被害総額40億円超 詐欺グループのリーダーら逮捕
テレビ朝日系(ANN) 2月25日(木)5時57分配信
これまでに46人が逮捕された大型詐欺事件で、大阪に逃亡していた詐欺グループのリーダーの男ら2人が逮捕されました。被害総額は40億円以上とみられています。
小林宏行容疑者(28)ら2人は、奈良県の女性(72)に証券会社の社員を装い、「社債を購入してくれれば高値で買い取る」などと嘘の電話を掛け、500万円をだまし取った疑いが持たれています。警視庁によりますと、小林容疑者は詐欺グループのリーダーで、このグループの逮捕者は48人になりました。被害総額は全国で40億円以上に上るとみられます。小林容疑者は都内でエステ店などを経営していて、だまし取った金は運転資金に充てていたということです。小林容疑者は23日、逃亡先の大阪市内で身柄を確保されました。取り調べに対し、「弁護士が来るまで話さない」と供述しています。
天童の女性、還付金で詐欺200万円被害
山形新聞 2月25日(木)9時46分配信
県警捜査2課は24日、保険料の還付金名目で、天童市の70代女性が現金200万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。
同課によると、23日午後1時ごろ、市役所保険課の職員を名乗る男から女性宅に「還付金があります。スーパーの現金自動預払機(ATM)に行ってください」と電話があった。女性はスーパーに着くと、携帯電話で指示を受けながらATMを操作したという。経緯を聞いた娘が詐欺被害を疑い、警察に届け出た。
精神科患者を診療所の関連法人代表に… 住基カード不正取得で京都の精神科医を再逮捕へ
産経新聞 2月25日(木)9時17分配信
京都市内で診療所を経営する精神科医が不正取得した患者名義の住民基本台帳カードを悪用し、交通違反の摘発を逃れた事件で、有印私文書偽造・同行使罪で起訴された清水光明被告(42)が、この患者を診療所の関連法人の代表にしていたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。京都府警は25日、この患者の住基カードを不正取得したとして詐欺容疑などで清水被告を再逮捕し、事件の全容解明を進める。
捜査関係者によると、清水被告は平成26年12月、経営する診療所の関連法人の代表社員にこの患者を就任させた。登記簿によると、法人は診療報酬の請求事務や医療機器販売などを行っており、運営には清水被告や妻がかかわっていたという。法人は患者が代表社員に就任した直後の27年1月に解散しており、府警は目的などを調べる。
また、捜査関係者によると、清水被告は26年11月、経営する診療所の個人情報を悪用し、通院中の男性患者名義の住基カードを取得した疑いが持たれている。
府警のこれまでの捜査で、患者名義の住基カードで不正取得したパスポートを悪用して海外渡航を繰り返し、国内外の金融機関で他人名義の口座を10口ほど開設していたという。
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伊勢丹積立金詐欺 森田被告が犯行理由語る「被害者が優しく断らず」
産経新聞 2月25日(木)7時55分配信
「大好きな伊勢丹に貢献したかった」「被害者の優しい気持ちを断らなかった」。夫が勤務していた大手百貨店「三越伊勢丹」社員を装った積立金詐欺事件で、詐欺罪に問われた住所不定、無職、森田弘子被告(52)が24日、さいたま地裁川越支部(駒井雅之裁判長)で行われた公判で、初めて自分の言葉で犯行について語った。その内容は「独り善がり」としか言いようのないものだった。(菅野真沙美)
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起訴状などによると、森田被告は知人に「1口100万円で半年ごとに商品券4万円分が出る」「元本は保証される」などと偽り、架空の積立制度に入会させてカネをだまし取っていたとされる。この日の第6回公判で6人の被害者約6千万円分の追起訴が行われ、被害者は延べ14人、起訴額は計1億円以上となった。
◆夫のノルマのため?
午後1時15分ごろ、上下黒の服にピンク色のサンダル姿で現れた森田被告は、昨年8月の初公判時に比べて白髪が目立った。被告人質問の冒頭、返金の済んでいない被害者に「申し訳ない」と謝罪。犯行理由については「積み立てをきっかけに三越伊勢丹で買い物をしてもらい、夫のノルマ達成を助けるためだった」「もともと勤務していた大好きな伊勢丹に貢献したかった」と主張した。夫は逮捕前の昨年5月、乗用車内で木炭自殺しているのが発見されたが、それ以上の言及はなかった。
「積極的に勧誘しなくても自分から『あとこれぐらいならなら積み立ててできる』とおっしゃってくれる方が多かった」「被害者が喜んで優しい気持ちでやってくれたので、こちからから断ることはなかった」。責任転嫁の言葉に、傍聴席から失笑も漏れた。
◆弁済「分からない」
ウソの特典のため、被害者の積立金が増えるほど森田被告の負担額は増えたが、資産運用などは一切していなかった。「返済する意思や能力があった」と主張する一方、自己資産額や最大2億円以上の負債額を把握せず、裁判官から被害金弁済完了時期を問われると「分かりません」と小さな声で答えた。
傍聴した被害女性は「話がうまくて人当たりも良く、すっかりだまされてしまった。こんなに被害者が多いとは知らなかった。果たしてお金を取り戻せるのか…」と途方にくれた様子だった。
論告・求刑公判は3月23日に行われる。
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