10月20日(土)に東京赤坂にて登録講師個別説明会を開催します。講師初心者の方も歓迎します。
読者の方が会社員であり、比較的年齢が若い方でしたら、
周囲に「おじさんキラー」や「おばさんキラー」などと呼ばれている
人はいないでしょうか?
「おじさんキラー」や「おばさんキラー」というのは、年上の人に
好意を持たれたり、かわいがられる人をいいますが、この要素が
あると特に営業職では仕事が上手くいくことが多いのです。
「おじさんキラー」や「おばさんキラー」は、どちらかといえば
そうでない同僚からは内心あまり快く思われていないことが
多いものです。つまり、「あの人は年上の人にうまく取り入って
成績を上げている」という一種のやっかみを持たれる傾向に
あるということですね。
けれども、私はそのようには思いません。年長者にかわいがられる
ということは、相手の心理を読むことに長けていることであり、
これはFPにとって必要な関連能力の1つだといえるからです。
相手が人生経験を積んだ人であるほど、顧客としてレベルが高い人
であるほど、上辺だけのこびへつらいやおべっかなどはすぐに
見透かしてしまいます。一人の相手ではなく、複数の年長者から
かわいがられるということは、それはその人の実力です。
そうでない人は、その要因がどこにあるかを見習うべきだと思います。
若い企業系FPであれば、接する顧客のほとんどが自分よりも年長である
はずです。したがって、「おじさんキラー」や「おばさんキラー」とそうでない
人では、自然と成績上の差がついてしまうのは当然なのです。環境に
よっては、それがすべてと言っても過言ではないでしょう。
年長者にかわいがられることによって、その人間は成長します。
もちろん、失敗することも多いのですが、それも含めて勉強させて
もらえるということです。自らが「キラー」になろうと思わなくても、その要素は
どこにあるのか、相手はなぜ好感をもってくれるのかということを分析して
みるだけでも効果があるはずです。
FPの仕事はすべて人間相手であり、その人間の心理を読んで行動することが
基本だからです。もし周囲に「キラー」がいるなら、それは自分の能力を向上
させる絶好の教科書になります。
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