5ヵ月ぶりの欠員募集になります。今回は5名の募集です。
FPの独立において、瞬発力はあっても持続力がなければ、
独立自体が無意味になってしまいます。思い切って独立しても、
1年もたたないうちにリタイアしてしまう人が非常に多いのです。
当社の独立支援においても、通常の場合よりは少ないのですが、
やはり短期間でリタイアする人もいます。そういった人が最後に
残す言葉は皆同じです。
「良い経験になりました」
早期にリタイアした人のほとんどすべてがこう言うのです。
「経験をするために独立したのではないでしょう(笑)」と訊きたく
なりますが、おそらく他に言うべき言葉が見つからないのだと
思います。
一念発起して会社を辞めて、自分の無力さを悟る。確かに
良い経験かもしれません。けれども、それに対して支払った
あるいは今後支払うであろう代償は非常に大きいのです。
申し上げたように、日本の社会ではひとたび会社を辞めてしまえば、
完全に元に戻ることは不可能だからです。それなのになぜこういった
人が出てくるのでしょうか。私なりにいくつか理由を考えてみました。
1.自分で稼ぐということを甘く考えていた(簡単にできると思っていた)。
2.(学歴・職歴・保有資格で)自分は優秀であると勘違いしていた。
3.ただ会社から逃げたいために独立しようと考えていた。
4.楽をして稼ごうと考えていた。
5.困難に遭遇しても逃げることしかやってこなかった。
こういった甘い考えで独立してしまえば、長くは持たないのは当然です。
独立してからの現実は、上記の正反対なのです。考えていたことと
やってみた結果があまりに違いすぎて、モチベーションが一気に下がり
リタイアしてしまうというわけです。
1.自分で稼ぐことは厳しく、簡単なものではない。
2.学歴・職歴・保有資格はまったく役に立たず、それに頼る人間は無能力者である。
3.辛いから逃げたとしても、外の世界も同じように辛い。
4.楽をして稼げるわけはなく、必死にならなくてはやっていけない。
5.困難からは逃げられない。自分がすべての責任を負わなければならない。
このような理想と現実の違いを悟り、自分にはできないとリタイアしていく人が
残していくのが「良い経験をした」ということなのでしょう。
瞬発力である「独立」にばかり頭がいってしまい、「独立」「独立」とそれが目的
のように先を急いだのがこの結果です。ですから、私が独立支援をする場合には、
決して急ぎなさいとは言いません。
「まず独立してやっていけるだけの力をつけましょう。そして十分力がついた時点で
タイミングを見て独立を考えてはどうですか」と申し上げます。
ところが実際には、一足飛びに独立してやっていけると考える人がかなりいるのです。
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