どうなりたいか?が人を迷わせる。 | ファンマーケティングで1人起業家が年商3000万円になる方法 〜コミュニティビジネスからビジネス設計、出版ブランディングまで〜

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悦る商人“たなかつ”こと田中克成が、ファンマーケティングを活用して8ケタの商売を連続して起業するための『教え』を綴ってます。自分サイズの小さなコミュニティからはじめて、ファンを応援し、応援され、応援し合うコミュニティビジネスのはじめ方・考え方。

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先日、保育園児だった息子の卒園式での一コマ。

 

みんな一人ひとり夢を発表してまして、

 

「大きくなったらサッカー選手になりたいです」

「大きくなったらお巡りさんになりたいです」

「大きくなったら結婚してお嫁さんになりたいです」

 

みたいな夢の発表がつづく中、

我が次男坊は何になりたいんだろうか?

と楽しみに待ってると、

 

「大きくなったらドッヂボールがしたいです!」

 

 

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したいんかーいっ!

なりたいこと言えやーっ!

 

ってわけで終わってから聞いたら、

 

「いい〜んだよ、ドッヂボールしたくなっちゃったんだから・・・」

 

その場の思いつきッwww

大きくなったら急にリヤカーで旅とか行っちゃうタイプの人間だなコイツ。。。

 

 

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なんて思っちゃったのだけど、

↑この記事をFacebookにアップしていたのを読んだ友人が、昨晩、僕にこう言った。

 

「かっちゃん、あの記事めちゃくちゃ深いイイ話ですね」

 

「マジ?どこが??」

 

「みんな大きくならないと“なれないこと”を言ってるわけじゃないですか。でも、かっちゃんの息子さんは、今したいことを大きくなってもしたいんですよね」

 

「でもドッヂボールだよ?? なりたいことも聞きたかったよ」

 

「たまたまドッヂボール選手って職業がないから、大きくなってもドッヂボールがしたいって言うしかないだけですよ」

 

「なるほどねー」

 

「結局、大人になっても、今したいことをしたいって、それをするまでの過程も含めて全部幸せじゃないですか?」

 

「確かに」

 

「かっちゃんも、世界中を旅しながらGIFTを広めたいって、なりたい姿じゃなくて“したいこと”じゃないですか。それが出来るように準備してる今って、楽しくないですか?」

 

「あー、確かに楽しい。途上国とか部族の人とGIFTでハイタッチしながら世界中旅して、先進国だけじゃなくて、人類共通の成功法則を調べたい。…ってやりたいこと決まってからは、今やってることが上手くいった先でそれが出来るから楽しいわー」

 

「そーでしょう?」

 

「そうそう、GIFT持って旅してぇって思う前は、どうなりたいのか分からんくて、俺が知ってる有名な誰かとか、歴史上の偉人をモデリングしようしようとしてたよね。

 

で、せっかく俺がこうなりたい感じの人を見つけても、その人たちの能力とか知名度が俺にはなくて凹んでたw

 

結果、どこに向かってるか分からなすぎて、今やってることも楽しくなかったわ。旅してぇって思う前も後も今やってることはまったく一緒なのにね」

 

「そうなんですよー。だから、息子さんのドッヂボールってすごい深いんですよー」

 

「ホントだね!これ、『ドッヂボールの法則』と名付けよう!」

 

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その夢は、今“したいこと”の延長線上か?

 

これって、猛烈に大事。

例えば、イチローさんが小学校の時に書いた作文の「僕は大きくなったら、プロ野球になりたいです」ってのは、“今、野球が好きで好きで仕方ないぐらいに好きで、大人になっても野球してたい”ってこと。

 

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今したいことの先に、子どもにも分かりやすい職業があるってすごくいい。
 
サッカー選手ってのもある。
息子のお友達は、「大きくなったらキックボクサーになりたいです」と言ってた。お父さんと少し喋ったら、空手やってるらしい。
 
俺も小学生のころ少林寺拳法をやっていて、空手でいう組み手(少林寺では乱取り)の大会があって、ボクシンググローブをつけて突いて蹴ってで一本を競う試合が好きで好きで仕方なかった。
乱取りの稽古がある日だけは、熱があっても道場に行ってた。
 
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でも、俺の夢はボクシングの世界チャンピオンになることだった。今の時代なら、絶対にキックボクサーか、K-1の選手って夢だったと思う。
 
ただ残念ながら、俺が子どもの頃にはキックボクシングというスポーツの存在があまり知られていなかった。
 
親父たちの時代には、真空飛び膝蹴りという必殺技で、連続117KOっていうバケモノみたいな強さの“キックの鬼”沢村忠というスーパースターがいたらしいのだけど、それは俺が生まれる10年以上も前。
 
沢村選手の引退から、次にピーターアーツやアンディフグらがキックボクシングをお茶の間に復活させるまでの30年間は、グローブをつける職業と言えば、ボクシング以外の選択肢はなかった。
 
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その最高峰で輝きを放って世間を魅了してたのは、マイクタイソン。日本人では井岡弘樹さん。だから、俺の夢もほぼ無条件にプロボクサーだった。

キックボクシングを知ってたら、キックボクシングの世界チャンピオンになりたかったと思うし、空手や少林寺拳法がテレビで盛り上がってたら、それでも良かったんだと思う。
 
なりたい職業って、したいことの延長線上にあるカテゴリーの話であって、夢もそのカテゴリーに該当しなきゃダメってことになると本末転倒。
 
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だけど、僕が息子の「大人になってもドッヂボールやってたい」って夢を聞いて、「それなりたいことじゃねーじゃん」って分かったようにツッコんだけど、分かってないのはパパや大人たちで、
 
「いい〜んだよ、ドッヂボールしたくなっちゃったんだから・・・」
 

 

この答えが全てだと思う。

 

「ハッハァ〜〜〜ン♪」

 

と思った単純パパは、

 

「何になりたいか?」じゃなくて、

「何をしたいか?」に基づいて生きることが、幸福な人生なんだと言うことが分かった。

 

 

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なんつってFacebookに書き込んだら、

20代で何十億の会社を作って、それを売却して得た時間とお金で、子どもの頃から書き溜めてきた『バケットリスト(死ぬまでにやりたいことリスト)』を一つずつ叶えつづけている旅する絵本作家リックスタントンさんが返事くれた。

 

「ほんまそれそれー‼︎ 歴史的にも…何にものなりたいを唱えた人は偉人になりえても私生活が不幸な人おおいもんねーw」

 

 

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なるほどほどほどほどぉ〜〜!!!歴史的証明!!

本当に、何者かになりたいのは他者評価が存分に含まれる。

 

 

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例えば、「日本を変えたい」は坂本龍馬や高杉晋作、今流行りの西郷隆盛に“なりたい”要素が存分に含まれる。

 

そうなってくると、「日本を変えたい」は“したいこと”ではなくて、歴史に名を残したい、とか、ヒーローになりたい、ってことになる。

 

ってことは、今の日本が変える必要のない素晴らしい国であってもらっちゃ困る。

 

政治は是非とも腐敗していて欲しい。

権力者たちは陰謀に満ち満ちていて欲しい。

 

金持ちたちは善良な者たちを扱き使う悪の権化であって欲しい。

 

町中が救うべき可哀想な人たちで溢れ返り、

私はこんなに可哀想で劣悪な環境で虐げられていなければならない。

 

 

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「どうなりたいか?」を問うから考え方、物の見方が不幸になる。世の中が悲惨なもので溢れかえる。“自分らしさ”という道から外れていく。

 

そうじゃない。

 

 

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“したいこと”をコンパスに進み続ければ、今を迷わない。

“したいこと”をやり続けた先に、“今はまだ見ぬなりたい姿”があるんだと思うと、俺たちは俺たち一人ひとりの人生を、小説みたいにワクワクしながら歩むことが出来るよね。自分の物語の主人公として。

 

 

ドッヂボールの法則。

「どうなりたいかではなく、何をしたいかを問え」

 

 

※写真はドッヂボールの法則を提唱してくれた我が息子が1歳の頃に放っていた堂々の風格w

 

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