦没者遺族会に出席
10月13日(水)
武蔵野市戦没者遺族会の会議に出席。
今回、市役所の職員にも出席してもらい、
昨年、念願の戦没者慰霊碑を、
延命寺内に建立し入魂式を執り行ったが、
遺族の高齢化も進んでいるので、
今後、あの悲惨な戦いを風化させずに、
どのように引き継いで
慰霊碑をお祭りしていくのか話し合った。
菅首相退任のニュースに際し、ここにお知らせします
2015年、松本理事長友人の
岩崎毅氏のお力添えで、
現地のピースリング・オブ・グアム髙木会長と
松本理事長が、
当時、官房長官だった菅義偉首相にお目にかかり、
グアム島アガットの水道工事現場で
発見されたのにも関わらず、埋め戻され、
5年ものあいだ懸案だった
ご遺骨の収容の陳情をした。
陳情の半年後には、
厚労省はご遺骨の発掘・収集作業を行い、
3柱を収容し、約70年ぶりに日本にお迎えすることができました。
総理をお辞めになられたあとも、
ご遺骨の収集にお心をお寄せ頂き、
益々のご活躍をお祈りしたい。
活動報告
6月18日
南太平洋戦没者慰霊協会の理事会に出席。
参議院議員会館の会議室で行われ、
衛藤晟一参議院議員、JYMA、祐天寺、川崎大師が出席。
新型コロナウイルス感染症が終息したら、
またグアム島に慰霊に行きたいと話があった。
6月27日
戦没者遺骨早期収集促進協議会の理事会に出席。
JYMA、空援隊が出席。
新型コロナウイルス感染症が終息したら、
遺骨収集の視察のために再びグアムに行きたいと話があった。
2021年 春彼岸参拝 千鳥ヶ淵戦没者墓苑
3月21日 桜咲く春の嵐のなか
千鳥ヶ淵戦没者墓苑にて
〔グアム島で亡くなられた英霊の春の彼岸参拝〕を
とり行いました。
開式の辞 内藤寿美子理事
黙祷
理事長挨拶
本日はコロナ禍にも関わらず、足元の悪い中、
皆様方のご協力で当墓苑に於いて、英霊の供養と感謝の誠を捧げる
春の彼岸参拝を執り行う事ができますことを、
無上の喜びとし深く感謝申し上げますとともに、
日頃よりお寄せいただいている温かいお心、ご支援に厚く御礼申し上げます。
さて幾年、幾度か厚生労働省に折衝してきたご遺骨のDNA鑑定が、
ようやく実現されることとなりました。
その報道に接した直後、南太平洋のタワラ環礁でみつかったご遺骨が、
DNA鑑定によってご遺族のもとへ帰ったとの知らせがあり、
ご遺族の町村さんはご両親の墓前に手を合わせ、
「兄さんがようやく帰ってきたよ」と報告されたそうです。
曾祖父様をグアムで亡くされ、数年前に祖母様たちと、
この彼岸参拝にご出席された佐多あゆみさんは、
「遺骨が祖国に戻ってくるまで、曾祖父にとっては、
戦争は終わっていないのではと思います。
愛する妻や可愛い子ども、その先に続く私たちの世界が
幸せであることを祈って、日本を守るために命を尽くした
曾祖父の遺骨を一日でも早く見つけ出し、
皆で 『ありがとうございます。お帰りなさい。』 と
愛をこめて言いたいと思います。」
という内容の手紙を以前お寄せくださいました。
「ご遺骨が 家族のもとに 帰らなければ、あの戦争は 終わらない。」
その想いを抱き続けている我々遺族にとって、
DNA鑑定は一つの大きな前進ではあるものの、
それがもっと以前から行われていれば、
多くの英霊が家族のもとへ帰れたのではないかと
悔やまれてなりません。
本日ご出席いただいているご遺族の谷村一成さんは、
中央大学在学中に、曾祖父様がグアムで戦死された戦跡の探索を
希望されていました。
谷村さんの曾祖父様も、佐多あゆみさんの曾祖父様と同じ
54警備隊に所属されていて、
縁(えにし)を強く感じずにはいられません。
これからも、谷村さんのような若い人たちの力を結集し、
先の大戦の記憶を風化させることなく、末永く後世に語り継ぎ、
平和への誓いを新たに、グアムの戦没者、約19,000余柱、
そのうち未帰還のご遺骨、約18,500柱を
なんとしても日本にお迎えしたいと思います。
最後になりますが、英霊のご冥福と、
ご参列の皆様方のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げ、
挨拶とさせていただきます。
2021年3月21日
NPO法人ピースリング・オブ・グアム・ジャパン
理事長 松本平太郎
顧問 土屋正忠 元衆議院議員 挨拶
千鳥ヶ淵戦没者墓苑 理事長 山崎文夫様 挨拶
NPO法人JYMA 理事長 赤木衛様 挨拶
2020年度活動報告 事務局
武蔵野市議会議員 東まり子様 挨拶
仁後雅子監事 挨拶
献花
献奏 尺八 門傳良男様
閉式の辞 松本誠理事
ご遺族 谷村様