マグロ販売の次は「エビ養殖場」…嘘の購入話で同じ男性から5千万円詐取
産経新聞 2月24日(水)8時22分配信
クルマエビ養殖場の買い取りを持ちかけ現金5千万円をだまし取ったとして、兵庫県警西宮署は23日、詐欺容疑で、大阪府豊中市向丘、軽油販売会社社長、足利比佐雄被告(59)=別の同罪で起訴=ら3人を再逮捕し、大分県国東市国見町中、漁業、近乗美信容疑者(62)と同市の男(68)を逮捕した。足利容疑者は「全額は受け取っていない」と一部否認しているという。
逮捕容疑は共謀し、平成23年2~4月、国東市のクルマエビ養殖場を買い取る話があると嘘をつき、尼崎市の無職男性(64)から現金5千万円をだまし取ったとしている。
足利容疑者ら3人は養殖マグロ販売の投資話で同じ男性から同年4月に現金200万円をだまし取ったとして今月2日、西宮署に同容疑で逮捕された。
生活保護費143万円不正受給 容疑で堺の50代夫婦を逮捕
産経新聞 2月23日(火)19時9分配信
生活保護費を不正に受給したとして、大阪府警警備部は23日、詐欺容疑で、堺市南区三原台、新熊(しんくま)隆容疑者(51)と妻の千鳥(ちどり)容疑者(55)を逮捕した。ともに容疑を認めているという。
逮捕容疑は、千鳥容疑者が飲食店のパートで得た収入を本来より少なく記載した虚偽の収入申告書を地元の南区役所に申告し、平成25年4月~昨年11月分の生活保護費約143万円をだまし取ったとしている。
新熊容疑者は調べに対し「生活が苦しく、光熱費や家賃に充てた」と供述している。
60代女性がニセ電話詐欺で2300万円被害 株代理購入誘われ
佐賀新聞 2月23日(火)11時11分配信
佐賀署は22日、佐賀県内の60歳代女性が、未公開株の代理購入をすれば報酬を支払うと持ちかけられ、総額2300万円をだまし取られるニセ電話詐欺事件が発生したと発表した。
同署によると、2013年8月、証券会社の社員を名乗る男から女性宅の固定電話に「未公開株を8千万円分購入し、後日、名義変更してほしい。お礼に800万円差し上げる」と電話があった。女性は、郵送されてきたパンフレットや複数回の電話で信じ込み、同年10月、佐賀市内のホテルで男と会い、現金2千万円を手渡した。その後も購入を持ちかけられ、同市内の別のホテルで別の男に現金300万円を渡した。
同年12月、「理由があって来年4月まで連絡が取れなくなるが待ってほしい」と電話があったが、14年4月以降も連絡がなく、今月中旬に同署に相談して被害が判明した。
「国税が動く。トラブル回避に金がいる…」高齢女性から600万円騙し取った22歳を逮捕
産経新聞 2月22日(月)20時5分配信
外貨取引に絡むトラブル回避名目で現金600万円をだまし取ったとして、京都府警山科署は22日、詐欺の疑いで、群馬県高崎市飯塚町の無職、後藤功樹被告(22)=詐欺罪などで起訴=を再逮捕した。同署によると、容疑を認めている。同署は後藤容疑者が詐欺グループの現金の受け取り役とみて全容解明を進めている。
逮捕容疑は平成27年11月、共犯者とともに和歌山県の女性(86)に証券会社をかたり、「あなたにインドネシア通貨を購入する権利が与えられた」「名義を貸してほしい」などと電話。さらに、別の会社をかたり「名義貸しは違法。国税局が動きます」などとしてトラブル回避名目で、現金600万円をだまし取ったとしている。
同署は昨年12月以降、同様の手口の詐欺や詐欺未遂容疑で後藤容疑者を逮捕しており、今回で4回目。