本日の天気は雨、やれる作業が限られてしまいます。
CB750KAのキャブレターのオーバーホールも終了した後なので、アイドリング時の
空燃比でも測定してみよう。
O2センサーを装着。
LM-2を接続します。
電源は無線用の安定化電源から。
今回はアイドリング時の空燃比のみを測定するため、点火信号は接続していません。
よって回転数の表示はなし。
本来は走行後のエンジンが完全に温まっている状態で測定しますが、今日は雨が降っていて
走行できないので、あくまでも参考程度ということで。
理想空燃比に近い値ですが、もう少し濃い方が回転は安定します。
① パイロットスクリューで濃くする
② エアスクリューで濃くする
③ スロージェットで濃くする
とりあえず簡単な方、エアスクリューを1/8回転締めて測定。
約、0.8濃くなりました。
パイロットスクリューを開ければアイドリング付近のみの空燃比が濃くなりますが、エアスク
リューを閉じればアイドリングからアクセル開度1/4あたりまで濃くなるので影響力の範囲が
広くなります。
また、スロージェットの番手を上げると、アイドリング時のA/Fがかなり濃くなりエアスクリュ
ー、ニードルのストレート径などのバランスが大きく崩れます。
以前の測定でエアスクリューは7/8戻しが限界(それ以上閉じるとアクセル開度1/8で濃すぎる)
スロージェットも50番をテストしていますが、現在の48番で落ち着いた経緯があります。
なのでパイロットスクリューでの調整になるでしょう。
パイロットスクリューで濃くする状態も測定したかったのですが、部屋の中が排気ガスで充満
されてしまったので断念。 (換気設備が貧弱)
久しぶりにA/F計で遊んでみると結構楽しい。
今度、1日かけて慣らしの終わったCBX750Fで走行中の空燃比も測定してみようかな?