信用とは<その8> | FP独立成功術<ファイナンシャルプランナーの独立への軌跡>

FP独立成功術<ファイナンシャルプランナーの独立への軌跡>

資格を取得して、独立したいと考えている方は、現実的にどうやって仕事を得たり、収入を確保するのかがわからない方が多いと思います。そういった方々に、私が歩んできた独立への軌跡について参考にしていただけるのではないかと考えて、このブログを始めることにしました。

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信用と構築し、それを何としてでも守っていくことが、生き残ることに

つながります。そのためには、日常のごく些細な事にも神経を使う

必要があります。


些細なことの1つ1つで信用が構築できるわけではなく、またそれで

得た信用を失うことにはなりません。しかし、そういった些細なことが

積み重なっていったらどうでしょうか?


一度や二度では変わりません。けれども何度もそれが繰り返されれば

いずれ決定的な差となって大きな影響を及ぼすことになります。


ごく身近例として、社会人のあるべき姿として約束の時間に遅れない

ということがよく言われます。そんなことわかっている、当たり前のことである

と考えている人ほど、それを心の中で軽視していますから、知らず知らず

のうちに自分で自分の首を絞める結果となっていきます。


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約束の時間に遅れれば、
その時間の分だけ待たせた人の人生を無駄にさせる。
約束を守れない人は信用されず、
自分の人生を無駄にすることになる。
                                小野田 寛郎(陸軍少尉)
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大東亜戦争において、敗戦後の任務解除の命令が届かなかったため、
部下3名とともにルバング島の密林に潜み、戦闘活動・諜報活動を
続け、1974年に戦争終結から29年ぶりに帰国された小野田少尉の言葉です。


約束は守らなければいけない。道徳的にこのように教わり、
常識的にそうしなければいけないと考えているのでは、

まだまだレベルが低いと思います。


なぜ約束を守らなければならないのか。これを自分自身が実感
しなければ、その本当の重要性は理解できていないと思います。
待ち合わせの時間などは些細なことかもしれませんし、電車の事故
などで遅れることもあるでしょう。何がなんでも絶対に遅れては
いけないということではありません。


しかし、それが度重なると、そうはいかなくなります。その人間の人格が

見えてしまうからです。信用を得ることができない、信用を失うというのは、

そういうところに端を発するものです。


些細な約束を守れない人は、別の場面でも同じようなことを常に
やるものです。約束を守らないことに違和感を感じない人は、
この言葉のように人生を無駄遣いしている人間です。


信頼するに価しません。そして、そのような人と平気で付き合える
人間もまた同様ということです。




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