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どんどん、チューナーが増えた理由。


ライヴ活動を行なっていた頃、

どんなに気をつけていても、リハの時に使ったチューナーが、

お客様の前で演奏する時には消えているという現象が何度も続きました。

その為チューナーは沢山あった方が良いという考えになり、どんどん増えてしまいました。


不可解な出来事としては、

裏蓋と電池が突然消えてしまったことがありました。



いつか裏蓋が帰ってくると信じて、

今でも捨てられないまま保管しています。 


チューナーにイタズラをする人は、

二度とこの店のライヴに出演するなと言いたかったのか、チューナーや電池が欲しかったのか、

理解に苦しみました。

小学校の頃に学校に行ったら上履きが消えているという現象と同じでしょうか。


そういえば、日吉のNというライヴハウスに出演した時に、私たちより先に演奏を終えた20代の男性が、お友達と一番前の席に座って、私たちが1曲目の演奏を始めたら、「どこどこの飲み会で何々を飲み過ぎて吐いた、駅のホームで鼻から吐いた、トイレで吐こうと思ったら足がフラフラしてその場で吐いた、ズボンの内側を通って靴の中にまで入った」と大きな声で雑談をはじめました。

もう1人の方もヒートアップして「こういう場所で飲んでると吐きたくなるよな、こないだ東横線の中でも吐いちゃったし、あーなんかこの歌聴いてたら吐きそう」と言った瞬間にウチのギターが演奏を止めて、撤収とあいなりました。

お店の方は彼らを注意するわけでもなく、演奏を止めた私たちに何かを言うわけでもなく、

何事もなかったかのように静かに閉店時刻を迎えました。 


もっと訳の分からない出来事としては、

都内のアコースティックライヴでは有名なお店Dでは、私たちの1人前の組でリハーサルをしていた男の子のギターが、ネックのヒビなのかボディの割れなのか、弦を触ったらビリバリと激しい音がして、壊れていたようでチューニングすら合わせられない状態でした。お店の方が、ウチのギターに向かって「あなた、この人にギターを譲ってあげてよ」と言い放ちました。

貸すことさえ嫌なのに何であげなければいけないのかと思い、「困ります」と答えた所、

「冷たい人なんだねぇ」と言われました。

他の方にも同じようなことを言っていたようですが、本番ではその方はギターを持たずにステージに立ってカラオケで歌っていました。


お騒がせウイルスの騒ぎが始まって、

約1年半が経過しました。

人を大事に出来なかったお店は、

淘汰されてしまう時期だと言われています。