CBX750F エンジン組み立て④ | プライベートでいこう

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素人ながら、なるべく自分の頭と腕でバイクの整備やカスタムを行うおじさんのブログ

フレームに載せた腰下に部品を組み付けていきます。

最初はクラッチ

 

メインシャフトのオイルポンプ駆動ギアには4か所の凸が付いていて、アウターハウジン

グ裏の凹に差し込むようになっています。

 

 

 

 

メインシャフトにアウターハウジングを差し込み、軽く押しながらケースの奥に見える

オイルポンプのギアをマイナスドライバーでチマチマと回転させます。

 

するとメインシャフトギアの凸とアウターハウジングの凹が「ガコッ」と音を立てて噛み

合います。

 

 

 

 

インナーハウジングを組み付け、オイルを塗りながらフリクションプレートとクラッチディスク

を交互に組付けます。

 

 

 

 

CBX750Fはクラッチスプリングがコーン型になっていて、純正品は廃盤となってい

ますが新品を持っていました。

 

 

 

 

この新品はRC42の教習車用で、通常のRC42はコイルスプリング型でワイヤー式で

すが、なぜか教習車のRC42はCBX750Fと同じコーンスプリング型の油圧式です。

 

このRC42用がCBXと全く同じ物か判りませんが、寸法はCBX用と同じでした。

 

 

 

 

今回この新品を使用しないと今後使う事はないだろうと思い、新品と交換しました。

 

不具合があってもエンジン降ろさなくても交換できるし。

 

クラッチを組み終えたら反対側のジェネレーターとスプロケット周辺です。

 

ここで痛恨の作業ミスが発覚

 

エアセパレーターカバーからクランクケース下部を繋ぐオイルパイプ、エンジンをフレー

ムに載せる前に付けておくことをすっかり忘れていました。素人あるあるです。

 

 

 

 

 

パイプをクランクケースとフレームの間を縫うように通して所定の場所にセットする事は

出来ました。また、バンジョーボルトをクランクケース側に挿入できる事も確認しました。

 

「よかった」と安心していたら、バンジョーボルトをオイルパイプのバンジョーを通して

セットしようとすると、オイルパイプの自由度が無いためフレームと干渉してボルトが入

りません。

 

30分くらい試行錯誤しましたが、結局諦めて固定したエンジンマウントボルトを全て抜き

取りました。

 

 

 

 

ギリギリでボルトが挿入できない状態だったので、僅かにエンジンを傾けたらすんなり

固定できました。

 

 

 

 

 

ドライブスプロケットとACジェネレーターを固定。

 

 

 

 

 

スピード検知ができるように改造したスプロケットカバー。

 

 

 

 

 

 

今まではRC42用を使っていました。形状はCBX750Fと全く同じですが、RC42

は5速でCBXは6速なのでシフトパターンの表示部分が加工されています。

 

 

 

 

 

カバー類を付けて完了。

 

 

 

 

いよいよシリンダーに進みます。

 

つづく