秋の菜園をカラフルにしてくれる食用菊たち、黄色と赤紫それぞれの脇芽を親株から切り取り、写真↑のように水あげしてから、ポットに挿していました。


食用菊は多年草、ですから放ったらかしでも春になれば、枯れた株から新しい芽(脇芽)が出てきます。そのまま放置してもちゃんと花が咲き、花びらも食べられる、、、のですが、オススメは毎年、株を更新すること。そして新しい株は、連作障害を回避するために、親からは離れた別の場所に植えてやる。これで、色鮮やかな食用菊を毎年、目と舌で楽しめるわけです。


食用菊、昨年11/2撮影。


写真↑は昨年の食用菊、黄色と赤紫を4株ずつ植えたもの、10月から先に黄色が咲いて、11月になると入れ替わるように赤紫が開きます。


花びらを食べます、昨年11/5。


食用菊には、刺身の脇に花ごと添える小ぶりな品種もありますが、我が菜園のやつは、ふわふわの花びらをむしり取って食べます。


写真↑は黄色を片付けるときにまとめて収穫した花びら、黄色4株でこんなにありました。生のままサラダに散らしたり、さっと湯がいてお浸しにしたりですが、食べ切れない分は薄い酢水(色褪せ止め)で湯がいてから、小分けして冷凍保存しました。そしたら、鮮やかな色どりのまま、正月くらいまでは保ちます。


食用菊の挿し枝苗、5/24。


今年の挿し枝苗は写真↑のように、予備も含めて黄色と赤紫それぞれ5株ずつをポットに挿してました。しかし、残念ながら、黄色がひと株だけ、うまく根っこが出なかったようで、枯れてます。写真↑右手前。


畑に定植するのは、去年から減らして、黄色、赤紫それぞれ3株ずつなので、問題はないのですが、やはり、こういう事もある、、、挿し枝には予備は必須と分かりました。


3株ずつ。


バルブプランターで8cmφの植え穴を開けて、ポリポットから苗を慎重に(根鉢を崩さないように)引っこ抜いて、植え穴に落としました。


ちなみに、ウネの方はひと月前に耕転して、有機資材(emボカシ、米ぬか、生ゴミ粉、有機石灰など)を混ぜ込み、黒マルチを被せてありました。


もみ殻。


食用菊は株間、条間ともに30cmで2条植えです。


苗の周りを土寄せしたら、保湿と雑草抑えで株元にはもみ殻をたっぷり掛けました。これで食用菊の定植は完了。このあとは草丈が60cmくらいになったら、倒伏しやすいので、支柱を立てて支えてやります。


食用菊の向こう、写真↑には同じウネに植えた、モロヘイヤ、菊芋、そしてちらっと山芋が見えます。モロヘイヤは初夏から収穫ですが、残りは秋採り、そして片付けは全員揃って、11月末頃になります。



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