こんにちは札幌市西区琴似にあるリハビリジム プライズネスの理学療法士トレーナー栗谷川です。
2019年12月に第一例のコロナウイルス感染症が報告されてから3年になり、感染予防を目的に外出自粛が推奨され、テレワークや自宅での生活時間が増えたのではないかと思います。
自宅での生活時間が増えること、多くの方は座っている時間が増えたのではないでしょうか?
座る時間が増えると、腰痛や肩こりの増加や運動不足による筋力低下を初めとするフレイルの進行など、当然ですがよいことがあまりありません。
ここでもう一つ、あまり聞きたくない情報を・・・
なんと、座位の時間が多い人はがんの発症率も高くなるデータが!?
仕事上座っている時間とがんの発症率を調べた研究では、
男性では、統計学的に有意ではなかったものの、職業性座位時間が長いほど、がん全体の罹患リスクが高くなる傾向がみられていました。
また部位別にみると、職業性座位時間が長いほど男性の膵がんの罹患リスクが高く、女性では、職業性座位時間が長いほど、肺がんの罹患リスクが高いという関連があったと報告されています。
他の研究においても、運動不足の程度ががんによる死亡リスクの高さと独立して関連していると報告され、座位行動が多い人は、少ない人に比べてがん死亡リスクが82%高かったそうです。
この研究では『座るのを減らしてもっと動く』ことが重要であり、日常生活に30分の運動を採り入れると、がんによる死亡リスクを減らすことができるということを述べています。
みなさんは、どうですか?座る時間増えていませんか?日本人は特に座っている時間が長いと言われています。
運動時間30分あります?運動不足は生活習慣病を招くだけでは、様々な病気と関連があります。
まずは、勇気をもって一歩踏み出して、運動しませんか?
健康があるからこそ、やりたいことや創造的な発想、行動する気力が湧いてきます。
1日30分!ウォーキングや筋力トレーニング、バランス練習など運動を意識して取り入れてみましょう!
自分にあった運動がわからない場合や一人で運動は自身がない方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
私たちが健康をサポートします。