グレッチのアニバーサリーTシャツです。
かなり前に渋谷の楽器店で、
グレッチのギターがとてもお買い得になっており、新品で購入した方にTシャツをプレゼントというキャンペーンをやってた時にいただいたものです。
いざスタジオで試しに弾いてみたら、普段使っているフェンダーでは考えられないような配線の不具合でノイズが多く、結局ポットやジャックなどのハンダをリペアショップで直すことになってしまいました。
リペアが完了した直後、知人に「ロカビリーをやりたいからちょっと貸して」と言われて、その時は断りきれずに貸すことになってしまいました。それから3ヶ月くらいが過ぎた頃、その知人から連絡が来て「友達に貸したら紛失されてしまった、申し訳ないけど諦めて」と言われてしまいました。後で事実を知ったのですが、その知人がロカビリーを演奏したライヴバーでお店の人から「貸しギターにちょうどいいから寄付して」としつこく頼まれたらしく、怖くて断りきれずにお店に置いてきてしまったそうです。本当の事が言えずに2ヶ月以上悩んでいたそうです。
こんなこともあって、人に楽器を貸すのは絶対にダメだと思うようになりました。
ギターにはそれぞれ、
人との相性があるのだと学びました。
Tシャツだけが手元に残っていて思ったのは
やはり、グレッチは写真を眺めて楽しむ方が
自分には向いているようです。