イチゴの苗、当地横浜は10月に入ってからが植え付け適期と言われてます。ランナー苗を夏越しさせて、私も昨年までは10月15日前後に植えてました。しかし、今年は半分だけですが、早植えしてみます。


というのは、"イチゴ苗は休眠する冬までに株を大きく育てたほうが、春に大きな実がたくさん採れます"と複数の専門家が仰るからです。


具体的には"育苗ポットをひと回り大きいやつ(例えば3号→3.5号)に鉢増ししたり、あるいは気候が許す限りできるだけ早めに畑に植える"のがオススメだそう。


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幸い、当地横浜は今週に入ってぐっと気温が下がりました。朝夕は20℃を切り、昼間の最高気温も25〜28℃と先週までの猛暑が嘘みたいです。これなら暑さと乾燥に弱いイチゴ苗でも大丈夫でしょう。


↑9月22日、イチゴ苗の定植。


そんなわけで早植えしてみます。

2週間前に、前作がトマトだったウネを半分だけ(幅60cmx1.8m長さ)片付けて耕転して、堆肥代わりに市販の野菜用培土(肥料無し)14リットル、有機石灰を500ml、微生物資材(AG土力)150mlをすき込みました。元肥は市販の鶏糞ベースのemボカシ(npkが243)を750mlです。


イチゴは株間30cm、トマトは60cmで穴位置はそのまま使えます。破れも少なめなので白マルチは流用しました。



イチゴ苗は条間45cmの千鳥植え、写真↑のように、お互いの成長を助けるというコンパニオンプランツとして、ニンニクの種球(鱗片)をイチゴの株間にひとつずつ押し込みました。



保湿と雑草抑えにイチゴ苗の株元とニンニクを埋めた穴には、籾殻をたっぶり被せました。



また台風がやってくる予報です。強風で苗が痛まないよう、活着するまでしばらくはネット(防虫ネット)でトンネルしておきます。



写真↑のように、早植えしたイチゴの西側にはまだトマトが3株(ウネ長さ1.8m分)、残っています。切り戻して脇芽を育ててるのですが、今月末には片付ける予定。そしたら、こちらも早植え同様に市販培土で土づくりしてから、例年と同じタイミングの10月半ば頃に、イチゴ苗を植え付けます。


こうして東半分が早植え、西半分はふつう植えのイチゴウネの出来上がり。専門家が仰るように、来春はたして収穫に差が出るのか、早植えのほうに大きな実がつくかどうか、確かめたいと思います。


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