サツマイモの苗を植える時期が近づいてきました。写真↑は去年の収穫の様子。我が菜園の場合、3.6m長さのウネ一本しかサツマイモに割り当てられないので、ツル苗は10本も有れば充分です。その癖、色々な品種を食べてみたいので、ホームセンターやJA売店で50本とか束売りしてるツル苗だと多すぎ、やむなく育てたい(=食べたい)サツマイモを買ってきて、自宅で芽出ししてツル苗を採ってます。


↑直売所で買ったサツマイモたち。


昨秋にJA直売所で買ったサツマイモ、写真↑左から、紅はるか、パープルスイートロード(紫芋)、そしてシルクスイート。ふたつずつパックされてたので、それぞれひとつずつ、ふつうに土に伏せ込むのと併せて、水に浸す水耕栽培を試してみました。サツマイモは全部、栽培を始める直前に温湯(48℃)に40分ドブ浸けして除菌してます。


↑2月14日、水耕栽培開始。


↑2月18日、プランター(土耕)栽培もスタート。


サツマイモの発芽には最低16℃の温度が必要、始めたのが真冬の2月中旬でしたから、どちらも暖房が入る居間に置き、水耕栽培はネット情報をもとに水は毎朝、新しい温水(20℃)に交換しました。プランターは例年どおり、黒のゴミ袋に包んで放置。


↑3月5日、水耕栽培のサツマイモが発根。


水耕栽培は毎朝水を換えるときに、発芽や発根をチェックしてましたが、根っこが出たのは水耕開始から3週間でした。三品種の中では紫芋のパープルスイートロードが1番、紅はるか、シルクスイートも根っこが動いてる感じはしますが、はっきりせず。


↑3月10日、プランターから発芽。


一方で、プランター植えのサツマイモは紅はるかが同じ頃に発芽してました。水耕と違いこちらはたまーにしか見てなかったので、実際の発芽はもっと早かったかもしれません。同じ日、水耕の方をチェックしますが、変化なし。発芽は、おそらく発根も、ふつうに土に埋めた方が早いとわかりました。2日遅れでプランターの紫芋も発芽しました。しかし、


↑4月3日、ツルが伸びてきた。


それから1ヶ月、プランターでは紅はるかと紫芋が次々に新しいツルを出しました。が、シルクスイートだけが発芽してません。ひょっとして芋が腐ったのかと土を除けてみますが、異常無し。細い根っこが出てるだけでした。


↑同じ日、水耕→土耕に変更。


クリーンで見栄えも良かった水耕栽培、しかし、発根はしましたが肝心の芽が出てきません。私のやり方(芋の一部だけを水に浸す)が良くないか、あるいはまさかの芋の上下を間違えたか。サツマイモの芽は芋の上側(茎に繋がってた方)からしか出ないそう。芋が腐る懸念もあり、水耕はここで諦めました。


↑5月15日、プランターを外に出しました。


5月になり夜半の気温も15℃を上回るようになったので、プランター植えのサツマイモは外に出しました。紅はるかと紫芋のパープルスイートロードはツルを伸ばして、脇芽も出してます。すでに畑に植えるには十分な本数が確保できました。気になるシルクスイートですが、相変わらず発芽の兆し無し。もう今年は紅はるかと紫芋の2品種で行くかー。


うん?


↑翌5月16日、シルクスイート発芽?


あらまー。シルクスイートの名札近くに新しい芽が見えてます。まさか、シルクスイートの発芽ですか。サツマイモの伏せ込みから実に3ヶ月も経ってました。


我が菜園のサツマイモ、ツル苗の植え付け予定は6月に入ってから、周回遅れですが、これでなんとかシルクスイートも何本かはツル苗を取れそうです。やれやれ。


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