母が作ってくれた、
ハハノマスクです。
ところで、私に意見を求めるメールを何通かいただいたのですが、検察官の定年延長をめぐる法案についてどう思いますか?
についてですが、
多くの方が反対というツイートをされているようですが、私としては、その方がちゃんと延長された定年までの期間で公平なお仕事をしてくれるのならば、豊富な知識と経験があるのだから長く働いてもらうのは間違ってはいないと思いますが、
それを内閣が決めるのは三権分立の観点からはおかしいことだと思います。それがよかろうが間違っていようが私が意見をする立場ではないと思っています。
どうせ法案を作るのだったら、国会議事堂の中で、異常に小さなマスクで鼻と口しかかくれないマスクをつけている総理は頼りなく見えてしまうので、プロレスのミルマスカラスの覆面マスクをつけて答弁しなければならないとか、みんなが楽しくなるような法案を作ってほしいです。
こんな、コロナで大変な時に今やらなくてもいいような審議をやっている国会って一体何なんだろうと思ってしまいました。
私だったら、今国会にお願いしたいのは、中途半端になっている、ライブハウスに対しての判断基準を明確に決めて欲しいです。
各自治体ごとのガイドラインで、人を集めてはいけない、集まってはいけない、という判断基準がありますが、ライブハウスは人が集まってはじめて成り立つビジネスです。
人が集まらなければライブにはなりません。だけど人を集めてはいけないから出演者側もお店側も見に来てとは言えません。つまり、チケットを販売して見に来てもらうという、あたりまえのことができなくなっています。じゃあ、配信ライブにしてしまおうか、と考えた時に、配信でも営業していることになるので休業補償の対象にはなりません。つまり休業補償をもらうためには配信をすることができなくなります。
あと、出演者が、無自覚の感染をしていたとしたら歌うことでホール中にウイルスを撒き散らしてしまうことになるので、よほどの検査を受けた出演者か、ペッパー君やR2-D2のようなロボットがステージで歌うしかお客様の安全が保証できません。そして見に来られた方が1人でもウイルスに感染されていたら、集団感染のクラスターになってしまいます。つまり完全にコロナが終息するまでは何もできないという結論になってしまいます。日本のライブという文化が弱体化してしまうという心配をされている方も沢山おられますが、
もともとここ最近のライブ事情は、友達が出演するから見に行くー、義理のある先輩が見に来いと言うから見に行くー、というような感じだったので、1年くらいこのような状態が続いても、
なにも変わらないと思います。
19世紀以降の経済史や経営に関する書籍を読んでいますが、このような状態の時は、政府の助成金や銀行をあてにせずに、今までの仕事に関係のない商売をしたり不特定からの少額の出資を募ったりせずに、動物たちが冬を越す冬眠のようにじっと春を待つ戦略が、
生き残る術だと思っています。