銀座でプロデュースする出版の裏側
もし、ぼくが出版プロデュースという職業に出会っていなかったら、しがないコンビニのアルバイト店員で一生を終えていたかもしれない。
いや、間違いなく終わってたと思う。
でも、ぼくは出版プロデュースという本作りの仕事に巡り合った。これって偶然ではないご縁なわけで、何かの使命がその職業の裏側に隠されているのだと思うわけだ。
この度、「たった一人の本物の本を、命懸けでプロデュースをしてみないか?」というお試しが天からやってきた。
もちろん、答えは「YES」だ。「YES」に決まってる。
ただ、命懸けだ。
命懸けってわかる?僕は分からんよ。分かるわけない。想像はできるけど、体験したことないことが分かるわけない。だから、
体験したいと思った。命懸けも知らずに「命懸け」なんて言葉使っちゃう自分がみっとないからね。
それで、出版社を立ち上げることにした。
このご時世にバカだと言われた。そりゃそうだ。たった一冊の本を「命懸け」ってやつで、本気でプロデュースしたいという理由で、出版社作るって発想、そりゃバカだ。
でもね、お陰で「命懸け」の意味がちょっぴり分かったよ。
「何が何でもやり切る」ってことだ。
できない言い訳は一切通用しない。仮に地球が爆発したとしても、できる方法を考え抜いて、できるまでやる。ただそれだけ。
そんな風に、覚悟が決まったら、次の役目もやってきた。
「きみが思う理想の本作りと、同じビジョンを持った出版プロデューサーを数多く育てなさい」
これは、あるグループ企業の顧問さんからやってきた。
答えはもちろん、「YES」だ。
たった一冊の本を本気で、命懸けでプロデュースするってことは、可能性をすべてやり尽くすってことだ。
「時間がない」
「人手がない」
「知識がない」
「経験がない」
「お金がない」
「人脈がない」
「才能がない」
アレがない、コレがない。
全部、言い訳なんだよ、本当は。
時間も、人手も、知識も、経験も、お金も、人脈も、才能も、言葉にできることで作れないものなんて一つもない。
「JUST DO IT.」
100人が
「不可能だ」
ということを
「可能」に変える。
それこそが、クリエイティブであり、プロデュースの醍醐味だ。ベイベ~