なろう なろう ガチでなろう

あすはガチ勢になろう

 

「あすはガチ勢になろう、あすはガチ勢になろうと一生懸命考えている人よ。でも,永久にガチ勢にはなれないんだって!それでガチなろと言うのよ。」

 

「貴方はガチなろでさえもないじゃありませんか。ガチなろは、一生懸命に明日はガチ勢になろうと思っているでしょう。貴方は何にもなろうとも思っていらっしゃらない。」

 

 

ガチ勢

ガチ勢とは、ある物事に本気(ガチ)で、真剣に取り組む人たちのことです。もともとはゲームで勝ちや高得点を本気で目指す人を指していましたが、現在ではスポーツ、趣味、推し活など幅広い分野で使われています。

 

これに対して、

 

エンジョイ勢

勝ち負けや効率にこだわらず、純粋にゲームや趣味のプロセスを楽しむプレイスタイルの人たちを指す言葉です。勝敗よりも、好きなキャラクターを使うことや、友達との交流、世界観に浸ることを大切にします。

 

 

ガチ勢というのはたとえどのジャンルでも、競争原理が働く場所には一定数存在します。

アマチュアの世界であれば、その中のトップレベルの人たち、本気でプロを目指す人たちがガチ勢です。

 

中学受験の世界(近畿)で言うと、

・最難関のトップレベル校(男子なら灘中)を目指し、その合格圏内にいる

・塾の最上位クラスに在籍している

・塾のテストで常に上位ランキングに入る(10傑~100傑)

・小1から通塾している(幼稚園のときから飛び級で通塾)

・小学校は私立または国立附属

・塾を複数掛け持ちしている

・算数オリンピックで入賞

・全国統一小学生テストで決勝大会出場

・将来的に国公立医学部・東大・京大を目指している

 

そんな人たちがガチ勢です。

で、それを目指している人たちが「ガチなろ」ですね。

 

 

全国統一小学生テストで決勝に何度も入った生徒がいました。

毎回ipadminiを貰うので、「先生に1台あげる」と言って持ってきてくれました。

裏には「全国統一小学生テスト 優秀賞」と書かれたプレートが張り付けてあります。

※今はバージョンが古すぎてアップデートも出来ません。

コロナ以前は小4の決勝に残るとアメリカ研修旅行というのがあって、一緒に旅行した人たちと6年後に東大理Ⅲで再会するというのがありました。

 

「対策をしてください」という依頼を何件か受けたこともありますが、保護者がどこかで入手してきた過去問をやらせるくらいしかすることがありませんでした。

決勝に行ったのは彼らの努力の結果です。

 

 

 

そういう人たちの最大の共通点としては、「親がガチ勢」だということです。

ですから、ガチ勢を目指す人はまず親がガチ勢にならなければなりません。

 

親がスケジュールを徹底的に管理し、予定を確実に遂行させます。

ちょっとしたミスがあれば全部やり直し(まるで苦悶式)、これでもかというダメ出し。

傍から見ていたら「虐待」を疑うレベルです。

講演会とかでそういう話を聞いて、うちの子にもそうさせようと思っている人は注意が必要です。

ガチ勢の子どもはそもそも親の言うことを聞かない(無視する)、(論理的に)反論する、極めて防御力が高いという特徴を持っています。

だからこそ、親の口調も激しくなるのかもしれません。

 

たまに見かけるのが、やたら完璧主義の保護者です。

理想が高く、最難関校に固執し、「ここでなければ意味がない」などと言います。

失敗は許さず、上位クラスから落ちたら退塾させるとまで言います。

一見するとガチ勢のようにも見えますが、ガチ勢とは決定的な違いがあります。

こういう完璧主義の人は一度失敗するとすべてを放棄してしまう危うさがあるのです。

実際にクラス落ちで退塾した人を何人も見てきていますし、6年生になってついに子どもが反撃するようになり親子関係が崩壊なんていうケースもありました。

 

一度や二度の失敗にもめげす、常に挑戦する気持ちを失わないのがガチ勢です。

ちょっと上手くいかなかったから自暴自棄になるような人はガチ勢にはなれません。

 

 

重課金勢

 

中学受験に激しく課金する人たちがいます。

授業料の高い塾に通い、オプション講座をフル受講、他塾を掛け持ち、個別・家庭教師をつけて年間300万くらい掛かった(6年生)なんて言う話もあります。

 

低学年のうちはそこまで行きませんが、それでも毎月そこそこの金額になると思います。

でも、話を聞いてみたら塾に通わせるために習い事を辞めたのでお金が浮いたとか。

 

なんでそこまでお金を掛けるのでしょうか?

実はちゃんと理由がありました。

 

近畿圏の上位層は将来的に医学部を目指している人の割合が高いのです。

医学部を目指すとなると、私立の一貫校に入れて、塾・予備校に通い現役合格を目指すのが一般的です。

医学部となると多浪生が多いというイメージがありますが、これがけっこう大変です。

医学部受験の予備校に通うと年間600~700万くらい掛かります。

これは親の負担です。

でも、それだけではありません。

本人の逸失利益(現役合格なら得られたはずの収入)も考えなければなりません。

勤務医の場合、1浪すると将来的に1年分の収入が失われます。

どこの1年が失われるかというと、若いうちは1年スライドするだけなのですが、60代になると年収は下がり始めます。

それまでの期間が1年短くなるわけですから、ピーク時の年収(50代で約1600万円)が1年分減ると考えなければなりません。

 

そう考えたら、

・医学部に現役合格させるために塾・予備校に通わせる

・最難関校に合格させるために低学年から通塾させる

その総費用と、1浪した場合の損失を比較した場合にどっちが少ないかという話になります。

もちろん、2浪を超えたら比べるまでもありません。

 

どう考えても今のうちにお金を掛けておいた方がお得、かつ確実だという判断になるわけです。

 

ただし、これは勤務医を目指す場合です。

親が病院・クリニックの院長で、将来的に後を継がせたい場合は話がさらに大きくなります。

院長になるためには医師または歯科医師の免許が必要なので、絶対に医学部(歯学部)に行かせなければなりません。

 

そう考えたら「ガチ勢」になるしかありませんね。

 

 

もう一度みなさんも「お子さんの将来の夢」というのを考えて、そのために何をすべきか話し合ってみるといいと思います。

ゲームをしたい、テレビを見たい、遊びたい、休憩したい。

それって、将来の夢を諦めてまでしたいことなのでしょうか?

 

 

エンジョイ勢

 

無理はしたくない、そこまで勉強したくない、楽をしたい。

そういう人におすすめなのは私立大学附属中高一貫校(内部進学で大学まで行ける学校)です。

難関レベルの中高でも大学合格実績を見ていると、国公立に行けるのは上位層、1浪して泣く泣く私立大学にいくくらいなら、最初からその大学の附属校に進学すれば現役進学です。

中学受験の関関同立レベルは偏差値50前後ですが、大学受験になると偏差値は跳ね上がります。

難関校でも学年上位にいないと現役合格や推薦は難しいかもしれません。(学校によります)

 

中学受験で合格してしまえばもう二度と受験は必要ありません。

偏差値がそこまで高くないのは「早割」だと思ってください。

中学受験は上位層(ガチ勢)の割合が高いので、相対的に低く見えているだけなのです。

 

 

 

 

 

 

 

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