トヨタがルマン、WRC、ダカールラリー(かつてのパリダカ)と、年をまたいで全制覇ってか。
ルマンとダカールは初。
四十ウン年モータースポーツを追い続けてる者としては、何とも感慨深い。。。
ダカールのゴールと共に伝統のモンテカルロラリーが開幕と、WRCの2019シーズンが始まる。
WRCは今年も接戦だろうけれど、ライバル不在のルマンは無事に完走さえ出来れば2連覇。
もれなく年をまたいだスーパーシーズンのWECのシリーズチャンピオンも付いてくる。
2019シーズンの完全制覇も夢じゃ無い。
今シーズンはレッドブルに載せるホンダF1も今回こそはソコソコ期待出来そうだし
旭化成がWRCの大会オフィシャルスポンサーになったり
NTTがインディカーシリーズの冠スポンサーになったり
昨今の冷え込んだモータースポーツ界にようやく光も見えてきて
久々に元気な日本企業が世界の舞台で活躍する姿が観れるのは素直に嬉しいもんデス。^^
さてさて。
今日はベタにこの曲を。
例のG+でメモってたのを転記シリーズです、ハイ。
正しくは、、、
G+でメモってたのを3年ぶりに見返したら新たな発見があり、今更ネタにするシリーズか。汗
Corinne Bailey Rae | Put Your Records On
Corinne Bailey Rae | Corinne Bailey Rae (2006)
Corinne Bailey Rae
777円
Amazon |
もうあれから13年も経つんやねぇ。。。
改めて通して聴くと、13年前に聴いた頃よりも遥かに良いアルバムに感じる。
このデビューアルバムがいきなり400万枚を突破し、当時凄い勢いで一世を風靡した。
*アメリカ、イギリス、カナダでプラチナディスク、ブラジルでゴールドディスクとなり
2007年、グラミー主要4部門の、"Best New Artist" "Record of the Year" "Song of the Year"と3部門にノミネートされる。
翌2008年にも、このアルバムから"Like a Star"が"Song of the Year"にノミネートされた。
ちなみにその年は、ハービーハンコックのアルバム "River: The Joni Letters" にFeaturingで参加し、それがグラミーを獲った。
前年に"iTunes Music Store"の日本での配信がスタートし
iPod x iTunesも一般的に広く普及。
音楽を「買う」「聴く」「探す」「持ち出す」「所有する」「贈る」等
全てのスタイルが一変した頃。
iTunesStoreが「iTunes Session」なんて独自企画を彼女を使って打ち出して来たりしてたのでセットで印象に残ってマス。
Corinne Bailey Rae | Put Your Records On (iTunes Session 2007)
Capitol Records でのスタジオライブだが、今のYouTubeでの「1 Mic 1 Take」(マイク一本での一発録りスタジオライブ)なんて企画に繋がってる気がする。
そのiTunes Sessionで、Zepのカヴァー"Since I've Been Loving You" も演ってましてネ。
ズバリの音源がYouTube上に見当たら無いが、上手く自分のカラーに仕立てコレはコレでハマっているのをご覧いただきたい。
Corinne Bailey Rae | Since I've Been Loving You (Live)
なんて、話がそれましたネ。。
そうそう。
殆どの曲が1曲@99セント均一だったのに、日本市場開設と共にそれが@150円に設定され「マジかよ...」ってなってたのも思い出した・・・
そんな当時にiTunesStore限定で出てた気もするが(うろ覚え)
シンプルなアコースティックヴァージョンがまた良くて
Corinne Bailey Rae | Put Your Records On (Acoustic Version)
その流れを汲むスタジオライブの映像も参考に、、、
Corinne Bailey Rae | Put Your Records On (Studio Live at TV Show "Breakfast with the Arts" 2006)
そんなアコースティックver.を改めて採ってみる。
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[Intro]
| A | Ebm7* | Esus13 E9 | - |
[A]
| A | F#m6 | Esus13 E9 | A |
| A | F#m6 | Esus13 E9 | A E/Ab |
[B]
| F#m | C#/F | DM7/E | B9 |
| DM7 | DM7 | DmM7 | DmM7 (D/E) |
[C]
| A | F#m6 | Esus13 E9 | A |
| A | F#m6 | Esus13 E9 | A |
| DM7 | DmM7 |
① | A (D/E) |
② | →[Bridge]
[A-2]
| A | F#m6 | D/E | A* |
| A | F#m6 | Esus13 E9 | A E/Ab |
[B]
[C]
[Bridge]
| Bm (Bm/A) Bm (Bm/A) | Bm (Bm/A) Bm (D69/C#) |
| F#m (F#m/E) F#m (F#m/E) | F#m - - (D69/C#) |
| Bm (Bm/A) Bm (Bm/A) | Bm (Bm/A) Bm (D69/C#) |
| Esus13 E9 | A |
[Outro]
| A (break) | F#m6 | Esus13 E9 | A |
| A | F#m6 | Esus13 E9 | A |
| A | F#m6 | Esus13 E9 | A |
| A | F#m6 | Esus13 E9 | A |
rit... | DM7 | DmM7 | A |
Ebm7*= x646xx
Esus13= x77779
E9= x7677(7)
F#m6= 2x122x
E/Ab= 4x(2)45x
C#/F= 1xx121
DM7/E (Esus13(9)*) = 0(2)2222, x7767x
B9= x21222
DM7= xx0222, x57675
DmM7= xx0221, x57665
D/E (=E11omit3) = 0(2)2232, x7777(7)
A*= x02255
Bm= x24432
Bm/A= x04432
F#m= 244222
F#m/E= 044222
D69/C# (Esus13**) = (0)40200
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以下、あくまでギター目線での解釈です。(鍵盤目線だとまた違うかも知れません)
まずは「Ebm7」(x646xx)
当初はこれに#9(b3rd、つまりF#のオクターブ)も加えたり(x6467x)してたんですけれど
ベースラインから「F#m6」(2x122x)に気付く。
これ、xx122xとx646xxが一緒の音でして。
つまりは「Ebm7/F#」*F#をテンションとしてトップに持ってきたら「Ebm7#9」、同じ構成音である。
ただ、Ebm7とF#m6ではEbm7の5度の音「Bb(A#)」がF#m6のマイナーたる3度の音「A」と半音で当たる。
ですので、Ebm7では「5度抜きな137のヴォイシング」を「敢えて」用いる。
5度を入れた普通の「x68676」や「xxx322」では色が違うのである。
ちなみにEb(D#)とF#(Gb)はメジャーとマイナーの関係で、言わば親戚みたいなもんで
そんなのをちゃんと理解してれば、↑ではF#m6としてるところもEbm7でも良いんデス。
他、#9ノリで弾こうが省略しようが、理解さえしてればプレイに自由が生まれる。
あと、コードネームをどう表記すべきか、悩むんですが、、、
↑で「Esus13」「DM7/E」「D/E」「D69/C#」
と、(とりあえず)表記してるコードの構成音はほぼ同じ。
つまりは、「Esus13」に含まれる構成音。
Root= E
4th(11th)=sus= A
5th= B
b7th= D
13th(6th)= C#(Db)
9th= F#(Gb)
端折られる音、音の並び、ダブる音、、、
そんなヴォイシングの違いで響きが変わるが使われる音ほぼ同じ。
ギター1本のアコースティックヴァージョンのみで用いられているので、意図的に散りばめてるんだろうけども、アレンジした人スゲー、って話で。
てか、このイギリスのTV映像の人かも知れませんが、こーいうのがアコギストならではのセンスを感じるところ。
こんな発見が出来た時は愉しい。
うん、次の学会で発表しよう。(何処の学会やねんw)
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そんなこんなで、最後は彼に〆てもらいませう。
Mateus Asato | Put Your Records On