<4億円詐取容疑>佐川印刷元役員を逮捕 京都地検
毎日新聞 11/16(水) 0:52配信
総合印刷会社「佐川印刷」(京都府向日市)の子会社の資金に絡む不正流用事件で、京都地検は15日、逃亡先のフィリピンから強制送還された佐川印刷元役員、湯浅敬二(63)と、湯浅容疑者の元部下の宮口孝(63)の両容疑者を電子計算機使用詐欺容疑で逮捕した。地検は認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は2014年9月、共謀して子会社「エスピータック」(同府亀岡市)の銀行口座から約4億円をインターネットバンキングで不正に引き出し、だまし取ったとされる。
佐川印刷によると、湯浅容疑者は07~14年、シンガポールでのサーキット場建設(約57億円)▽湯浅容疑者が設立した不動産会社への資金(約16億円)▽京都府南丹市のゴルフ場買収(約12億円)▽モンゴルの金融機関への増資(約4億円)--などに流用したという。
捜査関係者によると、湯浅容疑者は知人男性に投資を持ちかけられ、南丹市に寺院を持つ宗教法人の口座などを通じて送金していたとみられる。宮口容疑者はエス社の経理を担当し、湯浅容疑者の指示で送金手続きをしていたとみられる。
湯浅容疑者は15日、フィリピンから成田空港に帰国。伊丹空港経由で京都地検に護送された。湯浅容疑者に接見した男性弁護士によると、「不正送金という認識はなかった」と述べて容疑を否認したという。
信用調査会社によると、佐川印刷は1970年創業で佐川急便グループが主な取引先。【花澤葵、鈴木理之】
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松本山雅ユース選手、強制わいせつ容疑 女性に抱きつく
朝日新聞デジタル 11/16(水) 6:51配信
サッカーJ2松本山雅の育成組織「ユースアカデミー」に選手として所属する高校3年生の少年(18)が10月、強制わいせつなど3容疑で長野県警松本署に逮捕されていたことが、捜査関係者への取材でわかった。少年はいずれの容疑内容も認めており、今月4日に家裁送致されたという。
捜査関係者によると、少年は1月下旬、松本市内の路上で、10代の女性に後ろから抱きついて体を触るなど、わいせつな行為をした疑いがある。また10月4日には、松本市内で、20代の女性にひわいな行為をしたうえ、女性の衣服を汚した疑いがある。少年はいずれの女性とも面識がなかったという。
松本署は10月の事件の被害女性から届け出を受けて捜査を開始。同月5日に少年を県迷惑防止条例違反(ひわいな行為の禁止)と器物損壊の疑いで逮捕。その後の調べで1月の事件への関与も浮上し、10月15日に強制わいせつ容疑で再逮捕した。
松本山雅のユースアカデミーはプロサッカー選手の育成などを目的に2003年から活動している。広報担当者は朝日新聞の取材に対し、少年の逮捕について「コメントできない」と話した。
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「ばか」「山に連れていこうか」知的障害者施設で虐待 暴言、使い込み横行 県は公表せず 熊本県天草市
西日本新聞 11/16(水) 10:11配信
熊本県天草市の知的障害者の入所支援施設で、職員が利用者の所持金を使い込んだり、差別的な発言や襟首をつかむ虐待をしたりしていたとして、県が障害者総合支援法に基づく改善指導をしていたことが15日、分かった。昨年8月にも虐待があったと認定され、指導を受けていた。県は「改善勧告や措置命令などの重い処分ではない」との理由で、いずれも公表していない。
県が虐待を確認したのは、社会福祉法人啓明会が運営する「苓山寮」と「第二苓山寮」で、利用者は計90人。県が情報提供に基づき、今年6月と9月、両施設に立ち入り調査した。
県や施設によると、50代の女性職員が利用者の代行で買い物をした際、私物を購入したり、品物を横領したりしていたのが今春、発覚して解雇された。別の職員たちも襟首をつかむ虐待のほか、「ばか」と暴言を吐いたり、嫌がる利用者に「山に連れていこうか」と言って怖がらせたりした虐待が確認された。県は、施設では過去にも利用者の預かり金の紛失が数件発生するなど、不適切な金銭管理を確認したという。
県は施設側に、12月までに具体的な再発防止策などを示した計画書の提出を求めている。両施設の飽田一夫施設長(67)は西日本新聞の取材に「昨年、県の指導を受けて職員の研修をしてきたが、こういう事態になり、利用者に申し訳ない」と話した。
=2016/11/16付 西日本新聞朝刊=
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中2女子にわいせつ行為 町教委主査を逮捕
河北新報 11/16(水) 9:52配信
中学2年の女子生徒(14)にわいせつな行為をしたとして、警視庁は15日までに、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで、山形県飯豊町教育委員会の教育総務課主査手塚賢太郎容疑者(45)=同県飯豊町黒沢=を逮捕した。逮捕は14日。
逮捕容疑は9月23日、宮城県内のホテルで、同県に住む女子生徒が18歳未満と知りながら、現金2万3千円を渡してわいせつな行為をした疑い。警視庁によると、手塚容疑者は大筋で容疑を認めている。警視庁は2日、インターネットに自分の下着の販売を持ち掛ける書き込みをしたとして、この女子生徒を出会い系サイト規制法違反(禁止誘引行為)容疑で書類送検。調べの中で、今回の被害に遭っていることが判明し、メールでのやりとりなどから手塚容疑者が浮上した。
飯豊町の後藤幸平町長はは15日、役場内で記者会見し「町民をはじめ学校関係者、社会の皆さまにご迷惑をお掛けした。管理者として誠に痛恨の極み。おわび申し上げるとともに再発防止に努めたい」と陳謝した。処分に関しては「推移を見守りながら、厳正適切に対応したい」と話した。
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