舞いあがれ・・・ すみません 面白くなってきた | 公認会計士 野田弘子の会計と経営の話し

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朝ドラ 舞いあがれ・・・パイロットになりたい女性の話なのね、ふ~ん、ということで

ほぼ時計代わりにしていました。が、町工場の経営者だった父親の突然死で母が社長に、ヒロインもパイロットをあきらめて“ねじ”の営業にという展開。ここのところ真剣に見てます。

 

もう6~7年前ですが、岡山県津山市(ウエストランドの出身地)で女性向けや経営者向けの研修を実施しました。もちろん、会社員として働いていらっしゃる前向きで真摯な女性にもたくさん来ていただきました。また、経営者や経営者である夫なる方を支えている女性の皆さんたちもご参加くださいました・・・思い出すなあ。

 

Aさん

お父様の金属加工の会社を継ぎ、結婚相手に社長になってもらい、二人で会社を切り回していらっしゃいます。”リーマンショックの時はどうして切り抜けられたのか記憶がないぐらい“とおっしゃってました。いつもどうしたら従業員が気持ちよく働けるか、アイディアいっぱい、実行力いっぱいの方です。

 

Bさん

“気楽な主婦になられ~って仲人さんにだまされた!”とおっしゃるBさん。ご夫婦で家業を切り回し、さらに新業態への転換、気が付いたら夫は会長、自分が社長で先頭に立って会社を切り回していらっしゃいました。一昨年メールが来て“無事にM&A,会社は売りました!”とのこと、あっぱれ!

 

Cさん

経理など会社の事務は一手に引き受けて夫の会社を支えていらっしゃいます。別の研修で会社名と名字が一緒の若い女性がいらしたので、“ひょっとして娘さんですか?”とお聞きしたら、”嫁です。私も会社を支えていきたいと思い、姑と同じ考えでやってきたいので先生の研修を受講することにしました“とのこと。講師としては涙が出るほどうれしかった。

 

Dさん

まだまだお若いのに名刺に社長とあり、“社長だった主人が突然亡くなり、創業者の舅も亡くなり、私が継ぐことになりました”とのこと。周りにベテランの方々がいる会社とのことでしたが、どうされているかしら・・・またお会いできたらと思うばかり。

 

日本の産業はこういう中小企業に支えられているのだと改めて思います。

舞いあがれ、今週のダイジェストは心ならずも号泣してしまいました。