「八重の桜」25~32のまとめ(大河ドラマ考149) | Prof_Hiroyukiの語学・検定・歴史談義

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本日2度目の更新!そして、今週2回目の「大河ドラマ考」です。

現在、「大河ドラマ考」は最後まで見ると、再登場の尚之助が何の「象徴」なのかが分かる(大河ドラマ考148, 八重33) まで継続中。


そして、今週の2回目は「まとめ」。「八重の桜」17~24のまとめ(大河ドラマ考140, 八重25) の続きとなります。


「八重25」は「まとめ」を兼ねておりますので、個別には「八重26」からスタートです!

隆盛は「西郷」政隆の子孫を「誇示」し、頼母は「隠す」!(大河ドラマ考141, 八重26)

西郷隆盛の「隆」は、平安期に「隆」盛を誇った藤原氏長者・藤原道「隆」に由来するのです。

中関白・藤原道隆は、あの御堂関白・藤原道長の同母兄!

代々がこの「隆」の字を凄く誇りにしていた・・・とは容易に読み取れます。


先祖の敵を演じるのか!と・・現代でも俳優に降り懸かる血縁・地縁(大河ドラマ考142, 八重27)

吉川晃司さんが「よしかわさん」ではなくて「きっかわさん」である故の逸話。

本ドラマの西郷隆盛役でもあり、台詞は少ないものの出演は多いです。


終幕で判明!山本覚馬を岩倉具視が訪問するシーン「挿入」の意図(大河ドラマ考143, 八重28)

ここからが「明治」なのですね。


源氏の白旗に「降参」と!まさしくこれは「武士の世終焉」の象徴。(大河ドラマ考144, 八重29)

武士の世の終焉を示すには、効果的な演出・・・というよりも、これは史実だったのですね。


斗南は「南と闘(戦)う」意味!などと言うドラマの「無茶」!(大河ドラマ考145, 八重30)

斗に戦う・闘うという意味は「少なくとも当時は」無く、全く以て無茶な創作でした。


ドラマが京都の事を「みやこ」と言わせる理由(大河ドラマ考146, 八重31)

京都の人にとって、いや会津の人にとっても京都は今でも「みやこ」かもしれません!


NHK取材で判明!やはり八重「さん」は歴史的人物では無かった(大河ドラマ考147, 八重32)

八重さんの時期・没年齢から、もしや・・・と思っていましたら、やはり生き証人の女性が出現!


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ドラマ自体は「近代」を描いていても、平安、鎌倉、戦国、江戸・・・と、やはり歴史は「一続き」だという事を痛感した次第です。