「RS」ビル交換後、下道や首都高、高速道路を距離にして500キロほど走ったのでメモしとく。


初めて走り出したときの第一印象は「重厚」というか、良く言えば「しっとり」した「大人」な感じがした。
固めの足にしては乗り心地は悪くはないが、路面次第では結構な突き上げを味わうこともある。
このビルシュタインもトロトロ走るよりは速く走った方が乗り心地も良いみたい。


首都高などでは

橋のつなぎ目とかも無難に乗り越えていくし、とくに乗り心地も悪くない。
どちらかと言うと今までよりも速いスピードでも安心してアクセルを踏めるようになった。
ただ、直線でスピードを出した時に路面に吸い付くような感じはあまりない。


コーナーリングは、詳しくないので特に書かないけど、
いつもの峠道を走った時はタイヤを鳴かすような走りでなくても結構なペースで楽しめた。
NDにしてから感じるようになったリヤにも舵が付いてるようなコーナリングはこの足でも健在だった。

 

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何だかんだ言ってるうちに3グレード分の足回りを試したので感想。

「S」

リヤに対してフロントが柔らか過ぎるせいか、ケツが突き上げられる印象が強い。

ダンパー自体は硬いタイプじゃないけど、サスの動き始めは動きが渋い感じがした。

加速時とかはフロントが持ち上がりやすい印象がある。

「SSP」

最初から自然に動き、ある程度動くとダンピングが効いてくる感じ。
比較的、前後のサスの硬さバランスが取れてるようで乗り心地は3グレードの中で一番良かった。

このサスも加速時にフロントが持ち上がりやすい傾向があるがSほどではなく自然な感じだった。

「RS」

終始ガチガチって程ではないが、全体的に減衰力が強めなので乗り心地はそれなりに硬い。
RSもフロントに対してリヤが硬いようで、段差などではケツが突き上げられることが多い。
ダンピングがしっかりしてるので加速時にフロントが上がるような感じは一切なかった。

 

〇 個人的には「SSP」の足が乗りやすくて気に入っています。

 

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追記 2021/10/28

その後、NR-Aのサス(ダンパー+専用スプリングが付いたアッセンプリ)を付けたことがあるので追記。

 

「NR-A」

 

これはクラブマンパックに乗っていた時に10000キロ程度使用した中古品をたまたま手に入れたので一時期付けていた。

NR-AもRSもビルシュタイン製ダンパーだが、中身は別物でNR-Aはスプリング受け皿がCリングで調整できるタイプ。

スプリングもRSはS-SPと同じものに対してNR-Aはレートの高い別物なので、乗り心地はRS以上にハードだった。

 

某自動車評論家が「RSよりNR-Aのサスペンションの方が乗り心地も含めて良かった」と言っていたが、

自分はちょっと違うかなと思った。

 

そのうち同乗者からも不満が出たので、

3か月ぐらい乗ったところでクラブマンパックに戻してしまった。

 

決してNR-Aのサスペンションが悪いと言ってるわけではなく、

自分には合わなかったというだけの話です。

舗装の良い道やサーキットで思いっきり走ってみたいと感じた足でした。