みなさん、英会話してますか?
私は日常生活で英語を使うことがほとんどありません。
それでも年に1回くらい海外に行って、何日間か外国人と英語漬けになります。
さて、最近海外から迷惑電話が掛かってくるというのが増えているそうで、その手の詐欺電話には注意してください。
手口としては「ワン切り」で海外の電話番号から掛かってきます。
もしこちらから折り返し掛けると、高額な国際通話料を請求されたりします。
最近多いのはアメリカ・カナダ、ヨーロッパの国々からの国際電話です。
こちらからかけ直さなければ大丈夫ですから、身に覚えのない国際電話は無視しましょう。
なんて思っていたら、いきなりスマホに国際電話が掛かってきました。
国名はオーストラリアで、ワン切りどころかけっこうしつこく鳴り続けています。
とりあえず電話に出ることにしました。
実は先月くらいから頻繁にオーストラリアの銀行からメールが届いていたのです。
政府の要請により、預金者の身元確認をしているらしく、3月中に手続きをしないと口座が凍結されるかもという脅迫メール(?)です。
何年か前にも似たような話があって、長年取引が行われていない口座は凍結されたり国から没収される恐れがあるとのメールが来て、かなり苦労したのです。
銀行の窓口まで来たらすぐに出来ると言われましたが、いやそれは無理だと。
ちなみに口座を開設したのはゴールドコーストの支店です。
当時は新型コロナで渡航が困難だったので、何とか電話で出来ないかとがんばって英語で説明しました。
最初は無理だとか言われましたが、5回くらいかけ直したら親切な担当者が対応してくれたのでどうにかなりました。
コールセンターがインドとかフィンリピンにあるらしく、そこに繋がるとものすごく訛のある聞き取りにくい英語で「できない」と言われるのです。
何度か掛けているうちにオーストラリア訛の担当者が出て、ようやく次のステップへ。
今度は申込したときの資料に書かれているセキュリティーコードを言わないと手続きできないと言われ、家中を探したら10年くらい前に旅行したときのチケットや領収書とともに書類が出てきました。
そこからは割と簡単に進み、ついでにオンラインバンキングが出来るようにもなりました。
最初はどうなることかと思いましたが、さすがに同じやり取りを何回もすると流れもわかってくるので、これはいい英会話のレッスンになりました。
(もう二度としたくありません。)
と思っていたら今回のトラブルです。
オーストラリア在住の人なら窓口に行くか、オンラインでID(免許証、パスポートなど)を入力すれば簡単に終わります。
しかし、外国人はそれが出来ないのです。
※基本的にどこの国でも外国人に対しては何かと厳しいのが一般的です。
何度かチャレンジしてみたものの、どうしても無理でした。
最後の手段としてはまた悪夢のコールセンターしかありません。
と思っていた矢先の、向こうからの電話です。
良かったことと言えば電話する手間が省けたこと、電話料金が向こう持ちだということです。
以前使えたskypeの国際電話サービスが終了してしまったので、新しい手段を探さなければなりませんでした。
というわけで、おそるおそる電話に出たのですが、安心感のあるオーストラリア訛の英語でした。
とりあえずゆっくり喋ってくれと。
で、結局はオーストラリア在住ではないのでIDがなく、日本のパスポートしかないと伝えると、担当者に代わるとのこと。
次の担当者の最初の一言が「ご用件は何でしょう?」でした。
え?引継ぎ無し?
というわけでまた最初から説明することになるのですが、流れはわかっているので日本のパスポートしかないと伝えると今からいうアドレスにメールを送れということで通話終了。
今回の会話内容は90%くらいは理解できていると思います。
しかし、残りの10%がわからないとどうにもならないことがあるというのが現実です。
結局、悪夢のコールセンターに電話することになりました。
でも、今回は文明の利器を使います。
以前はまだなかったAIの活用です。
用意したのは同時通訳ソフト、国際電話が掛けられる通話アプリ(楽天Viborが1週間無料)です。
パソコンから書けながらスマホの同時通訳ソフトを起動。
オペレーターはフィリピン人っぽい訛の英語でしたが、同時通訳ソフトが拾ってくれました。
これで相手の言葉を聞き逃す心配はありません。
こちらの日本語を英訳すると時間が掛かるので、そこは自力で勝負。
結局、問い合わせ番号を件名にして、パスポートの写真を添付して指定のアドレスに送ればいいということでした。
何か文章は入れた方がいいのか?と聞くと「AIで調べろ」と。
その方が早いのでそうすることにしました。
無事、銀行から手続き完了のメールが届きました。
今回は3日間に渡る奮闘でしたが、これでまた少し英会話のレベルが上がった気がします。
ちなみに今回学んだこと。
このような電話でのやり取りでよく使われるフォネティックコード(phonetic code)というのがあります。
名前、住所、コードなどを口頭で伝えるときに聞き取り間違いのないようにするためのコードです。
例えばB、D、P、T、Vなどの文字は間違えやすいので、BはブラボーのBとか、DはデルタのDと伝えます。
英語だとB for Bravo, D for Deltaとか、めんどくさかったらBravo,Deltaとか言えば通じます。
参考までに。
NATOフォネティックコード
| A | Alfa |
| B | Bravo |
| C | Charlie |
| D | Delta |
| E | Echo |
| F | Foxtrot |
| G | Golf |
| H | Hotel |
| I | India |
| J | Juliett |
| K | Kilo |
| L | Lima |
| M | Mike |
| N | November |
| O | Oscar |
| P | Papa |
| Q | Quebec |
| R | Romeo |
| S | Sierra |
| T | Tango |
| U | Uniform |
| V | Victor |
| W | Whiskey |
| X | X-Ray |
| Y | Yankee |
| Z | Zulu |
これを用意しておけばばっちりですが、自分の名前とか住所なんかはあらかじめ書き出しておくと完璧です。
発音は難しいので翻訳ソフトなどで聞いておきましょう。
対面でやり取りするなら翻訳ソフトだけで十分です。
もう二度としたくない。
※口座を解約するには窓口に行く必要があります。