ギターが良い感じで弾いていて気持ちが良い。
いや、ネック裏のベタベタ(ラッカー塗装特有のアレね)が気に入らず、ずっと悩んでいて
軽くレリック加工が施されてるがゆえにローポジだけ剥がされていて、剥がされているところは良いんだけど塗料が残ってる部分がベタベタと。それゆえ途中で引っかかる感じになるのが余計にイラッとね...
単純にサンドペーパー等で塗装を剥いじゃえば良いんでしょうけど、どれ位の番手の目を選べば良いのかも分からず、そのうち何処かでプロに任そうと思いつつズルズルと。
で、年末ね、、
大好きなメラニンスポンジで家中ゴシゴシしてたら急に思い立って、ゴシゴシしてやったのよ。
「エエイ!」と。
すると、何ということでしょう〜
丁度良い塩梅で薄皮が一枚剥げた感じで、スベスベ具合が気に入ってマス。
(*やるなら自己責任で。剥いだ後はレモンオイル等で保湿のお手入れお忘れなく。あくまでフェンダー系のクリアなラッカー塗装が施されたギターのお話です。色塗装されたギブソン系などでやっちゃうと酷い事になると思われ...)
もっと早くやれば良かった。。。
さて今日は、前回ネタにしたアルバムからもう一曲。
Michael Jackson | Rock with You (1979)
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Off the Wall
1,600円
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プロデューサー、クインシージョーンズがタッグを組んでいたイギリス人のソングライター
ロッドテンパートン作。
"Boogie Nights" で有名な "Heatwave" のキーボーディスト兼ソングライターである。
Heatwave | Boogie Nighrs (1976)
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Too Hot to Handle
451円
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他、好きな曲も多いんですけど、"The Groove Line" とか "Always and Forever" など、未だにカヴァーされまくるヒット曲を残して脱退。
Heatwave | The Groove Line (1978)
Heatwave | Always and Forever (1978)
![]() |
Central Heating
1,600円
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脱退後クインシーに拾われ、翌79年以降のクインシー作品には「もれなく」と言って良いほどセットでついてくる。
クインシーのもと、決して表舞台に立つ事は無い影武者状態でその才能をフルに発揮。
残念ながら2016年に亡くなってしまったんですけど、結果としてイギリス人の白人が本場アメリカのブラックミュージック界で数々のヒットソングを残せたのは、ある意味その見返りだったのかもしれない。
おそらく、そんなタッグの初仕事がこの曲じゃないかと。
それから16年後。
再び同じタッグでこのセルフカヴァーが世に放たれる。
Quincy Jones | Rock with You feat. Brandy & Heavy D (1995)
1995年リリース
クインシーが過去の曲を選りすぐってリメイクしたこのアルバムに収録。
Quincy Jones | Q's Jook Point (1995)
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Q’s Jook Joint (Reis)
940円
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1999年にリリースされたベスト盤にも収録
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From Q With Love (Reis)
1,631円
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2005年にリリースされたブランディのベスト盤にも日本盤を含む一部の海外仕様のみボートラで収録
![]() |
ベスト・オブ・ブランディー
2,400円
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当時、ブッ飛びましたね、、、マジで。
ドラムなどリズムプログラミングはクインシーの息子、QDⅢ
ブランディは当時15歳にしてこのオリジナリティの塊。
Heavy Dによるラップのハマり方もこれ以上無いほどに最高。
さらにポールジャクソンJr.とワウワウワトソンのギターが盛り立てる。
(実はこの2人のギターがキモで、打ち込みのリズムは淡々とスクエアですからこのギターが無ければここまでグルーヴを感じない筈。逆に言うと、グルーヴィーな上物(ギター+歌+RAP)が絡むだけでこーなるんだ!って事に気付かされた曲でもある。)
レコーディングエンジニア真っ只中だったこの当時、レコーディング現場にもコンピューターが当たり前に使われ出した頃なんですが、ProToolsがやっと日本でも一部の現場に導入され出した頃で、一般的にはまだアナログと同期させて使用していた。
つまり、アナログテープやデジタルテープを回しつつ、そのトラックの一つに同期信号を録音しコンピューターも走らせる。
打ち込みモノはコンピューター、声や生楽器はテープって感じ。アナログからデジタルへ変換する際の音の劣化もまだまだでしたしね。
過渡期ですのでトラブルも多く、何より使えば使うほど音に人間味が失われていく様に嫌気が差していた頃デス。。
これまで音楽を作っていた人がコンピューターで音楽を作るにしても得手不得手が出てきますからね、コンピューターを触れない人の方が多かった。
そこで楽器なんか触ったことも無い人がコンピュータープログラミング(=打ち込み)で音楽を作るマニュピュレーターと呼ばれる人たちが重宝される事となる。
結果、打ち込み=人間味の無いつまらない音楽が蔓延する。
そのつまらなさを狙って逆手に利用した音楽にしちゃうミュージシャンもいましたけどね。。。
そんなのを一日中聴かされる地獄の日々を過ごしていた頃でしたから「使える人が使えば打ち込みもちゃんと音楽になるんや!」と確信させられる曲の一つだったり。
スマホの無料アプリでも手軽にそこそこのものが作れちゃう今の時代では考えられない話ですから、デジタルネイティブなイマドキの人はピンと来ないかも知れませんが。。。汗
そんなこんなで長くなりましたけど、オリジナルを元にギターで弾くならこんな感じで。
*あくまでギターで採ったギター目線での話です。鍵盤目線ではまた解釈が異なると思いますので予めご了承ください。
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[Intro]
| Ebm9 | Ab/Bb Bb | Ebm9 | Ab/Bb B/C# |
| Ebm9 | Ab/Bb Bb | Gb/Ab Ab | Gb/Ab Ab |
[A]
| Ebm9 | Ebm9 | Ab/Bb | Ab/Bb |
| Ebm9 | Gb/Ab | Ab/Bb | Ab/Bb |
[B]
| F#M7 | Fm7 | BM7 | Gb/Ab |
| Ebm7* - Fm7* - F#M7* | - | Ebm7* - Fm7* - F#M7* | Gb9/Ab |
[C]
| Ebm9 | Ab/Bb Bb | Ebm9 | Ab/Bb B/C# |
| Ebm9 | Ab/Bb Bb | Gb/Ab Ab | Gb/Ab Ab |
[A]
[B]
[C]
[Bridge]
| Bbm7 | Bbm7 | Eb9 | Eb9 |
| F#M7 | Fm7 | BM7 | Gb/Ab |
[Interlude]
| Ebm9 | Ab/Bb Bb | Ebm9 | Ab/Bb B/C# |
| Ebm9 | Ab/Bb Bb/C - B/C# | - | *C/D | (*Key= Half Tone Up)
[C2]
| Em9 | A/B B | Em9 | A/B C/D |
| Em9 | A/B B | G/A A | G/A A |
[C2]
x Repeat to Fadeout
Ebm9= x6466(6)
Ab/Bb= 6x6544
Bb= 688766
B/C#= 9x9877
Gb/Ab= 4x4322
Ab= 466544
F#M7= x-9-11-10-11-9, x9x666, 2x332x, 2x4321
Fm7= x-8-10-8-9-8, 131111
BM7= 7x887x, 7x9876, x24342
Ebm7*= x68676
Fm7*= x-8-10-8-9-8
F#M7*= x-9-11-10-11-9
G9/Ab= 4xx324, (≒ G13/Ab= x-11-11-11-11-11)
Bbm7= 686666, 6x6666, x13121
Eb9= x6566(6)
Bb/C= 8x8766
C/D= 10-x-10-9-8-8
Em9= x7577(7)
A/B= 7x7655
B= 799877
G/A= 5x5433
A= 577655
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この曲は何と言っても黒人さん特有の親指フォームが出来るか否か。
繰り返される「Ab/Bb→Bb」みたいなパターンを親指を使ったシェイクハンドで押さえれば随分と楽になる。
つまり、親指で押さえた6弦を支点にして5弦から下はそのまま並行移動させれば良いだけですから。
私と同じくお手てがあまりに可愛過ぎて届かない人はコードチェンジに慣れるしか無いです。
慣れてしまえば楽勝ですから、ブラックミュージック界隈では当たり前に多様するパターンですしこの機会に手に覚えさせる練習曲にしてください。笑
ちなみに、親指が使えない人の「Ab/Bb」というコードフォームは、薬指で6弦を押さえます。
5弦をミュートして、4弦を小指、3弦を中指、1-2弦は人差し指でバレー
この曲でいうと、「B/C#」「Gb/Ab」「Bb/C」「C/D」「A/B」「G/A」
全て同じパターン。
それらと人差し指バレーのベタなメジャーコードとのコードチェンジを如何にスムーズにやるか?って話ね。
ちなみに、Bメロ8小節目だけ9thが入った「Gb9/Ab」と表記してますけど、そこは小指でGから見た9thを加えます。
その9thは1弦にいるので4弦を押さえてる小指を離してミュートし、1弦を押さえる。
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ちょうどギターの参考に良さ気なアンプラグドライブなカヴァーがある。
Jessie J | Rock with You (Studio Live at BBC Radio 1Xtra, 2014)
転調前のインタールードだけ若干アレンジされていて、augを挟んで倍やる感じ
[Interlude]
| Ebm9 | Ab/Bb Bb | Ebm9 | Ab/Bb B/C# |
| Ebm9 | Ab/Bb Bb/C - B/C# | B/C# | Bb7(b13) |
| Ebm9 | Ab/Bb Bb | Ebm9 | Ab/Bb B/C# |
| Ebm9 | Ab/Bb Bb/C - B/C# | B/C# | *C/D |
Bb7(b13)=Bb7aug= 6x677x
1弦も鳴っててb9も加わってる感じですが。^^
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最後に歌詞の和訳なんですが、「君と一晩中ロックしたい!」と訳されているものが多い中
「Rock」を「Sex」と訳しているブログを発見し、妙に腑に落ちています。
→コチラ
"Rock and Roll" ってのは古いアフロアメリカンのスラングで "Sex" を差すらしい。
「ロック」という言葉、日本で使われるのは精神的な面が主だったりして、アッチではまた微妙にニュアンスが違うんだろな、、、なんて薄っすらとは感じていましたが。
あくまで黒人さんのお話で、白人社会ではまた違うんでしょうしね。
でも、黒人さんも15歳の少女に歌わすくらいですから、まんまでは無く別の意味もあるんだろな、と。
当時の人種差別的時代背景を含めて考えると、言葉の意味一つ、使い方一つ、実はいろいろありそうで深いっス。。。
って、勘ぐり過ぎか。汗






