シマリスのふぅちゃん、
来月で2歳になります。
先日のブログの事で、
様々な方から、様々なメールをいただきました。
私は政治家ではなく歌い手なので、いつでも自由に様々という言葉を使っても誰からも叱られることはありません。
様々なライヴハウスがあり、様々なジャンルの
様々なスタイルのミュージシャンの方々が様々に活動をされているとは思いますが、
特にアコースティックライヴに分類される弾き語りの方や2人組3人組のユニットの方が、ライヴハウスの楽屋でチューナーやお財布やスマホが消えてしまったという現象のお話を頂戴いたしました。「この20年位は出演者同士の横のつながりが80年代〜90年代とは異なり、ライヴ当日に「初めまして」と初対面の挨拶をすることが多くなり、おのずと楽屋のセキュリティも低下してしまったのではないかと思っています。」というご意見も多数いただきました。
ウチのギター担当が80年代〜90年代前半の頃に、渋谷のアンダーグラウンドなロックのお店で、その晩に一緒に出演した仲の良い他のバンドの方から、「花粉症辛いよぉ、こんなに鼻水が止まんないんじゃ鼻かみすぎて鼻が取れちゃうよ、テンション下がりすぎてこのまんまじゃ歌えないから薬買ってきて」と、ティッシュで鼻をかみ続けながら蛇柄のお財布からごそっとお金を渡されたそうです。当然、ウチのギター担当は花粉症の薬が必要なのだとそのままの解釈をして、薬局まで走り葛根湯など花粉症の薬を両手に抱えきれないくらい大量に買いこんできてしまったそうです。
頼んだご本人はまさかこのようなお薬を買ってこられるとは思っておらず、激怒されてテンションが上がってしまったそうです。
あの頃は出演者皆が顔見知りで、横のつながりも強かったので楽屋は大切なものやヒミツなものを安心して置いておける場所だったそうです。
ところが、最近はライヴハウスの出演もSNSを通じてのブッキングの募集が増えてしまい、どんな人が出演されるのかすらよく分からない事態になっているようです。まだまだお騒がせウイルスの影響もあり、以前のように活発にライヴ活動が行われるのは難しいとは思いますが、それまでに楽屋のセキュリティ対策をしていただけることを願うばかりです。