【検証!】漢検1級→仏検2級ダブルヘッダーは可能だったのか? | Prof_Hiroyukiの語学・検定・歴史談義

Prof_Hiroyukiの語学・検定・歴史談義

・歴史旅行記や言葉(日本語・フランス語・ドイツ語など)へのこだわりや検定・歴史散策などの実践録を書き綴ろうと考えています!    
                      
<本記事を引用された場合、その旨を御連絡頂けると有り難いです。>

本日6月16日は、語学検定試験が集中する「語学検定ラッシュ」の主要日。

フランス語技能検定(仏検)、漢字能力検定(漢検)などが同日に行われます。

 

(1)以前は「漢検1級」と「仏検2級」の併願は時間的に不可能。しかし・・・

今回から漢検の試験時間が全改定されました!

漢検1級の試験時間が午前開始に早まったために、

・漢検1級 11:50~12:50

・仏検2級 14:00〜16:25

と、漢検が終わって駆け付ければ仏検に間に合いそうな時間でした。

 

(2)とはいえ、申込時に漢検の試験場は明らかにならず・・・

両試験の間隙はわずか1時間10分(しかも、試験直前に集合時間あり)。

大阪でも同一エリアならば間に合いますが、過去の動向を考えれば

漢検→大阪市内

仏検→北摂(関大など)

であり、1時間での移動は困難。

そこで、泣く泣く仏検2級を諦めた次第です。

大遅刻で検定料1万円をドブに捨てることは避けたかったのです!

 

(3)しかし、本当に併願負荷だったのか?

漢検の受験票が到着し、

・漢検→大阪マーチャンダイズマートビル(大阪市中央区)

・仏検→大阪大学豊中キャンパス(大阪府豊中市)

が判明。「最短」だとぎりぎりで行ける気もしましたが・・・

 

(4)実証、当日漢検を終え・・・

漢検→仏検会場(受験しませんが)の移動のために

地下鉄天満橋

へ移動。

マーチャンダイズビル2階(試験会場)の2階→1階が受験者で混雑のため、

天満橋駅発は13時10分!

この時点で、阪大豊中キャンパスの最寄り駅「柴原阪大前」駅の到着は

最早で13時55分。キャンパスへの移動時間を考えると仏検開始に間に合わせるのは

絶望 となりました。

 

(4)では、もしも例年通り関西大学で仏検が有れば?

仏検に間に合わないことが確定した上で・・・

もしも今年も関大千里キャンパスで行われていたら?と方角を関大に変更。

天満橋→関大前は最低乗り換え1回ですが、今回は淡路でも乗り換え・・・

関大前駅に13:35に到着!

キャンパスは丘の上ですが・・・

第1学舎食堂には13:55に到着。

もしもこの会場なら、ギリギリで間に合った可能性は有ります

 

5)今年仏検が阪大だったのは、関大が「オープンキャンパス」だったためか。それでも・・・

例え来年が関大千里キャンパスで移動時間が間に合ったとしても、この時期はもう炎天下

この日もちょっとした「山登り」で汗だくだくであり、とても試験が受けられるようなコンディションではなかったです

 

(結論)→大阪地区では、漢検1級・仏検2級併願は新時刻でも無理。

東京地区などで両会場が近接していれば可能ですが、漢検の会場が事前に分からない限りリスクは大きいです。

 

同一日時である限り、仏検・漢検は

・漢検1・2級と仏検3級(間隙2時間半)

・仏検1・準2級と漢検準1・3級

など殆ど併願としては可能性が低い組み合わせ(仏検準2級、漢検準1級は受ける人が居そうですが)に限られ、

併願自体が現実的ではなさそうです。

 

以上