だからお前はプロになれ! -6ページ目

だからお前はプロになれ!

正しい方法を実践すれば、誰でもプロアスリートになれる。プロを目指す人、子供をプロに育てたい人のために、その秘密を公開!

前屈が踵、後屈がつま先に

重心移動を行うとすれば

側屈の場合はどうでしょうか?


側屈というのは、

体操で体側を伸ばすような動作です。



例えば右手を上にあげて、

左に倒す側屈を行う場合、

重心は右と左どちらに乗せるべきでしょうか?


ただ側屈と言っても

多少ややこやしいですが、


深く倒すのではなく、

ほんの軽く傾ける程度の側屈だと思って下さい。


その場合体重は右に乗るでしょうか?

それとも左に乗るでしょうか?



この場合は、右足に体重が乗ります。


また傾きが浅い側屈の場合、

左足は浮くぐらいでなければならない。


ほとんどの人は、

左足が浮いたりなどしません。

むしろ逆の左足に重心が移っていたりする。


そういう使い方では、

腰を痛めてしまうし、

腰がまるで使えていない。



普段浅い側屈はしないかもしれませんが、

これは体の使い方を上手にするためにも、

とても大切な体操になってきます。


文章だけでは、イメージが付きにくいかもしれませんが、

正しい重心のかけ方をしっかり覚えて下さい。


前屈は踵に、後屈はつま先に

重心移動すると説明しました。


これをもし逆にすれば、

前屈の場合なら前につんのめってしまう。

そうなりたくないから力を入れブレーキをかける。


そうすれば転ばないことに体が一生懸命になるので、

前屈の動作がおざなりになって、上手く出来ないのです。


後屈もこれと同じです。


運動が苦手な子は、

こういうことが上手く出来ないのです。


しかし運動なり、スポーツなりを習う場合は、

テクニック的なことを習うため、


基礎が出来ない体で

それをやらなければならず

上手くなって行かない。


そうしたことを事細かく分析していき、

出来ないことを出来るようにさせていけば、

誰でもスポーツは上手くなる。


そして才能を潰していない段階であれば、

そうしたことを教えて、それが実践できれば

誰にだってプロになれる可能性を持っているのです。

高校三年か卒業したぐらいの女の子が、

新体操だったと思いますが、先生に筋力がないと言われ、

ウエイトマシンで筋トレしていました。


そんなものは、他のスポーツであればいざ知らず、

マシンで鍛えた所で、

100害あるだけで何の意味もない。


強い筋力が発揮できないのは、

筋力そのものではなく、

重心移動が出来ていないからだろうと思い、


簡単な重心移動が出来ているかのチェックをすると

案の定まるで出来ません。


そのことから筋力に問題があるのではなく、

重心移動に問題があるのは明白ですので、


「パフォーマンスを上げたいのであれば、

マシンで筋トレをするよりも、

まずは重心移動を覚えなければならないよ」


と教えたのですが、

その子は余り納得していない。



それは本心では、

パフォーマンスを上げたいなどとは

思っていなかったのです。


その頃私は、アスリートであれば

誰でもパフォーマンスを

上げたいものだとばかり思っていましたが、


そうではない人もいると知り、

そういう人に余計なことは言ってはいけないと、

大いに反省したものです。



それはさておき、正しい重心移動が出来なければ、

余計に筋肉を使わなければならず、

高いパフォーマンスを発揮できません。


スポーツでは強いパワーを発揮しなければ

いけない場面が多々ありますが、

だからと言って、それを腕力で出すのではありません。


体の総合力で強いパワーを出す。


その場合腕力に頼ると、

力を出した力感はありますが、

実際には体の力がへっこんでしまい、

強いパワーを出せない。




強いパワーを出すために必要な一つが、


重心移動です。