CBX750F ジェットニードルのクリップ段数 | プライベートでいこう

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素人ながら、なるべく自分の頭と腕でバイクの整備やカスタムを行うおじさんのブログ

以前の記事に書いたが、ジェットニードルのクリップ段数を2段から3段に変えてテスト

走行してみます。

 

私は作業の内容や消耗品の交換、キャブレターの変更等ノートに記録しています。

 

JN:90FTPの3段は以前テストしていて、その時の記録では走行フィーリングは

「良好」だったが、空燃比計ではかなり濃い状態だったため2段に戻しています。

 

最近思う事は、空燃比計の値も大事だが自分の感覚で可否を決めるのも大切なのでは?

と思うようになりました。

 

           「特にクリップ段数は」

 

 

 

 

FCRはレーシングキャブレターなので空燃比計で濃すぎない状態まで燃料を絞るよりも

多少濃いめでも燃料をリッチ状態にした方がパワフルになります、もちろん限度もありま

すが。

 

また、最近某ブログでFCRに空燃比計を利用して熱心に調整している方の記事にも同じ

ような事が書かれていました。

 

なので、再度クリップ3段を試してみたいと思います。

 

クリップの位置を変えるついでに冬用のニードル90FTNに替えようと思いニードルの

入っている箱の中を見てみると・・・現在FCRにセットしてあるはずの90FTPが袋

の中に入っています。中身を確認してみると間違いなく90FTP。その横には90FTN

の空袋。

 

 

 

 

今年の春に夏用の90FTPに交換するのを忘れたようです(汗)

 

そんなミスが発覚しつつもクリップを3段に交換、90FTNの3段。

 

ちなみにニードル番号の末尾、PとNはニードルのストレート径の違いで、Nの方が1/100mm

細い(濃くなる)です。

 

 

 

 

テスト走行に出かけます。今回はあくまでも体感に頼るのが目的なので空燃比計は付けません。

 

遠方まで足を延ばそうかとも思いましたがあくまでもテスト走行なので近場を走り、問題が

出なければ高速道路を使ったテストをしてみます。

 

 

 

 

まずはエンジンの始動性、FCRはチョークがありません。冷間時のエンジンの始動はアクセ

ルを数回あおり加速ポンプで燃料を噴射して始動します。

 

          「始動性は良好」

 

久能海岸を通り三保の先端にある松林。

 

 

 

 

そして三保灯台前で休憩、富士山がよく見えます。

 

 

 

 

 

 

 

折戸湾を回って日の出ふ頭、エスパルスドリームプラザの観覧車と遊覧船。

 

 

 

 

 

ここまでの一般道では特に問題ありません。このまま52号線に入り山梨方面へ。

 

道の駅「とみざわ」まで走ってきたが、軽めのワインディングにおいても特に問題なく

濃い方向に振ったがアクセルの反応も良いです。

 

 

 

 

最後は高速走行、中部横断自動車道の「富沢IC」から高速に乗り最後のテスト。

 

アクセルを急開した時の加速はクリップ2段より3段の方が明らかに良いです

 

              「凄くパワフル」

 

やっぱりレーシングキャブレターは空燃比計の数値は目安に留め、燃料をガンガン送り

込むものだと再確認しました。

 

帰宅後プラグの焼けを確認しました。以前よりも濃い焼け方をしていますが被ってしま

う事は無いでしょう。でも4段は無理かな?いずれ試してみるつもりです。

 

 

 

 

このFCR33を装着して約10年。メインジェット、スロージェット、ジェットニードル等

広範囲にわたりテストしてきましたが、もう今の状態から大きく変化させる事は無いと思

われます。

 

冬にはFCRのオーバーホールを予定しています。CRは何度も分解オーバーホールを経験

していますが、FCRは初めての試みです。