NB1ビルシュタイン+アイバッハ で以下のように調整して暫く乗ってみた。


フロント ハイアッパー23+バンプカット18ミリ バンプストッパーまでのストローク・約20ミリ
     車軸心~アーチ325ミリ
リヤ   ハイアッパー30+バンプカット10ミリ バンプストッパーまでのストローク・約30ミリ
     車軸心~アーチ330ミリ     (リヤのみCリング調整で10ミリダウンにした)

ちなみに、フェンダーを上から押してみてもサスはほとんど動かない。


乗った感想

町乗りや首都高、碓井バイパスも走ったが、乗り心地はそれほど悪くなくて、楽しく運転できた。
但し、関越で制限速度の3割り増しぐらいで走ると、
それほどでもない段差にもかかわらず、ハンドルが少し取られるようなショックが出て気になった。

このビルシュタインも、使い初めの頃はスピードを出すほど安定するような印象があった。
いじっているうちに改悪の方向に変わってしまったものか、
ダンパー自体の劣化が進んだのかは今ひとつ判断できていない。


ほかに、セッティングをしているうちに気が付いた事。

・Cリングでリヤの車高を下げるとフロントがやわになる傾向があること。
・フロントのバンプタッチまでのストロークを増やしても、同じ傾向になりやすい。
 こちらはダンパーのヘタリもあるだろうが、フロントのスプリングの性格もあるような気がしてる。
 


今までいじってきた感じから、バネにはバネなりの最適なストローク量があるようにも思えてきた。
アイバッハの性格を自分なりに考えてみると、

・組み合せるダンパーはビルだと硬すぎるのではないだろうか。
・バンプストッパーが当たりっ放しだとしても、ひどい底付きはほとんど起きにくい。
・アイバッハの説明書のバンプストッパーのカット指示から、適正なストロークを考えてみると、
 バンプストッパーまでのストロークは、ごくわずかのスキマに設定した方が良さそうだ。





念のため、ダンパーの状態を知るためにビル用の純正バネで組み直してみた。
アッパーマウントやバンプストッパーなどは全てノーマルの部品で組んだ。


NB1ビルシュタイン+ビル用の純正バネ(ノーマル組立て)

フロント バンプストッパーまでのストローク・約10ミリ 車軸心~アーチ・345ミリ
リヤ   バンプストッパーまでのストローク・未測定   車軸心~アーチ・350ミリ

ノーマルにしては、少し車高が低めなので、バネのほうもヘタりが出ているようだ。
フェンダーを上から押してみるとサスは硬いなりに良く動いていた。


走ってみると

街中では、それほど悪くないが、路面が悪いと車体があおられやすい傾向があった。
首都高ではうまく振動が吸収できないのか、車体が落ち着かないので安心して運転できなかった。

路面のうねりで車体があおられる感じはダンパーがバネより硬いときだろうし、
高速の段差で振動を吸収しきれないのはバネよりダンパーが弱いからだろうと思っているんだけど、
今回は両方とも起こるので何だか判らなくなった。

全体的な乗り心地は、ビル用純正バネよりもアイバッハのほうが良かったという皮肉な結果になった。
ダウンサスだとストロークが少ないので、ヘタったビルでも運良く使えていただけなのかも知れないが。


自分のロードスターはビル用に車体が補強されているモデルではないし、
オートマのぶんフロントが重いためにバランスが悪くなっているのかも知れないが、
おそらくこのビルシュタインもどこかが劣化しているのだろう。
(バラしてロッドを手でストロークさせる分にはとても硬いので疑問が残る)


結局、全くのノーマルで使ってもこの有様だから、ビルシュタインは思い切って引退させることにした。

このビルで色々と勉強できたことは良かったし、予算があればOHして再挑戦してみたいとも思う。
幾つか作ったハイアッパーにしても、状態の良いビルで使えばまた結果が変わってくるかもしれない。



現在は別の組み合わせでテスト中。