先日、NB1ビルの尻上がりを直すために、リヤダンパーにC溝を入れようと頑張っていた。
ところが、ロア・スプリングシートの取り外しでつまずいた。
ところが、ロア・スプリングシートの取り外しでつまずいた。
プラハンマーで何度叩いても、硬く張り付いていてびくともしない。
これ以上無理すると、ダンパー自体がオシャカになりそうだったので、
部品取りダンパーを手に入れてから、壊しても良いつもりで改めて挑戦することにした。
これ以上無理すると、ダンパー自体がオシャカになりそうだったので、
部品取りダンパーを手に入れてから、壊しても良いつもりで改めて挑戦することにした。
その後、NB2用のビルシュタインを手に入れた。
状態は悪そうで、値段は総額7000円ほどだった。
状態は悪そうで、値段は総額7000円ほどだった。
それまでNAに付けて使っていた物のようだが、バネは純正を短く切ったのが組まれていて、
しかもバネが遊びでグラついている位だったから、ダンパーの劣化もきっと激しいだろうと思っていた。
しかもバネが遊びでグラついている位だったから、ダンパーの劣化もきっと激しいだろうと思っていた。
最悪でもスプリングシートとアッパーマウント位は使えるだろうと割り切ったうえで購入した。
早速バラしてダンパーを取り出してしてみると、4本とも意外としっかりしているようだ。
フロントは押し込んでみると奥に行くほど少しずつ柔らかくなって行くような感じがした。
リヤは奥まで押し込んで行っても硬さは一定な感じでしっかりした感じ。
リヤは奥まで押し込んで行っても硬さは一定な感じでしっかりした感じ。
フロントの動作は、後期ビルの特性なのかヘタリによるものなのか良く判らないでいるが、
ロッドを押し込む時の力はNB1同様にかなりの力が必要だし、
左右の動きを比較してもバラつきはほとんど無いので、それなりに使えるともの判断した。
ロッドを押し込む時の力はNB1同様にかなりの力が必要だし、
左右の動きを比較してもバラつきはほとんど無いので、それなりに使えるともの判断した。
もともと、コイツをぶっ壊すつもりでスプリングシートを取り出してNB1に付けるつもりだったが、
ダンパーが使えるとなると色々と欲が出てくる。
ダンパーが使えるとなると色々と欲が出てくる。
取り合えず、最初に寸法測定をしてデータ収集をしてみた。

間違いも有るかも知れないが、手持ちの他のダンパーのデータも合わせて書いてみる。

間違いも有るかも知れないが、手持ちの他のダンパーのデータも合わせて書いてみる。
写真のA寸法 バンプストッパー当たり面までの高さ
フロント
・NB1黒ノーマル 363ミリ
・NB1ビルシュタイン 364ミリ
・NB2黒ノーマル 371ミリ
・NB2ビルシュタイン 370ミリ
・オートエグゼスポーツ 353ミリ
・NB1黒ノーマル 363ミリ
・NB1ビルシュタイン 364ミリ
・NB2黒ノーマル 371ミリ
・NB2ビルシュタイン 370ミリ
・オートエグゼスポーツ 353ミリ
リヤ
・NB1黒ノーマル 272ミリ
・NB1ビルシュタイン 272ミリ
・NB2黒ノーマル 272ミリ
・NB2ビルシュタイン 272ミリ
・オートエグゼスポーツ 260ミリ
・NB1黒ノーマル 272ミリ
・NB1ビルシュタイン 272ミリ
・NB2黒ノーマル 272ミリ
・NB2ビルシュタイン 272ミリ
・オートエグゼスポーツ 260ミリ
写真のB寸法 ロアスプリングシートの最低部(スプリング端面の当たる所)までの高さ
フロント
・NB1黒ノーマル 232ミリ
・NB1ビルシュタイン 238ミリ
・NB2黒ノーマル 235ミリ
・NB2ビルシュタイン 232ミリ
・オートエグゼスポーツ 232ミリ
・NB1黒ノーマル 232ミリ
・NB1ビルシュタイン 238ミリ
・NB2黒ノーマル 235ミリ
・NB2ビルシュタイン 232ミリ
・オートエグゼスポーツ 232ミリ
リヤ
・NB1黒ノーマル 144ミリ
・NB1ビルシュタイン 156ミリ
・NB2黒ノーマル 146ミリ
・NB2ビルシュタイン 149ミリ
・オートエグゼスポーツ 148ミリ
・NB1黒ノーマル 144ミリ
・NB1ビルシュタイン 156ミリ
・NB2黒ノーマル 146ミリ
・NB2ビルシュタイン 149ミリ
・オートエグゼスポーツ 148ミリ
各ダンパーともケース長、スプリングシートなど、寸法はさまざまで、
年式・仕様によっても傾向が見えてくる。
年式・仕様によっても傾向が見えてくる。
あくまで自分の感じだけど、アイバッハは、バンプストッパーのカット量の指示から考えていくと
たぶんNB1の黒いノーマルダンパーに合わせて設計してあるような感じがしています。
たぶんNB1の黒いノーマルダンパーに合わせて設計してあるような感じがしています。
上記の数値を比較しているうちに、NB1ビルのフロントとNB2ビルのリヤで組み合わせれば
尻上がりの車高が平らに近くなって、重量バランスもちょうど良くなりそうな感じがした。
尻上がりの車高が平らに近くなって、重量バランスもちょうど良くなりそうな感じがした。
前後サスユニット脱着作業もいいかげん面倒になってきたので、その手で行くつもりでいたが、
NB2ビルのフロントも試してもみたいので、手抜きは止めにした。
NB2ビルのフロントも試してもみたいので、手抜きは止めにした。
結局、前後共NB2ビルとアイバッハで試してみることにした。
それと、リヤダンパーにC溝を入れてリヤ側の車高を調整出来るようにする。
それと、リヤダンパーにC溝を入れてリヤ側の車高を調整出来るようにする。
・リヤダンパーのアルミのロアシート抜き。
気が重い作業だったが、50パイぐらいあるプラハンマーを使って裏側から叩き続けて抜いた。
気が重い作業だったが、50パイぐらいあるプラハンマーを使って裏側から叩き続けて抜いた。
このNB2ビルはNB1ビルよりボンドの付きが甘いみたいで、叩き始めたら以外と楽に動き始めた。
ハンマーなどで強めに衝撃を与えてボンドを剥がすようにバラして行くのが一番良いみたいだ。
叩く音を聞き分け、加減しながら、対角に叩いていくうちに、2本とも外すことが出来た。
ハンマーなどで強めに衝撃を与えてボンドを剥がすようにバラして行くのが一番良いみたいだ。
叩く音を聞き分け、加減しながら、対角に叩いていくうちに、2本とも外すことが出来た。
結局、ダンパーの黄色い塗装は剥がれるし、抜いてからのボンド剥がしにも手間取ったうえに、
腕は痛くなるわで散々な目にあったが、難題が解決したので気分は良かった。
腕は痛くなるわで散々な目にあったが、難題が解決したので気分は良かった。
・リヤダンパーC溝入れ。
ロアシートがうまく外れて仕事にも勢いが付いたので、今度はC溝を10ミリ下に一本入れた。

溝の位置は、上のデータと、フロントが重ためのAT車を考慮しながら、
NB1ビルの経験も含めて決めてみた。
ロアシートがうまく外れて仕事にも勢いが付いたので、今度はC溝を10ミリ下に一本入れた。

溝の位置は、上のデータと、フロントが重ためのAT車を考慮しながら、
NB1ビルの経験も含めて決めてみた。
Cリングの厚みは1.5ミリだから、ハイスのバイトを1.6ミリに研いで旋盤に付け、
一応、ダンパーをチャックに付けたときの芯だしは100分の3ミリ以内に収めてセットした。
そして、Cリングを組み付けた時の外径が53.5ミリになるように溝をいれた。
一応、ダンパーをチャックに付けたときの芯だしは100分の3ミリ以内に収めてセットした。
そして、Cリングを組み付けた時の外径が53.5ミリになるように溝をいれた。
・目玉ブッシュ
フロント 劣化が激しかったので、NB号に付いていた黒ダンパーのものと取り替えた。
リヤ 切れなどは無くもう少し使えそうなので、一度抜いて潰れ気味の方を下にして圧入し直した。
フロント 劣化が激しかったので、NB号に付いていた黒ダンパーのものと取り替えた。
リヤ 切れなどは無くもう少し使えそうなので、一度抜いて潰れ気味の方を下にして圧入し直した。
ダンパー本体は、錆びだらけで汚いしシールもボロボロなので剥がして黄色く塗ってごまかした。
ビルシュタインとすぐに分かるシール等は全て無くなってしまったので、まるでバナナみたいになった。
本日はダンパーをNB1ビルからNB2ビルへ交換した。
相変わらずの重労働も、実に6回目。
ショップに頼み続けていたら、工賃だけでも高級車高調が買える位の金額になりそうだ。
以前、単車のサスいじりも随分と手間を掛けてやっていたけど、車は大変さが違うなぁ。
ショップに頼み続けていたら、工賃だけでも高級車高調が買える位の金額になりそうだ。
以前、単車のサスいじりも随分と手間を掛けてやっていたけど、車は大変さが違うなぁ。
・アッパーマウント 今迄どおりフロント23ミリUP・リヤ30ミリUPを使用。
・スプリング アイバッハを変わらず使用。
・バンプストッパー 上記データを比較し考慮したうえで設定を変更した。
フロント 中古品を18ミリカットして取り付けた。
リヤ 10ミリカットの奴を再登板させた。
フロント 中古品を18ミリカットして取り付けた。
リヤ 10ミリカットの奴を再登板させた。
交換作業はだいたい4時間半ぐらい掛かったが、トラブルもなく無事完了。
ウマから降ろしてみると、
車高は前後ともホイール中心からフェンダーアーチまでが325ミリ前後。
スキマでみると指2本半ぐらいに収まっていた。
希望通りになったのでとても嬉しかった。
車高は前後ともホイール中心からフェンダーアーチまでが325ミリ前後。
スキマでみると指2本半ぐらいに収まっていた。
希望通りになったのでとても嬉しかった。

早速乗ってみると、NB1の時とは逆にフロントがマイルドになり、リヤは少し硬めの感じがしたが、
総じて乗り心地は、一般道でも硬いなりにも角が取れてきたので、特に不満は感じなかった。
総じて乗り心地は、一般道でも硬いなりにも角が取れてきたので、特に不満は感じなかった。
いつも気になっていた近所の路地のデコボコ道も、乗り心地がだいぶ良くなっていた。
夜になって奥さんと首都高をいつものルートで走ってみたが、こちらもかなりいい感じだった。
ジョイントなどでは、今迄同様にそれなりに突き上げもあるけど、きつい感じのものではなかった。
いつもよりペースを上げて走っていたが、途中から片手運転でリラックスして運転していた。
ジョイントなどでは、今迄同様にそれなりに突き上げもあるけど、きつい感じのものではなかった。
いつもよりペースを上げて走っていたが、途中から片手運転でリラックスして運転していた。
ストロークアップの影響か、ジョイントのある高速カーブもリヤが跳ねずに粘るので怖くなくなった。
もう少しだけ、ヘタリが少ないダンパーだったら、もっと良いかも、っても思うけど
このままでも十分満足出来る足となりました。
このままでも十分満足出来る足となりました。
自分のビルシュタインは、二種類共かなり使い込まれたものだろうから、
断言は出来ないけど、現在の方がマイルドで乗り心地が良いと感じています。
断言は出来ないけど、現在の方がマイルドで乗り心地が良いと感じています。
前回、アッパーマウントのゴム部品とロッドのあいだにグリースを塗ってみた。
ブルブルと出ていた横の振動がだいぶ減ったので、気持ち多めに塗ってみたらほとんど出なくなった。
(ゴム用のシリコン系グリースを使わないとゴムが劣化する可能性あり)
ブルブルと出ていた横の振動がだいぶ減ったので、気持ち多めに塗ってみたらほとんど出なくなった。
(ゴム用のシリコン系グリースを使わないとゴムが劣化する可能性あり)
考えてみれば、N社のプロスペックライダーコンフォートⅡのような設定になってしまったが、
バンプストッパーや、C溝入れは、乏しい経験の中から自分で考えて決めたので、
パクリじゃなくてオマージュって事でご了承を。
バンプストッパーや、C溝入れは、乏しい経験の中から自分で考えて決めたので、
パクリじゃなくてオマージュって事でご了承を。
さしずめ、素人がヤケクソで組んだ足だから、
「アマスペックライダーコンチクショウⅡ」と命名する。
「アマスペックライダーコンチクショウⅡ」と命名する。
当分、暫くはこの足で乗るつもりだけど、
エグゼのスポーツダンパーとアイバッハの組み合わせも試してみたくなってきたところです。
エグゼのスポーツダンパーとアイバッハの組み合わせも試してみたくなってきたところです。
追記 空車時にフロント側のバンプストッパー(18ミリカット品)までのストロークを測ってみたら、
20ミリ近くあった。現状でも特に不満は無いが10ミリ以内と思っていたのでまた予想が外れた。
バンプストッパーを有効に使うなら30ミリUPのアッパーマウントとバンプストッパーを切らないで
組み合わせたほうが無難だったかも知れない。
20ミリ近くあった。現状でも特に不満は無いが10ミリ以内と思っていたのでまた予想が外れた。
バンプストッパーを有効に使うなら30ミリUPのアッパーマウントとバンプストッパーを切らないで
組み合わせたほうが無難だったかも知れない。
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