彼と知り合ったのは2010年の夏だったから、もう6年もの歳月を共に過ごしたことになる。
共に過ごしたというのは別に大袈裟でも何でもなく、彼が開発していた一つのシステムを通して365日一緒だったし、リヤカー中は彼がスポンサーになってくれ購入したリヤカーと文字通り寝食を共にしてきた。旅から帰ってきたその日から、彼の会社の役員として迎え入れてもらってもいる。
当時は、お互いにお金も仲間も仕事も家族も文字通りすべてを失い、人生のどん底で這いつくばっていた時期。すべてを失っても自分自身への誇りは決して失わずに、歯を食いしばって、できるだけ平気な顔をして人に会い、心は全力で突っ張って生きていた。
そんなときに、二人にとって共通のメンターである馬場真一コーチから彼のことを紹介された。すぐに意気投合とは行かず、お互い人間不信だったし、意地っ張りの負けず嫌い同士。
毎晩電話で「あーでもない、こーでもない」と議論し合いながら、よく喧嘩し、よく笑い、少しずつ互いを信用するような仲になっていった。
そんな6年前、まだこのシステムを開発していた時に、まだ何も持っていなかった彼が何度も何度も僕に確認してきた言葉を思い出した。それは、このシステムの揺るがぬコンセプトでもあるし、彼と彼のこのシステムがこの6年で成功を収めた秘訣であるとも思う。
彼はよくこんな話をした。
「どん底の俺を救ってくれた馬場さんに喜んでもらえるシステムを作りたいんだよ。馬場さんに喜んでもらうためには、馬場さんのクライアントさんたちにも喜んでもらわなきゃなんだよ。難しいよな。分かんないことばっかでさ。でも俺はできるって信じてるんだよ。俺がそんなことを思いながらこのシステムを作ってるって気持ちは、絶対に間違いじゃないはずだからさぁ」
そして最後には必ず、僕にこう聞いた。
「なぁ、かっちゃん。俺間違ってないよな?」
彼は作り上げたシステムを『愛と感謝のリザーブストック』と呼んでいるけど、それは正にたった一人の恩師への報恩の想いから始まったシステムで、そのことは僕がリアルタイムで見てきた生き証人として証明することもできる。
でも、そんな証明は今となっては必要もなく、結果がそのすべてを物語っていた。
昨日、「総会」という名の彼から仲間たちへの謝恩を伝える会に出席させてもらった。
僕はそこに集まっている彼の仲間たちを見ながら、6年前、彼が孤独で不安で確信なんてどこにもない中で
「俺間違ってないよな?」
そう何度も自分自身に問いかけ続けたあの問いへの答えを、こういう形で見せてもらえたんだなぁという気がした。
当時は、彼が何度も問い掛け、僕が何度も返した答えに確信なんてどこにもなかったけど、本当は俺自身も、あなたと同じようにそう信じたかったのだと思う。
「絶対、間違ってねぇよ!」って。
相馬 純平&リザーブストック、
そして、世界中のリザストユーザーの皆さん、
証明してくれて、ありがとう。
多謝。田中克成
#リザーブストック












